ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2012/04/14) A
【休暇村ゲレンデを出発】
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休暇村ゲレンデを出発 − 三本滝レストハウスへ |
それでは休暇村ゲレンデを登って三本滝レストハウスに向かいます。休暇村から三本滝レストハウスまでは直線距離で約1.3km、標高差200mです。
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山麓でも60センチの積雪 − この時期としては多い積雪量 |
ゲレンデの一部に穴が開いたところがありましたが、ここの積雪を見ると60センチほどもあります。この時期としてはかなり多い積雪量ではないかと思います。
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営業再開してもよいほどのゲレンデコンディション |
休暇村ゲレンデは3月25日(日)に営業が終了していて、すでに三週間が経過しています。しかし、ゲレンデコンディションはこのまま営業を再開しても良いほど。例年ならシールで歩くときも、積雪のない場所は迂回しなければならないほどです。
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今週の第一トリプルリフトの降り場付近 ゲレンデに地肌やブッシュの見えるところは全くない |
一昨年同時期の第一トリプルリフトの降り場付近 白い峰々がそびえるビューポイント − ゲレンデには地肌が.. 2010ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版 Vol.3(2010/04/10) A |
第一トリプルリフトの降り場付近の様子です。こちらも天候がよければ、ノリクラの峰々をくっきりと眺めることができるはずですが、今日は低い雲が垂れ込めていて、絶景を眺めることができません。
右の画像は一昨年の同時期のもの。単調な登行の中でも、ご覧のような光景に巡り合えると、気分的にも楽になるものです。そして、画像手前をご覧いただくと、地肌が見え隠れしていて、例年、4月中旬になると、休暇村ゲレンデの下山滑走ができるか できないか微妙な段階となってきます。
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細い枝先までびっしりと着雪 |
ゲレンデ周辺の木々は完全に雪化粧が施されてきました。降り始めから2〜3時間程度が経過し、細い小枝にもびっしりと着雪する様子から、今日の雪がいかに重たいものであるかお分かりになるかと思います。
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この先、三本滝レストハウス |
単調な登行も、休暇村第二ペアリフトの降り場が見え始めると、まもなく三本滝レストハウスです。距離1.3km、標高差200mとさほどではありませんが結構長く感じるものです。
【三本滝レストハウス】
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県道乗鞍岳線 |
三本滝レストハウス付近で、休暇村ゲレンデとかもしかゲレンデが接しています。その境が画像の県道乗鞍岳線。道路の左側がかもしかゲレンデ。右側が休暇村ゲレンデです。
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昨年の三本滝レストハウス付近 2011ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.4(2011/04/16) A |
今年の三本滝レストハウス付近 積雪は1.2メートル − 昨年より多い、一昨年と同じ |
三本滝レストハウス付近の積雪は1.2メートルほど。昨年は80センチほどでしたので、昨年よりも多い状態で、一昨年とほぼ同じです。
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三本滝レストハウス前駐車場 |
前のページでも申し上げたとおり、4月19日(木)に休暇村ゲートから三本滝ゲートまでの区間が通行できるようになります。三本滝ゲートまでお越しになった場合、三本滝レストハウス前の駐車場にマイカーを駐車することになります。
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道路開通まで一週間を切る − 駐車場の除雪が急ピッチで進む |
道路開通まで一週間を切り、三本滝レストハウス前の駐車場は二台の圧雪車で除雪が急ピッチで進められています。この日は終日作業が続けられましたが、アスファルトが見えるまでには至らず、今後は連日の作業が続けられることと思います。
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三本滝ゲート − 4月19日以降はここまでマイカー通行可能に |
こちらが三本滝ゲート。4月19日(木)以降、マイカーが通行できるのはここまでです。この先も除雪作業もすでに着手され、4月28日(土)から予定されている春山バスの運行開始に間に合うよう、位ヶ原山荘までの除雪が続けられます
この先の上部エリアでは、降雪に見舞われるとすぐ路面凍結してしまうため、除雪を終えた箇所でも再除雪しなければならない状態が続き、思うように除雪作業が進まない状況でもあります。(→ Next)
■ご注意■
今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)
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