ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.3(2024/09/21) A
【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
★色づき始めました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
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位ヶ原山荘付近 |
標高2350メートルの位ヶ原山荘付近は、ダケカンバとウラジロナナカマドの二種類の構成となりますが、ダケカンバの比率の方が多くなり、黄色から褐色のダケカンバの屏風にウラジロナナカマドの赤が点在する構成となります。ダケカンバの色づきが始まりました。
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2020年の位ヶ原山荘付近 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.4(Vol.21 2020/09/26) A |
2021年の位ヶ原山荘付近 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4(2021/09/25) A |
2022年の位ヶ原山荘付近 2022ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版 Vol.4(2022/09/24) A |
2023年の位ヶ原山荘付近 2023ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版 Vol.4(2023/09/23) A |
今年は昨年と比べるとやや早い状況ですが、例年よりもやや遅めです。
【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
★色づきが始まりました。(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
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冷泉 |
こちらは標高2230メートルの冷泉。一部で落葉が見られますが、まだこれからの部分も残っています。
過去4年間を見ると、左側のウラジロナナカマドは落葉する傾向があり、右側のウラジロナナカマドがこれから発色していくものと見られます。
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今回の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり、荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。先週あたりから部分的な色づきがはじまりましたが、今週はあまり変化はありません。
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2023年今回の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
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2022年今回の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
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2021年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
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2020年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
昨年と同様、今年も例年と比べて遅い状態です。ただ、このエリアは年によって発色状態の差がほとんどなく、毎年きれいに紅葉が見られるエリアで、今後に期待したいところです。
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29号カーブ上 直線区間 |
29号カーブ上の直線区間。ダケカンバが主体のエリアですが、先週と比べて色合いの変化が感じられます。
【まとめ】
今年は9月後半に入っても気温の高い日が続き、十分な冷え込みが見られないため、紅葉が進んでいません。23日(月)には大雨をもたらした秋雨前線が本州の南に南下し、大陸由来の高気圧に覆われてきました。今後は秋のさわやかな空気に入れ替わり、気温も低下して紅葉が進んでくると思われます。
したがって、現段階では、例年よりも1週間程度遅く、昨年とほぼ同等の推移と推測され、次週末あたりから見頃となると予測されます。
ただし、紅葉の予測は流動的ですので、当WebSiteでは、今後もトップページに掲載する速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版で、随時、発信してきますので、ぜひとも、参考になさって下さい。
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