ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2012/10/06〜07) A
【大雪渓までの沿道の風景 U】
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三本滝ゲート −10月からの開門時間は7時 |
観光センターから約7kmほどのところにある三本滝ゲート。マイカー規制はここから実施されます。9月までは開門が6時からですが、10月からは開門時間が1時間遅くなり、7時からとなります。
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かもしかゲレンデ |
三本滝ゲートをさらに進むと、県道乗鞍岳線はかもしかゲレンデを縫うように横切ります。
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花が少なくなり紅葉モードへ |
かもしかゲレンデもそろそろ紅葉モードへと移り変わってきました。
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ノコンギク |
それでもよく観察してみると、ノコンギクがまだまだ健在振りを見せています。おそらく、ノコンギク以外に花を咲かせている植物はほとんどなくなっているはずです。
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シャトルバスもあわただしく |
今日はシャトルバスもいつもよりあわただしい雰囲気で駆け抜けて行きます。朝から夕方まで往復10便が運行され、一旦、観光センターを出発すると、戻ってくるのは2時間後です。そして、今日のような繁忙期になると、観光センターに戻ってきても、「着発でお願いします!」と運行指示がなされて、畳平からの下山の乗客を降ろすと、すぐに上り便へと乗り場に入場します。
急峻な山岳路線を休みなく連続運行することは大変なことなのです。
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歩くほどの速度で |
それとは対照的に歩く速度ほどのゆっくりしたペースでやって来たこちらのタクシー...
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車を止めて外の空気を |
展望のよいところで車を止めて、外の空気を楽しみます。
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紅葉シーズンはいつも以上にゆっくりと |
今は紅葉シーズンですから、いつも以上にゆっくりと車窓を楽しませてくれます。もちろん、「真っ先に目的にまで車を飛ばしてくれ!」という方もいらっしゃれば、目的地までの時間や風景を楽しみたいという方まで様々なニーズに対応されているようです。
でも、乗客を乗せたこの時期のタクシーは、どの車も「スピード」というものをどこかに置き忘れたような歩み方で、畳平へゆっくり向かいます。
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ノリクラの紅葉は、9月下旬から10月末までと長い |
本格的な紅葉は少し上部の標高2000メートルの摩利支天付近までで、それより下部ではまだ見頃を迎えたとはいえない状況ですが、それでも、部分的にご覧のようにピークとも呼べるような色合いを見せていて、9月下旬から10月末まで続くノリクラの紅葉は、必ずどこかで見頃の時期を迎えています。
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紅葉 − 色合いの微妙な変化を楽しむ |
ピークを迎えた鮮やかな紅葉ばかりを楽しむのではなく、色合いの微妙な変化を見つけるのも楽しみ方の一つ。
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今日もヒルクライマーやランナーの姿が |
今日もヒルクライマーやランナーの姿が見られます。時間をかけて少しずつ標高を上げて行けば、木々の色合いの変化が手に取るようにわかるはずです。
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リカンベント − 紅葉を仰ぎ見ながら行く |
先週あたりから、上部の大雪渓・位ヶ原エリアから中腹の冷泉小屋・摩利支天エリアまで紅葉の見頃を迎え、今週はさらに色濃くなっています。そんなパノラマを下から見上げるように仰向けで行く乗り物があります。
途中で出会うタクシーやバスの方が、「ヘンな自転車が走ってるから注意してね...」と、おっしゃっていました。それがこちら...リカンベントといわれる自転車。毎週、リカンベントを走らせているというこちらの方。紅葉に負けないくらいに注目度バツグンですね。
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標高が高くなるにつれ、色合いが深くなる |
さらに登って行くと色合いはますます深くなって行きます。おそらく、このページのはじめのほうの画像と比べるだけでもその違いが一目瞭然であるはずです。
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後ろ向きで − 「この方が綺麗に見えるから...」 |
沿道からの風景を上から下へと俯瞰して眺めてこそ、大パノラマの広がりを感じるもの...こちらのお二人は道路を後ろ向きで登っていらっしゃいました。「だって、この方が綺麗に見えるんですから...」
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そして、こちらは標高2350メートルの位ヶ原山荘。
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まだ午前中なのに下り便を待つ長い列 |
まだ、午前中なんですが、位ヶ原山荘前ではシャトルバス下り便を待つ行列が長くでき始めています。普段はこのような長い列はありませんが、紅葉シーズンになると毎年このような光景が見られます。見頃を迎えた大雪渓・位ヶ原付近から下山されてきた方々が、位ヶ原山荘前からシャトルバス下り便に乗車しようと長い列ができます。この日も午後を中心に乗車できない時間帯も見られましたので、時間には余裕をもって行動されることをオススメします。
今後、山麓の冷泉小屋付近の紅葉が進んでくると、冷泉小屋前のバス停でも同様の現象が見られるようになるはずです。
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秋色一色 |
一段と深い色合いとなって、錦絵というよりも秋色一色といった落ち着きのある風景に仕上がってきました。
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先週以上に色彩に |
9月30日(日)の夕方から夜にかけて中部地方を上陸した台風17号の影響が懸念されましたが、その気配は全くなく、先週以上に色彩を見せてくれています。
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今年は一週間以上もピークが続く |
大雪渓から位ヶ原は三脚が立ち並ぶ様子が続きます。2009年も見事な紅葉シーズンでしたが、ピークの期間は数日程度しかありませんでした。今年は2009年に匹敵する紅葉で、なおかつ、一週間以上にわたってピークが続いています。
またとない、絶好のコンディションに多くのカメラマンがお越しになるのも無理はありません。(→ Next)
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
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