ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2013/10/12〜13) G
【紅葉情報−冷泉小屋〜魔利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
★ほぼ終了(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
冷泉 − ほぼ終了 |
標高2230メートルの冷泉小屋から標高2000メートルの摩利支天付近にかけては、ダケカンバやウラジロナナカマド以外の広葉樹が増えてきて、彩りにバリエーションが見られるようになってきます。
こちらは冷泉付近の様子ですが、上部エリアと同様、ほぼ終了です。
枝に残っている葉のほとんどは枯れた状態 |
冷泉小屋周辺は部分的に残っているところもありますが、枝に残っている葉のほとんどは枯れた状態です。
冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。こちらも同様にほぼ落葉です。
昨年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) 2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2012/10/13〜14) G |
こちらは昨年の様子。上部エリアと同じく、昨年はまだ、紅葉箇所が残っていて、今年は急激に落葉した様子がこのエリアでもうかがえます。
摩利支天上の直線部分 − この付近だけ状態がよい |
今週、最も見ごたえのある場所は摩利支天上の29号カーブ先の直線箇所。ご覧の通り、ダケカンバの黄色が冴えていて見頃の時期が続いています。全山紅葉だった先週とは裏腹に、今週は本当に限定的になってしまい、彩の良い箇所は写真に納まっている部分のみという激変振りは驚くばかりです。
【紅葉情報−摩利支天〜三本滝(標高2000〜1800m付近)】
★見頃が続く(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
摩利支天付近 − 落葉が始まるがまだ残っている |
標高約2000メートルの摩利支天付近も、かなり落葉が始まりましたが、まだ綺麗なものも残っています。
摩利支天付近 |
この区間で見頃が続くのは摩利支天周辺と、さらに下部のかもしかゲレンデ周辺だけで、その両区間を結ぶ沿道沿いは、ほぼ終了した状態となっています。
かもしかゲレンデ | 三本滝上部 |
そして、左の画像はかもしかゲレンデ周辺。綺麗な色合いが残っている様子がわかります。右の画像は三本滝の上部に当たる区間で、所々に紅葉箇所が見られます。
スポット的に状態のよいところが... |
スポット的によい状態のものが残っていますので、摩利支天から三本滝ゲートまでの3kmの道程は、これまでの紅葉散策のように上部から降りてくるのではなく、三本滝ゲートにマイカーを置いて、少し登って散策されるのも良いでしょう。
かもしかゲレンデ −カラマツの紅葉はまだ... |
かもしかゲレンデから乗鞍高原・休暇村方面にはカラマツ林が広がります。見頃まであと2週間程度かかるかと思います。(→ Next)
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
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