ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2011/10/08〜09) C
【紅葉情報
− 大雪渓付近】
★完全に終了★
![]() |
大雪渓付近 |
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めています。なお、ノリクラの紅葉の概要については、 乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方) をご覧ください。
また、ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。
![]() |
![]() |
トイレ付近 − 完全に落葉 | 山頂全景 − 落葉が目立つ |
先週の段階で、枯葉状態となり、紅葉はほぼ完了した状態ですが、その枯葉もご覧のように、ほとんど落葉してしまいました。
![]() |
![]() |
大雪渓入口のウラジロナナカマド − 完全に枯れる |
大雪渓入口のウラジロナナカマドは、周辺よりも若干推移が遅く、先週の段階で色づき始めたところでしたが、残念ながら、こちらもご覧のように枯れてしまいました。
![]() |
![]() |
雪渓上部左側より | 山頂付近 |
残念ながら、大雪渓付近の紅葉は、見頃を迎えることなく、霜枯れで全滅状態という結果で今シーズンが終了してしまいました。
<参考 − 過去三年間の同時期の状況>
●2010年 − 2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2010/10/09〜10) D【紅葉情報 − 大雪渓付近】 ★ピークをやや過ぎた状態です(昨年より一週間以上遅い)★
●2009年 − 2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2009/10/10〜11) D【紅葉情報 − 大雪渓付近】 ★完全に終了★
●2008年 − 2008ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2008/10/11〜12) D【紅葉情報 − 大雪渓付近】 ★完全に終了(昨年より1週間早い)★
【紅葉情報
− 宝徳霊神〜位ヶ原付近 T】
★ほぼ終了★
![]() |
![]() |
位ヶ原 − 宝徳霊神バス停付近 |
先週の段階では、ダケカンバの黄色がはっきりとしてきて、これからピークを迎えるという状態でしたが、黄色から褐色に変化してしまいました。
![]() |
ダケカンバ − 落葉が始まる |
一部では落葉も始まる状態です。
![]() |
![]() |
よい状態のものを見つられない − 「中腹エリアに下山します」 |
訪れたカメラマンの方も、いろいろアングルを探すものの、状態のよいものを見つけられず、「色合いのよい中腹エリアに下山します...」と、次の撮影ポイントへと向かって行かれました。
![]() |
富士見沢・鶴ヶ沢 |
富士見沢・鶴ヶ沢は、ほぼ完全に終了。
![]() |
![]() |
ウラジロナナカマド(富士見沢) − 落葉 | ダケカンバ(富士見沢、鶴ヶ沢) − 落葉 |
ウラジロナナカマドの大半は落葉し、ダケカンバも葉を残しているものが少ない状態です。
![]() |
![]() |
常連のスキーヤーの方々 |
常連のスキーヤーの方も、きれいな色合いを見せることなく終わってしまった鶴ヶ沢・富士見沢の紅葉を見て残念そうです。
![]() |
今シーズン最後のノリクラ通いに |
今シーズンのノリクラ通いも、この三連休で最後...紅葉を眺めながらの秋スキーは楽しむことができませんでしたが、最終日を締めくくるにはふさわしい秋空が広がります。
![]() |
![]() |
三本滝上でお会いしてから三時間かけて − もうヘロヘロ... |
こちらは、先ほど三本滝上でお会いした方。県境まであと1kmというところまでやってきました。もうヘロヘロ...昨年は乗鞍スカイラインから登ってきたものの、天候が悪化して中断し、今回は再度挑戦に訪れました。三本滝上でお会いしてから三時間が経過しますが、もう、脚が動きません。
![]() |
ヒルクライムはある程度のトレーニングが必要 |
ここを訪れるヒルクライマーの多くは、至極簡単そうに登って行かれる様子が見られますが、ある程度のトレーニングを行わないと、20kmも連続する急峻なコースを登ることはできません。
特にこの時期は紅葉散策のために、普段あまりヒルクライムをされない方が自転車でお越しになる様子がありますが、ご自身の体力に加えて、天候の急変にも備えることが必要でしょう。また、天候が悪化せずとも、下りはかなり寒いため、防寒着・厚手のグローブの携行は必須で、中にはネックウォーマーを巻いて下山するヒルクライマーもいらっしゃいました。(→ Next)
<参考 − 過去三年間の同時期の状況>
●2010年 − 2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2010/10/09〜10) D【紅葉情報 − 宝徳霊神〜位ヶ原付近 T】★ピークをやや過ぎたところ(昨年より一週間遅い)★
●2009年 − 2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2009/10/10〜11) D【紅葉情報 − 宝徳霊神〜位ヶ原付近 T】★完全に終了(昨年並み)★
●2008年 − 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.28(2008/10/11〜12) D【紅葉情報 − 宝徳霊神〜位ヶ原付近】★完全に終了(昨年より1週間早い)★
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |
|