ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4(2010/04/17) A
【休暇村ゲレンデから三本滝レストハウスへ】
休暇村ゲレンデ − ツアーコースまで1時間30〜2時間 |
時刻は8時を少し過ぎ、休暇村ゲレンデから三本滝レストハウス、さらにかもしかゲレンデを登ってツアーコースに向かいます。先週もお伝えしたように、休暇村ゲレンデからかもしかゲレンデ最上部にあるツアーコース入口まで1時間30分〜2時間程度掛かりますので、余裕を持って出発することをお勧めします。
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先週の休暇村ゲレンデ |
今週の休暇村ゲレンデ |
休暇村ゲレンデでは、一部の箇所で地肌が見え始めていましたが、この降雪でご覧のように完全に覆い隠されています。
雲間からノリクラの峰々が... |
休暇村ゲレンデをさらに進むと、時間の経過とともに雲量は次第に少なくなり、かもしかゲレンデの先にはノリクラの姿が見え始めてきました。
この時期のノリクラは初めて... |
そんなビューポイントで足をとめている方々...夏の大雪渓にはやってきたことはあるものの、この時期のノリクラは初めてとのこと。久しぶりのハイクアップとあって少しばかり辛そうな様子でしたが、予想もしなかった新雪に足裏には柔らかい感触がたまりません...ここからツアーコース入口までは標高差約200メートルほどのかもしかゲレンデに向かいます。
除雪の始まった県道乗鞍岳線 − 再び積雪に |
休暇村ゲレンデ最上部の三本滝レストハウス付近に到達すると、県道乗鞍岳線と再び合流します。先週の段階で完全に路面が見えるまで除雪が進んでいましたが、ご覧の通り再び雪に埋もれています。
切り通しは先週の1メートルから1.3メートルに |
昨晩の新雪は30センチあり、切り通しは先週の1メートルからさらに高くなって1.3メートルになっています。
【かもしかゲレンデからツアーコースへ】
かもしかゲレンデ − すでに幾重にもシュプールが |
休暇村ゲレンデをあとにして、かもしかゲレンデへと進みます。ご覧のようにかもしかゲレンデには幾つものシュプールがすでに刻まれ、朝一番に狙いを定めてやってきた方がいらっしゃったようです。
真冬と異なり、この時期は日が当たると雪質がすぐに変化してしまうため、朝一番でないとパウダー感が減滅してしまうのも事実です。
完全にパウダーゾーン |
休暇村ゲレンデと同様、かもしかゲレンデも地肌が見えているところは皆無で、今日はツアーコースに向かわなくてもかもしかゲレンデだけでも十分楽しい春スキーを味わうことができるほどです。
かもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線 |
かもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線は先週の段階で除雪がほぼ完了した状態でしたが、先ほどの三本滝レストハウス前と同様、再び雪に埋まってしまいました。
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今週の切り通し箇所 積雪量が昨年よりも多いことが一目で分かる |
昨年の切り通し箇所 2009ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.4(2009/04/18〜19) A |
昨晩の降雪は30センチほど。切り通しは最も高いところで4メートルほどあって、昨年よりも積雪量が多いことが一目で分かります。
板を外さずそのまま車道を登る |
車道も完全に雪に覆われているため、スキー板を外さず、そのまま車道をシールで登って行き、この先のヘアピンカーブの先からゲレンデ上部へと向かいます。
かもしかゲレンデ上部へ |
かもしかゲレンデ上部は3つのコースに分かれていて、ヘアピンカーブを過ぎたすぐのところから 斜度の一番緩いコースの入口が始まります。
青と白の見事なコントラストが広がる |
時刻は10時を過ぎ、この頃になると上空の雲はほぼ完全になくなり、青と白の見事なコントラストが広がるようになってきます。
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かもしかゲレンデ上部は バックにノリクラたたえるビューポイント |
紅葉シーズンも綺麗なビューポイント 2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2009/09/26〜27) G |
完全に冬景色となったかもしかゲレンデ上部は、ノリクラの峰々をバックにしたビューポイントの一つ。それは秋の紅葉シーズンでも同様で、四季を問わず美しい光景が楽しめるスポットでもあります。
標高1800〜2000メートルのかもしかゲレンデ付近の紅葉の見頃は9月下旬から10月上旬。見頃の時期はその年の天候などによって1週間程度前後します。
当WebSiteでは9月中下旬にスタートする標高2700m付近の大雪渓付近の紅葉の様子を皮切りに、10月中下旬頃には見頃を迎える標高1500メートルの乗鞍高原まで、定期的に紅葉情報を掲載しておりますので、春スキーシーズンだけでなく、秋の紅葉シーズンも必ずチェックして下されば幸いです。
気温は2〜8℃とめまぐるしく変化 − 日差しの強さは半袖でOK、でも腕は冷たい... |
かもしかゲレンデ最上部の10時の時点の気温は2〜8℃。燦々と降り注ぐ力強い太陽の光線で一気に気温が上昇するかと思うと、冷たい空気が流れ込むと急激に気温が下がる状況を繰り返します。そのため、半袖でもほど良い気候なんですが腕は若干冷たく、温度計が示す気温もめまぐるしく変化を続けます。(→ Next)
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