ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2010/08/07〜08) F
【今日もヒルクライム】
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こちらは位ヶ原山荘前。
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山荘前はヒルクライムの姿が絶えない |
位ヶ原山荘前は、絶え間なくヒルクライムの方が通過して行きます。
長野県道乗鞍岳線(通称:乗鞍エコーライン)は、国道158号の前川渡(まえかわど)交差点を起点に、乗鞍高原を経て、国内の自動車道としては最高標高地点の畳平を終点とする乗鞍スカイライン(岐阜県道5号 乗鞍公園線)までの約30kmの主要地方道で、特に標高約1500mの乗鞍高原から標高2702mの畳平までの約20kmの区間は「乗鞍エコーライン」と呼称され、その急峻なコースを利用して、毎年8月には全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が開催されます。この大会には3000名以上の方が参加され、国内のヒルクライム大会の草分け的存在となっています。
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ここでの一休みが楽しみ |
一旦、畳平まで登りきった後、立ち寄る方もいらっしゃれば、ヒルクライムの途中でここで一休みされる方も多くいらっしゃいます。この日の位ヶ原山荘付近の気温は16℃、ヒルクライムで多くのカロリーを消費することもあって、ここでは暖かいココアやお汁粉といった甘い物が人気のようです。
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トレイルランの方も少しずつ増えてます |
そして、ここを訪れるのはヒルクライムの方だけではありません。最近は乗鞍高原からトレイルランにお越しになる方の姿も少しずつ増えてきています。
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体力が回復したら再び出発 |
今日は8月とは思えないほどひんやりとした空気に包まれ、ヒルクライムしていても全く汗ばむ様子がありません。そんな涼しさの中のヒルクライムを楽しむことができるのはここにしかないといっても良いかもしれません。
ヒルクライムの後はダウンヒルが待っています。おそらく、お盆くらいまでは天気がよければ、登ってきたときと同じ格好、つまりサイクルジャージだけで降りてくることが可能ですが、天候が悪かったり、8月下旬以降ともなれば、下りはかなり寒さを覚えます。
また、天候の急変にも備えて、合羽と手指全体を覆うグローブを持参してヒルクライムにお越しください。
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位ヶ原 |
位ヶ原山荘を過ぎると、そこには森林限界を超えた位ヶ原の開けたロケーションへと向います。
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今日は終日自転車の姿が続きます |
この日は一日で200台以上の自転車が駆け上がり、中には何度も登り返す様子があちこちで見られたほどです。
【昨年の今ごろは?】
昨年は8月に入ってもぐずついた天候の週末が続き、この週末もはっきりとしない状況ではあるものの、少しずつ夏らしい雰囲気が見え隠れするようになってきました。そして、お盆を前に少しずつ人出も増え始め、シャトルバス始発便がようやく2台運行されるようになってきます。
8日(土)は一瞬ではあったものの夏らしいダイレクトな太陽が現れ、蒸し暑さも覚えるようになります。ただ、翌日の9日(日)は過ごし易い気候ではあったものの終日曇り空。夏本番がまだ訪れないままお盆に突入しようとしています。
<編集後記>
5月15日の乗鞍スカイライン開通の時期から開始するノリクラ雪渓カレンダー正式版は、10月末の冬季閉鎖までの間、例年24〜25回の連載を行っております。今回はVol.13ですからちょうど中間地点を折り返したところとなります。そして、この時期がノリクラの四季の中で最も短い夏の最盛期となります。
梅雨明け後は全国的に猛暑が続きますが、大雪渓エリアは例年通り、最高気温が20℃に満たない過ごし易い日々が続いていて、都会の喧騒に影響されないノリクラがいつものように時を刻んでいます。
久々にノリクラに訪れて何も変わっていないことに安心し、そんなノリクラだからこそ魅力を感じてノリクラ通いされる方も多いかと思います。
多くの人がノリクラの魅力と感じる「変わらず残っている自然・風景や雰囲気」といったものは、もしかすると遠方から訪れるとより一層感じられるものかもしれません。車を走らせ次第に近づいてくるノリクラの勇壮な姿に何かを感じる点などもその一例で、また、普段の生活の中で手に取る位置にノリクラが存在していない所が、さらに訪れてみたくなる要因かもしれません。
ですから、いつまでも変わらない光景に久々に巡り会えるように、変化せずにい続けることも重要とも考えられます。
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