ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.6(2009/06/19〜20) E
【6月20日(土)、観光センター − 春スキーバス】
観光センター前駐車場 − 快晴の青空にくっきりとノリクラの稜線 |
6月20日(土)の朝も綺麗な青空に包まれた快晴が広がります。秋を思わせるようなくっきりとした透明感溢れる青空にノリクラの稜線がくっきりと映えます。
乗鞍天空マラソン開催のため、南半分が駐車禁止 |
明日、6月21日(日)は乗鞍天空マラソンが開催されるため、観光センター前駐車場は南半分が駐車禁止の措置が取られています。北半分は通常通り駐車できます。
出発の準備 |
この快晴の天候にもかかわらず、訪れるスキーヤー・ボーダーの方はあまり多くありませんが、朝から強い日差しに包まれ、準備している最中から汗ばんでくるほどの状態。
今年もノリクラ通いが始まります | それぞれの状況を報告しあって... |
「昨シーズンは良い成績を収めることができました。」と、おっしゃってくださったアルペンレーサーの親子。今年は初めてのノリクラです。「この成績もノリクラでのトレーニングがあってこそ...ありがたいことだと思っています。」と、語ってくださいました。そして、同じくノリクラでアルペンのトレーニングをするジュニアチームとも今年初めての再会で、それぞれの状況を報告しあいます。
これからさらにステップアップして行く中、ノリクラでのトレーニングを忘れずに成長していってもらいたいと願うものです。
観光センター前バス停 |
そして、春スキーバスの始発便がやってくる時間が近くなると、いつものように道路を挟んだ反対側の路線バスのバス停にスキーヤー・ボーダーの方々が集まり始めます。
先週も申し上げたように、7月から始まる畳平行きのシャトルバスの乗降場所は観光センター駐車場内に設置されますが、春スキーバスは観光センター駐車場外の車道沿いの路線バスの停留所での発着です。
天空マラソン開催のため、明日6月21日(日)の春スキーバスは運休 |
そして、明日6月21日(日)に開催される第4回乗鞍天空マラソンのため、春スキーバスは全便運休の措置が取られ、新島々や白骨温泉方面から休暇村方面へ往復する路線バスも一部の便は観光センター発着となっています。
春スキーバスが定刻前にやってきていつものようにトランクへの積み込みが終わると...
大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に向けて出発です。
【春スキーバス、車窓から】
魔利支天バス停上(29号カーブ)付近 | 冷泉小屋付近 |
それでは春スキーバスの車窓の様子をお伝えします。冷泉小屋付近までは本当に新緑の美しい光景が途切れることなく続いて行きます。
沿道に積雪 |
そして、冷泉小屋を過ぎた辺りから沿道に積雪が残るようになり...
位ヶ原山荘 | 雪景色 |
位ヶ原山荘付近から始まる森林限界を境に雪景色の光景が間近に迫るようになってきます。
青と白の世界が訪れます |
春スキーバスが出発した頃には上空は薄い雲に一時的に覆われていたものの、再び青空が広がり始め、車窓からの光景を説明しながらバスを走らせます。
位ヶ原お花畑(7号カーブ)付近 | 宝徳霊神バス停(5号カーブ)付近 |
ヘアピンカーブを通過するごとに、切り通しの壁は高さを増して行きます。
両サイドは雪の壁 |
そして、宝徳霊神バス停の5号カーブを過ぎると両サイドは完全に雪の壁に閉ざされて...
県道乗鞍岳線で最大の雪の壁(4号カーブ) |
県道乗鞍岳線でもっとも深い4号カーブの切り通し箇所を通過します。今年の春スキーバスは5月2日(土)から位ヶ原山荘まで運行されるようになり、6月6日(土)より大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)まで延長されました。6月上旬はこの大カーブはまだ幅員が狭く、バス一台がやっと通過できるほどの状況でした。
そんな大カーブの切り通しを過ぎると、程なく、大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に到着です。(→ Next)
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