ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.4(2024/09/28) @

 

 

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(Update:2024/10/01)

 

秋分の日の振替休日だった9月23日(月)に、畳平の鶴ヶ池で初霜が観測され、「さすが『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉通りだ!」と、思ったのもつかの間。それ以降は気温が全く下がらず、紅葉が思うように進まない状況ですが、それでもダケカンバは黄色が目立つようになって、見頃に差し掛かった様子が見られます。

しかし、ウラジロナナカマドは暑さの影響か、大半のものが枯れてしまし、状態の良いものがほとんどありません。近年はこのような状況が続いていていますが、あと、1週間程度すると枯れずに残っているウラジロナナカマドの中から、綺麗に紅葉するものが出て来るはずです。ただ、今後の1週間も気温が高めで、紅葉が進んでくれるかどうか心配な面もあります。

なお、これから示す情報は、9月28日(土)時点の状況に基づくもので、今後の気候・天候によって大きく変わる可能性がありますのでご注意下さい(最新の情報はトップページの速報をご覧ください)。


◎ 今回の目次

●Page-1 :  
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2024/09/28時点)】
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】県道乗鞍岳線カーブ番号・シャトルバス停留所(バス停) 】
【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
●Page-2 :
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
●Page-3 :
【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
【まとめ】


●参考資料●
(見頃の時期) −過去8年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア (Page-1)
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX

 

 

GoogleMap上に今回の撮影ポイントを表示してあります。また、県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)

 

 

県道乗鞍岳線のカーブ番号とバス停だけの地図も用意しております。

 

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★見頃に差し掛かりました(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。こちらは大雪渓入口付近のウラジロナナカマドです。ちょうど、緑から色づきの変化が始まったタイミングで、この後、色づかずに枯れるものが大半です。

 

<紅葉関連情報>
過去5年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア) − こちら
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  

 

大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)

こちらは標高2600メートルの大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。手前にウラジロナナカマドがありますが、残念ながら紅葉せずに枯れています。

 

2020年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.5(Vol.22 2020/10/03) @
2021年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2021ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2021/10/02) @
2022年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2022ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2022/10/01) @
2023年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2023ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2023/09/30) @

この箇所のウラジロナナカマドも、数年前までは綺麗にオレンジ色に発色していましたが、ここ最近は綺麗な発色が見られない年が多くなってきました。

 

2023年の大雪渓付近
2023ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2023/09/30) @

今回の大雪渓付近

昨年も状態が良くないとコメントしていますが、今年はそれ以上に状態が良くありません。ただ、過去にはこの状態から綺麗に発色したものもありましたので、注意深くチェックすることが大事です。

 

ウラジロナナカマドの発色がはっきりしない
枯れ始めているのか、緑が抜けきっていないのか
(宝徳霊神〜大雪渓登山道)

ウラジロナナカマドの紅葉は、発色し始めときの色合いはくすんだ茶色を呈するため、枯れたときの色合いがよく似ていて、区別が難しいところです。また、登山道付近に分布するウラジロナナカマドは、ハイマツで風がさえぎられるため発色が良い傾向です。画像は宝徳霊神〜大雪渓の登山道に分布するウラジロナナカマドですが、さて、来週にはこのウラジロナナカマドが綺麗に発色していることを願いたいものです。

 

【過去8年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア)】

 

毎週土曜日の取材日をもとに判断しておりますので、真のピークは前後数日のズレがあると考えてください。

【2023年】  ■2023年9月30日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.5

【2022年】  ■2022年10月8日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.6

【2021年】  ■2021年9月25日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉情報

【2020年】  ■2020年10月3日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.5紅葉情報

【2019年】  ■2019年10月4日(金)     (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.22紅葉情報

【2018年】  ■2018年9月22日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報

【2017年】  ■2017年9月30日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.21紅葉情報 )

【2016年】  ■2016年9月24日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報

→見頃は9月下旬 または 10月上旬のどちらかの1週間程度

 

こちらは過去8年間の見頃の時期を示したもの。早い年で9月22日、遅い年で10月8日と開きがあります。上記に表示した時期でも、大雪渓は終了・位ヶ原はピークという年もあります。また、どの年も見頃の時期は長くて1週間しかありませんので、1週間ずれるとほぼ全て枯れ落ちて見所が全くない状態となります。したがって、見頃は9月下旬、または、10月上旬のどちらかの1週間程度ですが、近年は9月下旬〜10月上旬の2週にわたって紅葉が続く状況が見られます。

そのため、当WebSiteでは見頃の時期を逃さないように情報提供しております。なお、リンク部分をクリックするとその時の速報と雪渓カレンダーを確認することができます。

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