【速報バックナンバー
2010年4月分】
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■2010年4月30日(金)■
(
今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.6(最終号)
)
B 2010/04/30 11:15
@ 2010/04/30 06:05
快晴の朝
(位ヶ原山荘前)
A 2010/04/30 10:20
天候は悪化 − 雪が降り始める
(位ヶ原山荘前)
春山バス試運転 − 5月1日(土)運行開始決定!
(位ヶ原山荘前)
C 2010/04/30 15:25
雪は終日降り続き新雪20センチ − パウダーが楽しめます
(鶴ヶ沢)
■2010年4月29日(木)■
(
今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.6(最終号)
)
B 2010/04/29 12:25
@ 2010/04/29 09:20
降り始めから5センチの積雪 − 吹雪の中を出発
(三本滝レストハウス前)
A 2010/04/29 12:20
お昼ごろになって急に青空が...
(ツアーコース − B番標識付近)
重たい湿雪でも楽しく滑り降りる
(ツアーコース − B番標識付近)
C 2010/04/29 13:50
春山バス運行に合わせて、ツアーコースロープ張り
(位ヶ原 伊奈川への谷の前 − 地元の方々)
■2010年4月24日(土)■
(
今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.5
)
B 2010/04/24 12:45
@ 2010/04/24 08:05
三本滝ゲートまで開通、かもしかゲレンデを出発!
(かもしかゲレンデ)
A 2010/04/24 10:15
青空にノリクラの峰々が綺麗に浮かぶ
(ツアーコース − @番標識付近)
上部エリアも雪解けが始まる
(位ヶ原)
C 2010/04/24 14:00
5月1日の春山バス開通に向けて除雪が進む
(位ヶ原山荘前)
|
速報バックナンバー | TOP | ■2010年4月17日(土)■
(
今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.4 )
B 2010/04/17 12:00 ■2010年4月10日(土)■
(
今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.3 )
B 2010/04/10 12:45 ■2010年4月3日(土)■
(
今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.2
)
B 2010/04/03 11:40
Copyright (C)
乗鞍大雪渓WebSite
@ 2010/04/17 07:35
今日も休暇村から、季節外れの新雪目指して出発!
(休暇村ゲレンデ)
A 2010/04/17 10:05
綺麗な青空が広がり、青と白の真冬の光景
(かもしかゲレンデ)
強い日差しに新雪が締まり始める
(ツアーコース − B番標識付近)
C 2010/04/17 15:00
夕方になって再び綺麗な青空、バーンは幾重のシュプール
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は0℃。雨から変わった雪の降り方が徐々に強くなり、路面はスタットレスタイヤが良く噛む状態となってきます。その降り方は完全に冬そのもの。やや湿り気があって着雪した周囲の木々が重たそうに頭をもたげている様子も見られます。そして、風のない中、しんしんと降り続く状態が延々と続いて行きます。
その降雪も早朝5時くらいまで続いたあと、6時ごろになって朝日とバトンタッチするかのように徐々に青空が広がり始めます。気温は0℃。雲間に見られる青空にノリクラの峰々が見え隠れしながら今日の幕開けを迎えます。ノリクラの峰々は真っ白であることはもちろんですが、乗鞍高原周辺の山肌も真っ白に雪化粧が施され、完全に真冬の風景。観光センター前駐車場で20センチの積雪が見られ、楽しいツアーコースの状況を十分予感をさせてくれます。
先週と同様、ツアーコースへの出発地点は休暇村ゲレンデで、7時30分の段階で休暇村の駐車場には出発の準備を始める方が集まっています。流れ行く雲に力強い朝日が見え隠れして、アウターがなくても全く寒さを感じさせない状態。駐車場にも降雪があって、駐車場からシールやスノーシューで出発する姿が見られます。
休暇村ゲレンデを出発する頃には気温はぐんぐんと上昇して8時の段階で6℃。日差しを受けるとかなりの暑さを覚え、周囲の木々はボタボタと音を立てて降り積もった雪が落ちる状態が見られるようになります。
休暇村ゲレンデから三本滝レストハウス付近に到着した9時を回る頃になると気温は4℃。流れ行くくもに日差しが遮られると、先ほどまでの火照った状態から冷え込む感覚を覚え、太陽の力強さとは異なり、空気はかなり冷たさを伴った状態がこの先も続いて行きます。
そして、三本滝レストハウスの先のかもしかゲレンデは、すでに幾つものシュプールが刻まれ、朝一番でパウダースキーを楽しんだ方々がいらっしゃったようです。ただ、強い日差しを受けて、雪質は徐々に変わり始め、降った雪は真冬のものでも、太陽の降り注ぎ方は春であることがそんな状態からわかります。
かもしかゲレンデの最上部から始まる10時のツアーコース入口付近の気温は2〜8℃。この頃になると、上空は雲がほとんどなくなり真っ青な快晴が広がります。その青空に真っ白なノリクラが浮かび、激しく雪煙が湧き上がる様子がはっきり確認できます。そして、ツアーコースにはさらに冷たい風が吹き始め、この風が吹きぬけると2℃まで気温が一気に低下して無風となった瞬間に8℃まで上昇する変化の激しい状態。アウターを着たほうが良いのか薄着のほうが良いのか迷う状態でした。
ツアーコースは20〜30センチの積雪で、雪質は強い日差しで締まり始め、お昼近くになって上部エリアから滑走してきてスキーヤーの中には、重たい新雪を巧みにコントロールしながら滑り降りて行く様子が見られました。
正午のC〜D番標識付近の気温はマイナス2℃。冷たい風が強くなり、太陽の暖かさよりも冷たさのほうが勝る状態となってアウターを再び着込みます。そして、一度緩んだバーンは今度は表面からパックされた状態が始まってきます。
ツアーコース最後の位ヶ原急斜面も重たい雪質がパックされた状態が見られますが、その先の位ヶ原は新雪の柔らかさがあります。ただ、一度快晴になった天候が再び雲が広がり、13時の気温はマイナス8℃まで低下し、いつものように冷たい北風が吹きぬけて視界も低下し、スキーヤー・ボーダーの侵入を阻む状態となります。
この天候も15時ごろになると、再び綺麗な青空が戻って今日一日が終わります。ただ、夕方のツアーコースは幾重のシュプールがそのまま再凍結して、とても滑走できる状況ではありませんでした。ただこれも日中の日差しで緩めば問題なく滑走できる状態になるかと思います。
ツアーコースは季節外れの新雪に覆われました。そして、今週の積雪状況は、
B番付近では、先週より5センチ少なく、昨年より30センチ多い状態。
D番付近では、先週よりも10センチ少なく、昨年より30センチ多い状態。
位ヶ原急斜面では、先週よりも15センチ多く、昨年より30センチ多い状態です。
なお、今週取材分の
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版Vol.4
は今週末掲載を予定しておりますので、どうぞご覧下さい。(2010/04/17
18:45更新)
【 新コーナー「ノリクラガイドマップ」について】
すでにお伝えしたとおり、新コーナー「ノリクラガイドマップ」の掲載を開始いたしました。また、ツアーコースのレイアウトの修正や、番号標識付近やビューポイント付近の画像を3月17日に更新いたしました。今後も新しい情報掲載て行きますので、これからの春スキーにご活用ください。
【位ヶ原山荘の4月中の営業について】
位ヶ原山荘は2月6日(土)より連日営業しておりましたが、4月からは金・土・日・月の営業(宿泊は金・土・日が可能)となります。なお、4月23日(金)より再び連日営業となります。
【乗鞍高原温泉スキー場の営業終了と県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝ゲート)の開通について】
スキー場営業終了に伴い、ツアーコースへのアクセスは乗鞍高原から全ての区間が登行となります。下記の情報にご留意の上、計画してください。
<乗鞍高原温泉スキー場の営業 4月4日(日)まで>
● 4月4日(日)の営業リフト : 乗鞍第1ロマンスリフト、乗鞍第3リフト、国設第1クワッド、国設第3リフト
※ ご参考 :
第3駐車場からツアーコース入口までは、「乗鞍第3リフト
→ 国設第1クワッド → 国設第3リフト」
の3本のリフトを乗り継ぎます。
<県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝ゲート間 −
4月21日(水)冬季閉鎖解除)>
県道乗鞍岳線は休暇村より先の区間については冬季閉鎖となっていますが、スキー場営業終了に伴って除雪作業が開始され、4月21日(水)より休暇村ゲート〜三本滝ゲート区間が通行可能となります。
@ 2010/04/10 07:40
今日は休暇村から、快晴の中を出発!
(休暇村ゲレンデ)
A 2010/04/10 12:05
春の柔らかなバーン、ツボ足でもOK!
(ツアーコース − B番標識付近)
お昼近くからのんびりとした雲が浮かぶ
(ツアーコース − D〜E番標識間)
C 2010/04/10 15:25
午後から雲が流れるものの、穏やかな一日が続きます
(位ヶ原 − スノーカイト)
▼
快晴無風の朝から始まって、青空にのんびりと雲が浮かんで穏やかなやさしい天候が続き、そして、午後から雲が流れ始めるものの、春本番の雰囲気を十分に感じさせる一日でした。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は6℃。これまでのような寒さは全くなく、寒さとか暖かさといった温度感を感じないような雰囲気。夜空には星空が浮かぶものの、真冬のように細かく瞬くことなく、あまり遠近感を感じないような不思議な雰囲気の夜です。
そして、一夜明けた乗鞍高原は快晴無風の天候から始まります。6時の気温は0℃。寒さはなく力強く昇り始めた太陽の暖かさを朝一番から感じます。そして、西の空に聳えるノリクラの山並みも青と白のコントラストの中に浮かび上がりますが、その山肌を良く見ると、やや斑模様になっている様子がうかがえます。表面が溶けて、数週間前の黄砂に汚れた部分が見え隠れしています。
スキー場の営業が終了し、今週から全山を歩いてアクセスしなければなりません。観光センターから1.5kmほど進んだ所にある休暇村ゲレンデから出発となります。休暇村ゲレンデ付近ではツアーコースを目指すスキーヤーの方々が早々に準備を始めています。これまでのツアーコースの入口付近のようにスキー板にシールを貼ったり、スノーシューの準備の風景が繰り広げられます。快晴無風が続き、8時の休暇村ゲレンデの気温は10℃まで上昇します。アウターは全く必要でなく、ザックに押し込んで、さらにグローブも薄手のインナーグローブだけで出発します。
休暇村ゲレンデはブッシュや石が頭を出している箇所は皆無で、シールで登るのも滑走するのも全く問題のない状態。その休暇村ゲレンデをしばらく登ると、三本滝レストハウス付近に到達します。
休暇村を出発して県道乗鞍岳線とは一旦離れるものの、三本滝レストハウス付近で再び合流します。その県道乗鞍岳線の除雪は三本滝ゲート過ぎてさらに上部まで進んでいます。
9時の三本滝レストハウス付近の気温は8℃。少しばかり青空に秋を思わせるような筋状の雲が浮かびはじめるものの、快晴無風の状況は続いて行きます。そして、ツアーコース入口目指してかもしかゲレンデを登って行きますが、こちらもシールで登るにも滑走するにも全く問題のない状況。ただ、ゲレンデ内の県道乗鞍岳線は除雪が進んでいて、除雪の切り通しは高いところで4メートルほどもあり、上部からの滑走時には注意が必要な状況です。
かもしかゲレンデ最上部からツアーコースが始まりますが、バーン表面は緩んで完全に春モード。それでもグサグサになるほどではなく、ツボ足で快適に歩くことができる程度です。
正午のB番標識付近の気温は12℃。お昼近くになると、青空にぽっかりと穏やかな雲がのんびりと流れ始め、サイレントな心地よい天候と気候が続きます。春モードとなったツアーコースはその後も続き、位ヶ原急斜面も柔らかなコンディションとなっています。位ヶ原急斜面から振り返ると南アルプスや八ヶ岳、浅間山を望むことができます。真冬とは異なり、くっきりと浮かんではいないものの、それでもこの時期としては、はっきりと見られる状態で、安定した天候が続いて行きます。
お昼と過ぎると山頂付近は絶えず雲が流れ込むようになり、青空がスポイルされはじめます。それでもいつもなら絶えず冷たい強風にさらされる位ヶ原は、穏やかな表情で迎えてくれて、今日一日が春モードのやさしさの中に終わって行きました。
ツアーコースは完全に春雪のやわらかな状況です。そして、今週の積雪状況は、
B番付近では、先週より5センチ少なく、昨年並みの状態。
D番付近では、先週より5センチ少なく、昨年並みの状態。
位ヶ原急斜面では、先週より10センチ少なく、昨年並みの状態です。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.3 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2010/04/10
18:30更新)
【 新コーナー「ノリクラガイドマップ」について】
すでにお伝えしたとおり、新コーナー「ノリクラガイドマップ」の掲載を開始いたしました。また、ツアーコースのレイアウトの修正や、番号標識付近やビューポイント付近の画像を3月17日に更新いたしました。今後も新しい情報掲載て行きますので、これからの春スキーにご活用ください。
【位ヶ原山荘の4月中の営業について】
位ヶ原山荘は2月6日(土)より連日営業しておりましたが、4月からは金・土・日・月の営業(宿泊は金・土・日が可能)となります。なお、4月23日(金)より再び連日営業となります。
【乗鞍高原温泉スキー場の営業終了と県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝ゲート)の開通について】
スキー場営業終了に伴い、ツアーコースへのアクセスは乗鞍高原から全ての区間が登行となります。下記の情報にご留意の上、計画してください。
<乗鞍高原温泉スキー場の営業 4月4日(日)まで>
● 4月4日(日)の営業リフト : 乗鞍第1ロマンスリフト、乗鞍第3リフト、国設第1クワッド、国設第3リフト
※ ご参考 :
第3駐車場からツアーコース入口までは、「乗鞍第3リフト
→ 国設第1クワッド → 国設第3リフト」
の3本のリフトを乗り継ぎます。
<県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝ゲート間 −
4月21日(水)冬季閉鎖解除)>
県道乗鞍岳線は休暇村より先の区間については冬季閉鎖となっていますが、スキー場営業終了に伴って除雪作業が開始され、4月21日(水)より休暇村ゲート〜三本滝ゲート区間が通行可能となります。
@ 2010/04/03 09:05
青空の下、ツアーコースを出発!
(ツアーコース入口)
A 2010/04/03 10:05
ツアーコースは表面が凍って硬いバーン
(ツアーコース − @〜A番標識間)
昼前から吹雪 − シールが効かずアイゼンに履き替えて
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)
C 2010/04/03 15:25
吹雪がやんで積雪10センチ、プチパウダー
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)
▼
快晴無風の綺麗な天候から一日が始まりましたが、その後は真冬のような吹雪が続き、冬に逆戻りしたような一日でした。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は2℃。綺麗な星空が広がる中を東の空から明るい月が昇り始め、西の空にはそれに呼応するようにぼんやりとノリクラの白肌が浮かび上がる夜が広がります。寒さを感じない中にワサビ沢のせせらぎの音が響きつづく春の夜が続きます。
そして、一夜明けた乗鞍高原は快晴無風の天候に綺麗なノリクラが聳え立つ朝を迎えています。7時の気温はマイナス2℃。空気の冷たさを感じるものの、それ以上に力強い太陽を受けた背中には暖かさを感じるほどです。
乗鞍高原温泉スキー場は営業が延長され、4月4日(日)までリフト運行が行われます。そのため、今日もウインターシーズンと同様、リフトを乗り継いでツアーコース入口までアクセスすることができます。
9時のツアーコース入口付近の気温はマイナス4℃。昨日の雨が夜間の冷え込みでバーンの表面は凍りつき、一見しただけでシールが効きにくい状態であることがわかるほど。それでもリフト営業開始直後には15名ほどのスキーヤー・ボーダーの方々が出発の準備に訪れ、次々に登行をはじめます。
入口急斜面途中までは、シールでも何とか登って行くことができるものの、急斜面を登り切る最後の箇所では、スリップして転倒してしまうスキーヤーの方もいらっしゃるほどで、スキー板をはずしてツボ足になるものの、日陰の部分ではブーツを蹴りこんでも登ることが困難な状況でした。
10時の入口急斜面上の気温は0℃。上空の青空は少しずつスポイルされるようになって天候が悪化し始めます。ツアーコース内を冷たい空気の流れが始まるようになり、それまで強い日差しでアウターを脱ごうかと思っていた状態が一転するほど。入口急斜面の先のツアーコースのバーン状況も全く変わらず、アイスバーンが続きます。
そして、気温は急激に低下し、11時のE番標識付近はマイナス4℃となり、先ほどまで顔を出していた太陽はその存在を徐々に消して行き、それと入れ替わるように小雪の降り方が徐々に強くなって行きます。
ツアーコース最後の位ヶ原急斜面に差し掛かるとシールがほとんど効かないほどのテカテカのバーン。正午の気温はマイナス6℃で小雪から吹雪の状態へと悪化します。また、スキーヤーの中にはこの付近からスキーをザックにくくりつけ、アイゼンに履き替えて登って行く様子が見られます。
そして、ツアーコースの先の位ヶ原もアイスバーンと吹き溜まりの交互するコンディション。ツアーコース内とは比べ物にならない冷たい風が絶えず吹きつけ、視界は50メートルを切って、完全なホワイトアウト状態の中では方向を見失い、特別な装備がない場合は遭難の危険性がある状態となります。
気温はさらに下がって13時の大雪渓の気温はマイナス10℃。吹雪は相変わらず続くものの、凍ったバーンの上では吹き飛ばされて積雪とはならず、バーンコンディションを回復させるに至らない状態です。それでも屋根板などでは10〜20センチほどの新雪があり、箇所によってはバーン状態の改善に少しばかりは結びついているようです。
この天候も15時を過ぎる頃から再び青空が戻ってくるようになり、吹雪が収まります。夕方の時点でツアーコース位ヶ原急斜面は硬いアイスバーンの上に新雪が10センチほど降り積もる状態となり、プチパウダーと言っても良いバーンコンディションとなりました。
先週と同様、春と冬が交錯する一日となり、位ヶ原より上部は自然の厳しさが牙をむいた状態が相変わらず続きました。位ヶ原より上部は視界が悪い場合は絶対に立ち入ることはできないことを念頭においた行動が必要でしょう。
ツアーコースは綺麗な新雪が5〜30センチ程度積もった状況です。そして、今週の積雪状況は、
B番付近では、先週より10センチ少なく、昨年より10センチ少ない状態。
D番付近では、先週より10センチ少なく、昨年より10センチ少ない状態。
位ヶ原急斜面では、先週より30センチ多く、昨年より50センチ多い状態です。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.2 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2010/04/03
18:40更新)
【 新コーナー「ノリクラガイドマップ」について】
すでにお伝えしたとおり、新コーナー「ノリクラガイドマップ」の掲載を開始いたしました。また、ツアーコースのレイアウトの修正や、番号標識付近やビューポイント付近の画像を3月17日に更新いたしました。今後も新しい情報掲載て行きますので、これからの春スキーにご活用ください。
【位ヶ原山荘の4月中の営業について】
位ヶ原山荘は2月6日(土)より連日営業しておりましたが、4月からは金・土・日・月の営業(宿泊は金・土・日が可能)となります。なお、4月23日(金)より再び連日営業となります。
【乗鞍高原温泉スキー場の営業終了と県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝ゲート)の開通について】
スキー場営業終了に伴い、ツアーコースへのアクセスは乗鞍高原から全ての区間が登行となります。下記の情報にご留意の上、計画してください。
<乗鞍高原温泉スキー場の営業 4月4日(日)まで>
● 4月4日(日)の営業リフト : 乗鞍第1ロマンスリフト、乗鞍第3リフト、国設第1クワッド、国設第3リフト
※ ご参考 :
第3駐車場からツアーコース入口までは、「乗鞍第3リフト
→ 国設第1クワッド → 国設第3リフト」
の3本のリフトを乗り継ぎます。
<県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝ゲート間 −
4月21日(水)冬季閉鎖解除)>
県道乗鞍岳線は休暇村より先の区間については冬季閉鎖となっていますが、スキー場営業終了に伴って除雪作業が開始され、4月21日(水)より休暇村ゲート〜三本滝ゲート区間が通行可能となります。