ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.8(2012/06/30〜07/01) C
【雪渓下部 U − モーグルコース】
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モーグルコース |
大雪渓にモーグルラインが作成されるようになると、ノリクラも夏スキー本番の季節に突入です。
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コブ管理人 − 今年も整備中! |
そして、やはりコブを作成するのはこちらの方。今年も日程調整ができればコブ作成に訪れるとのこと...
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コブ管理人 − 今日は姪っ子さんと |
今日は二人の姪っ子さんをお連れしてのコブ作りです。もちろん二人とも「チビッ子モーグラー」ですよ。
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「おじちゃんのコブじゃなきゃ〜滑らない!」 |
この二人の姪っ子さん...「おじちゃんのコブじゃなきゃ〜滑らない!」なんて、言ってくれたりするものですから...
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そんな言葉にくすぐられて... |
そんな言葉にくすぐられるように、いつも以上にコブ作りに精がでます。毎度のことですが、コブが完成してもコース整備は絶えず継続されますので、スキーヤーとしては滑走するタイミングを見計らうのが難しい状況...
でも、心配は無用です。スタート前に「滑りまーす!」と、大きな声をかけて滑り始めればOKです。コブ管理人は作業の手を止めて退避します。
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長さは83メートル×21コブ |
ピッチ4メートル・振り幅3.5メートル |
今日のラインは83メートル×21コブで、ピッチ4メートル・振り幅3.5メートルで、横方向への振りの大きなコブになっています。コブ管理人の話では、あえて振り幅の大きなラインに仕上げていて、しっかりとまわしこむ練習をしてほしいとの意図があったようです。
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今日のコブの仕上がり具合は
「95点かな〜」 |
「おじちゃんのようなコブ掘り名人になりたいですか?」と、質問すると。「私はコブ堀り名人じゃなく、コブ滑り名人になりたいのっ!」と、モーグラーであれば当然である模範解答が返ってきました。
そして、今日のコブの仕上がり具合は...「う〜ん...95点かなぁ〜」だそうです。「100点満点!!」と、言ってもらえるまで、コブ掘り名人の努力は続くことでしょう(笑)
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秋を思わせるようなさわやかな雰囲気 |
この青空の雰囲気を見ていると、梅雨の中休みどころか、秋をも感じさせる様子があり、気候的にも過ごしやすい状況が続きます。
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夏モーグル、開幕! |
訪れるスキーヤーのスタイルも滑走する様子も、稜線からの大滑降を楽しむ春スキーとは異なりますが、モーグルスキーもノリクラのスキーの楽しみ方の一つで、シーズンインとシーズンオフの二つの狭間の一日でした。
【雪渓中段】
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雪渓中段 |
雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。もう少し雪解けが進むと画像中央部分に大岩の頭が見えてくるはずです。
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再氷結のたけのこ状円柱はなく、綺麗なフラットバーン |
雪渓中段に限ったことではありませんが、7月に入ると、バーン表面は円錐状のたけのこのような氷柱が見られるようなり、それができてしまうと滑走はかなり困難な状況となります。そのため、グループでお越しになっているスキーヤーの場合、氷柱を削ってフラットに整備してから滑走する様子は、夏のノリクラではよく見られるものです。
7月以降が夏スキーの本格的な時期であると、一般的には認識されているものの、実際には、6月中のほうがバーンコンディションは明らかによく、梅雨末期の7月よりも天候が安定している日が多いようにも感じます。
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雪渓中段北端部分 − 登山道は雪の中 |
こちらは雪渓中段の北端。肩の小屋への登山道がこの付近にはあるはずですが、まだ、雪の下に閉ざされています。7月になると学校登山でここを登る様子が見られます。ただ、肩の小屋からの下りについてはスリップの危険性から、当面はこのルートを通らずに、畳平へ抜けたほうがよいでしょう。
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雪渓中段全景 |
例年、雪渓中段の積雪は8月上旬頃まであります。この箇所の積雪がなくなると、雪渓下部と雪渓上部が分断され、雪渓上部からの下山滑走ができず、歩いて下山することになります。
【肩の小屋付近】
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先週の肩の小屋周辺 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.7(2012/06/22〜23) B |
今週の肩の小屋周辺 一週間の雪解けは高さ1メートル |
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先週の肩の小屋東側 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.7(2012/06/22〜23) B |
今週の肩の小屋周辺 一週間の雪解けは高さ1メートル |
肩の小屋周辺は先週よりも高さ1メートルほどの雪解けが見られます。他のエリアよりもやや雪解けスピードが早い状態です。
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夏のノリクラの常連のメンバー − 畳平から歩いて到着 |
こちらの方々は夏のノリクラの常連のメンバー。今日はほおのき平からシャトルバスに乗り、畳平から肩の小屋への専用道を歩いてやってきました。通常なら、畳平から県道乗鞍岳線を降りて行けば大雪渓駐車場に到着しますが、富士見沢付近の落石・復旧工事の関係から歩行者も進入禁止のため、肩の小屋へのルートを取らなければなりません。
ただ、どちらのルートでもそれほど時間は変わらないと思います。
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夏のノリクラを毎年繰り返す |
さて、この画像、おそらく、何年たっても色あせないと思います。それは、毎年毎年、このノリクラで同じ繰り返しが続けられているからです。示し合わせたわけでもなく、自然と集まることのできるメンバーがいることはすばらしいことと思います。(→ Next)
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