ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.4(2024/09/28) B

 

 

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(Update:2023/10/01)

 

【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
★色づき始めました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原山荘付近

標高2350メートルの位ヶ原山荘付近は、上部エリアよりもダケカンバの比率の方が多く、黄色の発色が先週よりも目立つようになってきました。

 

ダケカンバの色づき − 年々遅くなっている(2020〜2023年)
2020年の位ヶ原山荘付近
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.5(Vol.22 2020/10/03) A
2021年の位ヶ原山荘付近
2021ノリクラ 雪渓カレンダー 
紅葉版Vol.5(2021/10/02) B

2022年の位ヶ原山荘付近
2022ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2022/10/01) B

2023年の位ヶ原山荘付近
2023ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2023/09/30) B

過去4年間と比べると、年々色づきが遅くなっています。しかし、年ごとの差が大きいウラジロナナカマドと異なり、ダケカンバは発色の進行度合いの違いはあっても、発色の質の違いはあまりなく、安定しています。

 

今後、数日〜1週間程度で、発色がもう少し深まり、鮮やかになって行くと思われます。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★色づきが始まりました。(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

冷泉

 こちらは標高2230メートルの冷泉。

 

2020年の冷泉
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.5(Vol.22 2020/10/03) A
2021年の冷泉
2021ノリクラ 雪渓カレンダー 
紅葉版Vol.5(2021/10/02) B
2022年の冷泉
2022ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2022/10/01) B
2023年の冷泉
2023ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2023/09/30) B

こちらは過去4年間の様子。例年と比べて、今年は発色が遅れています。

 

今回の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり、荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。今週に入っては一気に見頃に近い状態になってきました。

 

2023年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2023ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版 Vol.5(2023/09/30) B

2022年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2022ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版 Vol.5(2022/10/01) B

2021年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.5(2021/10/02) B

2020年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2020ノリクラ 雪渓カレンダーVol.5(Vol.22 2020/10/03) A

 過去4年間の様子から、今年はもう少し発色が進むとおもわれます。

 

発色状態も、比較的良好です。

 

29号カーブ上 直線区間

こちらは29号カーブ上の直線区間。標高はおよそ2000mほどまで下ったあたりに位置します。紅葉が始まったといえるレベルではないものの、先週と比べて、色合いの変化が明瞭になってきました。

【まとめ】
例年の進み具合であれば、今週あたりから見頃のレベルに達するはずでしたが、この1週間の冷え込みがほとんどなく、紅葉の進み具合が遅くなっています。例年なら、ダケカンバの発色はウラジロナナカマドに若干遅れて進むところ、今年はダケカンバのほうが先行し、ウラジロナナカマドは夏場の猛暑の影響によると思われる状態悪化により、大半が枯れてしまいました。

今後ですが、ダケカンバはあと数日から1週間程度で色合いがさらに増し、ウラジロナナカマドは数少ない状態の良いものが綺麗に発色してくると思われ、見頃に達するのではと推測されます。ただし、今後も気温が高めの状態が続く予報が出ていますので、さらに遅れる可能性もあります。

今後の紅葉の予測は流動的ですので、当WebSiteでは、今後もトップページに掲載する速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版で、随時、発信してきますので、ぜひとも、参考になさって下さい。

 


 

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