ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.24(2019/10/19) C

 

 

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(Update:2019/10/24)

 

【紅葉情報−摩利支天〜三本滝(標高2000〜1800m付近)】
★終了、かもしかゲレンデは見頃が続く(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

摩利支天付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めております。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

三本滝上

摩利支天からかもしかゲレンデまでの区間は三本滝の上流にあたり、数本の滝が沿道から見ることができます。

 

滝が綺麗

普段は小さなせせらぎだったり枯れていたりする滝も、雨の日は勢いを取り戻します。紅葉はすでに終盤ですが滝と一緒に撮影するのがオススメです。

 

先週のかもしかゲレンデ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2019/10/12) D
今回のかもしかゲレンデ
落葉が目立つ

こちらはかもしかゲレンデ。まだ見頃が続いていますが先週と比べると落葉が目立ってきました。

 

カラマツの色付きが始まる(三本滝ゲート付近、休暇村方面)

こちらはかもしかゲレンデから望む三本滝ゲート付近と休暇村方面。カラマツの色付きが始まっていることがわかります。

 

あと1週間ほどで綺麗なオレンジ色に

カラマツの紅葉は始まったばかり。おそらく1週間程度で綺麗なオレンジ色に発色すると思われます。

 

【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】
★見頃(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

上部の大雪渓位ヶ原エリアと同様、山麓の乗鞍高原も今年は紅葉の色付きが遅く、先週あたりから色づきが始まり、今週は見頃に近いレベルまで達しました。

 

昨年の観光センター前駐車場
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2018/10/20) C
今回の観光センター前駐車場
昨年より1週間遅い

昨年と比べて1週間程度遅い状態です。

昨年の鈴蘭橋
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2018/10/20) C
今回の鈴蘭橋
昨年とほぼ同レベルになる

こちらは鈴蘭橋、山頂と紅葉を一緒に展望できる紅葉スポット。かなり色づきがはっきりしてきて、昨年とほぼ同等レベルの状態になってきました。

 

善五郎の滝遊歩道

こちらは善五郎の滝遊歩道。ミズナラの森が続いています。

昨年の善五郎の滝遊歩道
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2018/10/20) C

ミズナラの色付きはかなり遅く、昨年より2週間程度遅れています。

 

一の瀬の大カエデもようやく見頃のレベルになってきました。

昨年の一の瀬大カエデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2018/10/20) C
10月19日(土)の大カエデ
昨年より1週間ほど遅く見頃に
10月21日(月)の大カエデ
ほぼピークなる

10月19日(土)の段階では、昨年と比べると発色の鮮やかさが不足しています。また、10月19日付の速報ではあと1週間程度で発色が良くなると申し上げましたが、急速に色づきが進んでいて、翌日にはかなり良い状態まで発色が進みました。

そして、10月21日(月)時点では、ピークに近い状態となりました。まだ部分的に青い箇所があって厳密なピークまであと一歩という状態です。

 

乗鞍高原・一の瀬園地 − 秋色が深まる

乗鞍高原・一の瀬周辺の色付きはまだこれから深まって行きます。晩秋の温かみある光景がいたるところで広がります。

 

昨年のカラマツの紅葉(休暇村〜三本滝間)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2018/10/20) @
今回カラマツ − 色づきが始まったばかり
昨年より1週間遅い

休暇村から三本滝ゲート周辺はカラマツ林におおわれています。昨年はすでに綺麗なオレンジ色に発色していましたが、今年はようやく色付きが進んで来て昨年より1週間ほど遅れた状態です。

 

来週にはオレンジ色の森に

全ての紅葉を見届けるかのようにカラマツの紅葉が紅葉シーズンを締めくくります。おそらく来週にはオレンジ色の森に包まれることでしょう。

 

<編集後記>

「10月のヒルクライム入山数」

乗鞍岳の入山数は年々減少傾向を示す中、唯一伸びているのは自転車入山数です。国内自動車道最高標高地点を自らの脚力で登り切る醍醐味は、他の3000メートル級の高山では絶対にできないこと...そして、日本一周を志すチャリダーたちが必ず押さえるべきチェックポイントでもあります。

例年、夏が終わるとヒルクライムシーズンは終盤となり、入山者数が減少する傾向が見られましたが、最近は紅葉散策などで訪れるヒルクライマーも多くなってきました。それでも9月いっぱいが限度で10月は現象する傾向がみられましたが、近年はシーズン最後のノリクラを見ておきたいという方も多くなってきた雰囲気があります。

10月のヒルクライム入山数
2018年10月 2019年10月
入山数 天候 入山数 天候
10/6(土) 33 10/5(土) 158
10/7(日) 130 10/6(日) 161
10/8(月) 148 10/12(土)
10/13(土) 75 10/13(日) 31
10/14(日) 36 10/14(月) 32
10/20(土) 23 10/19(土)
10/21(日) 75 10/20(日) 78
合計 520 合計 460(前年比−12%)

(表の無断転載禁止)

こちらは昨年と今年の10月のヒルクライマーの土日祝日の入山数(県道乗鞍岳線上りのヒルクライム入山数  )。

<1週目>今年は紅葉が遅かったため、ピークが10月3日(木)前後から10月6日(日)前後まで続き、10月5日(土)・6日(日)は天気もよく、多くの人で賑わいました。
<2週目>翌週の体育の日三連休は台風19号接近により10月12日(土)は雨となって自転車入山数はゼロ。翌日の13日(日)は良い天候でしたが、首都圏では中央道や近辺では三才山トンネルが通行止めとなり、来場者数は伸び悩みました。
<3週目>即位の礼に伴う連休でしたが、19日(土)は中央道通行止めと雨が重なり入山者ゼロ、20日(日)は良い天気で80台近くまで伸びました。

今年は暖かい日が多く、9月は多くのヒルクライマーが訪れ、10月上旬までその傾向が続き、昨年を上回る予測でしたが後半で伸び悩み、昨年を下回る結果となりました。


 


 

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