ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2012/08/04〜05) A
【大雪渓までの沿道の風景 U】
位ヶ原山荘 |
森林限界にある位ヶ原山荘を越えると...
空の青さが一段と冴え渡る |
空の青さが一段と冴え渡るロケーションが広がります。
11号カーブ、ツアーコース入口 |
こちらは位ヶ原山荘から約1.5kmのところにあるツアーコース入口、11号カーブ。ここからは高天ヶ原と剣ヶ峰の二つのピークが左右に綺麗に並ぶロケーションです。ごく一部ですが、まだ残雪が残っています。
水墨画のような遠景の山並み 、真っ青な青空 − この二つが同時に楽しめる |
遠景の山並みが水墨画のような淡いトーンで織り成す左の画像の光景と、真っ青な青空の広がる右の画像の光景を、今日は同時に楽しむことができます。朝一番のさわやかな乾いた空気に包まれて、その透明感がもたらす絶景です。
位ヶ原お花畑 |
こちらは7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。まだ残雪が残っていますが、雪解けの終わった部分では早くもミヤマキンバイが満開を迎えました。
こちらはノリクラを真正面に眺められるビューポイント。
タクシーを停めて記念撮影 | ガイドを進める運転手さん |
そこに一台のタクシーが車を停めて記念撮影。「あれが剣ヶ峰でこっちは摩利支天岳です。」と、ガイドを進めるのはもちろんタクシーの運転手の方。
常連のタクシーなら、エコーラインの見所解説は任せて! |
県道乗鞍岳線上のどこに何があり、どこで車を停めたら絶景にめぐり合えるか、すべて熟知されています。知らなければ通過してしまうようなポイントも、くまなくチェックしていて、県道乗鞍岳線の沿道の観光を楽しむのであれば、タクシーの利用もオススメです。
5号カーブ |
4号カーブ |
沿道で最後まで積雪の残る5号カーブや4号カーブも、そろそろ雪解け終了間近になってきました。
ママチャリで大会出場し続けて10年以上 |
大雪渓に到着する手前で、先ほどのママチャリの方が下山されて来ました。ママチャリで全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場を始めたのは、2001年からと言うことですから、実に10年以上もママチャリを続けていらっしゃるとのこと。「ノリクラ以外でも、下りのない大会なら出場することありますよ〜」と、おっしゃります。下りのある(アップダウンのある)大会では、下りもペダルをまわして加速する必要がありますが、ママチャリの場合、高速走行にペダルが追いつかず空回りしてしまいます。そのため、登りだけの大会ならOKということのようです。
凡人なら普通なら下りで体力温存しようと考えますが、「さすが...」としか言いようがありません...
絶対にまねできないママチャリヒルクライム |
強靭な体力がないとやり続けることのできないママチャリヒルクライム。おそらく、その体力はトップクラスに匹敵するものがあると思います。
そして、紺碧の空が続いている大雪渓に到着です。
【大雪渓に到着】
気温15℃ − 雲ひとつない快晴 |
9時の大雪渓の気温は15℃。雲ひとつない快晴が続いています。
年に一度はノリクラに | 目線の遠くには「非日常」を感じる |
年に一度はノリクラにお越しになると言うこちらの方々。遠くを眺める目線には「非日常」をぼんやりと見続けています。そこにつぶやく言葉は「めちゃ気持ちいい〜」
安房峠を経由する90kmの周回コースにチャレンジ | 絶好のコンディション − 脳裏に忘れられない1ページを刻む |
今日はこれから乗鞍スカイラインを下って、国道158号から安房峠を回って再び乗鞍高原に戻ってくる約90lmの周回コースを予定しています。「終わった瞬間は達成感が満ち溢れて、『もうこれが最後でいいかな〜』と思うんですが、翌年、またここにきてしまうんですよねぇ〜」
今日のような天候のノリクラを体験してしまうと、脳裏には絶対に忘れられない1ページが刻まれてしまうんですよね。
チビッコ達のスキーキャンプ |
そして、大雪渓に戻ってみると、夏休みを迎えた大雪渓には、チビッコ達がスキーキャンプに向けて出発の準備です。
重い荷物を背負って雪渓へ |
スキー板にスキーブーツ。そして、ザックを背負うと大人だってかなり辛いもの。その重量が肩に食い込んでも歯をくいしばりながら、他のメンバーに必死になってついて行きます。(→ Next)
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