ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.4(2022/09/24) @
今年は冷え込みがほとんどないため、紅葉の進み方が遅い状況が続いていましたが、ようやく色づきが始まりました。見頃まで1週間程度かかると見込まれます。今シーズンからGoogleMapで撮影ポイントが分かるようにしておりますが、今回のGoogleMapは、前回(9月17日分)よりも撮影ポイントを大幅に増やしておりますのでご確認ください。
GoogleMap上に今回の撮影ポイントを表示してあります。
今回よりアイコンが色別表示させております。
【青】 新たに追加した撮影ポイント
【オレンジ】紅葉が始まった・見頃の撮影ポイント
【黄】少し色づきが始まったの撮影ポイント
【黒】紅葉が終了した撮影ポイント
【灰】県道乗鞍岳線カーブ番号
県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)
【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★色づきが始まりました。(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★
大雪渓付近 |
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。
<紅葉関連情報> |
大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) |
こちらは標高2600メートルの大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。大雪渓付近はウラジロナナカマドがメインです。微妙な色合いの変化は9月に入ってから続いていましたが、画像で見てわかる程度の変化は今週に入ってからです。見頃のレベルに達するにはもう少し時間(冷え込み)が必要です。
2016年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2016/10/01〜02) D |
2017年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2017/09/30) C |
2018年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2018/09/29) C |
2019年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2019/09/28) C |
2020年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.4(Vol.21 2020/09/26) @ |
2021年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4(2021/09/25) @ |
こちらは過去6年の様子。年によって時期が若干前後しておりますが、昨年より1週間以上遅い状況です。なお、一昨年と比べるとほぼ同等ですが、他の場所では一昨年よりもさらに遅いところが多く、今年は遅い部類に入ると思われます。
⇔ | ||
2021年の大雪渓付近 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4(2021/09/25) @ |
今回の大雪渓付近 | |
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2021年の宝徳霊神〜大雪渓登山道 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4(2021/09/25) @ |
今回の宝徳霊神〜大雪渓登山道 |
上段の画像では、画像手前のウラジロナナカマドがまだ黄色で、昨年より1週間程度遅いことがわかりますが、下段の宝徳霊神〜大雪渓登山道にあるウラジロナナカマドは、昨年とほぼ同じ発色レベルで、色合い的にはピークに近い状態になっています。もう少し発色が進むと本当のピークに達します。ピークまであと数日ですので、次週末には落葉が始まる可能性があります。
大雪渓・位ヶ原のウラジロナナカマドでは、葉の状態が良くないと、色づきが進んだ段階で枯れ始める現象があります。昨年は葉の状態が比較的良かったため、9月下旬〜10月上旬まで2週にわたって見頃が続きましたが、今年はそこまで葉の状態が良くありませんので、現時点で発色が進んでいるものは、次週末には枯れる可能性が高いです。
色づきが始まると発色は急速に進む |
色づきが始まると、紅葉は急速に進みます。そのため、今後の冷え込み状況によっては、一週間を待たずにピークに達する可能性もあります。こちらの画像を撮影した翌日9月25日(日)は、日中でも発色が刻々と変化したとの情報もあり、次週末の10月1日(土)までは、紅葉情報を随時発信していきますのでご覧ください(→ WebSite / Twtter)。
【過去6年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア)】 |
毎週土曜日の取材日をもとに判断しておりますので、真のピークは前後数日のズレがあると考えてください。 【2021年】 ■2020年9月25日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉情報) 【2020年】 ■2020年10月3日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.5紅葉情報) 【2019年】 ■2019年10月4日(金) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.22紅葉情報) 【2018年】 ■2018年9月22日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報) 【2017年】 ■2017年9月30日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.21紅葉情報 ) 【2016年】 ■2016年9月24日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報) →見頃は9月下旬 または 10月上旬のどちらかの1週間程度(注:9月下旬〜10月上旬ではありません)
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こちらは過去6年間の見頃の時期を示したもの。早い年で9月22日、遅い年で10月4日と開きがあります。ただ、どの年も見頃の時期は長くて1週間しかありませんので、1週間ずれるとほぼ全て枯れ落ちて見所が全くない状態となります。そのため、当WebSiteでは見頃の時期を逃さないように情報提供しております。なお、リンク部分をクリックするとその時の速報と雪渓カレンダーを確認することができます。
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★色づき始めました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
宝徳霊神バス停付近 |
標高2500メートル付近の位ヶ原エリア。ウラジロナナカマド・ダケカンバの色づきが始まりました。
2019年の宝徳霊神バス停付近 2019ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2019/09/28) C |
こちらは過去3年の同時期のもの。今年は過去3年よりも色づきが遅いことがわかります。また、例年、ウラジロナナカマドの色づきが始まって、その後、ダケカンバの色づきが始まりますが、今年はほぼ同時に発色が始まっています。
富士見沢 | ウラジロナナカマドの状態は 大雪渓と比べてあまり良くない |
富士見沢は、ハイマツの絨毯の中にウラジロナナカマドの赤色が点在する様子が美しい撮影ポイントで、大雪渓エリアと同様、ウラジロナナカマドの赤を期待したところですが、こちらのウラジロナナカマドは状態があまり良くありません。
2021年の富士見沢 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4(2021/09/25) @ |
こちらは昨年・一昨年の富士見沢の様子。昨年はある程度の色付きを見ることができましたが、一昨年は全滅状態でした。
7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。ウラジロナナカマドの色づきが始まりました。それと同時に奥にあるダケカンバも黄色くなり始めています
2019年の位ヶ原お花畑 2019ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2019/09/28) C |
過去4年間の様子と比較しても、今年の色づきが遅いことがわかります。
7号カーブ | 8号カーブ |
ダケカンバの黄色はウラジロナナカマドよりも遅れて発色し、もう少し深まってくると思います。
こちらは位ヶ原11号カーブ。位ヶ原山荘から登ってきて最初に出合う紅葉スポット。全体的に色合いが進んで来ました。
2016年のツアーコース入口(11号カーブ) 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2016/10/01〜02) D |
2017年のツアーコース入口(11号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2017/09/30) C |
2018年のツアーコース入口(11号カーブ) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2018/09/29) C |
2019年のツアーコース入口(11号カーブ) 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2019/09/28) C |
2020年のツアーコース入口(11号カーブ) 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.4(Vol.21 2020/09/26) @ |
2021年ツアーコース入口(11号カーブ) 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4(2021/09/25) @ |
過去6年間の中でも、今年は紅葉の進み具体が早いです。
ウラジロナナカマドの紅葉は賞味期限が1週間程度と短いため、ぜひとも早めにお越しください。
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