【速報バックナンバー
2024年8月分】
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■2024年8月31日(土)
B 2024/08/31 11:05
▼ 今週はテレビのスイッチを入れれば、台風10号のニュースから始まり、関東や東海では台風から離れているにも関わらず、土砂崩れや浸水の災害に見舞われ、東海道新幹線は大雨による運休が相次いで、東日本から西日本にかけて大きな影響が続いています。ただ、乗鞍一帯においては、現段階では大きな影響はほとんど見られない状況です。 早朝6時の乗鞍高原の天候は曇〜晴、気温は18℃でほぼ無風。昨日のツイッターでお伝えしたように、長野側のシャトルバスは本日8月31日(土)から9月2日(月)までの3日間、台風10号の接近に伴う計画運休が実施されました。ただし、山小屋宿泊者の下山対応として、下り便が1便のみ臨時運行されました。また、岐阜側のシャトルバスについても、雨天ダイヤでの運行が予定されていたものの、始発の下り便のみ運行されたのち、終日運休となりました。 その後、6時過ぎから雨が降り始め、本格的な降り方となります。11時の大雪渓付近の気温は13℃、激しい雨が降り続き、道路は川のようになり、その流れに混じって小石が激しく流れていきます。ただ、視界は良く、ほぼ無風状態でした。 県道乗鞍岳線の沿線では、ウラジロナナカマドの紅葉が所々で部分的に見られるようになり、位ヶ原11号カーブでははっきりとした色づきとなっています。なお、乗鞍岳の本格的な紅葉は9月下旬から10月上旬で、当Websiteでは来月より紅葉情報を掲載いたしますので、色づき状況をご確認の上、お越し下さい。 大雪渓の積雪は、先週と比べて大きな変化はない模様。ただ、今後、台風接近による大雨である程度の積雪減少が見込まれます。 ▼
正午の大雪渓の気温は11℃。午前中
激しく降った雨はほぼ収まり、現在は台風の影響も全く感じさせない無風状態です。なお、明日9月1日(日)の岐阜側のシャトルバスは、雨天時ダイヤでの運行が予定されていますが、天候状況により運休の可能性もあり、最新の情報にご留意ください。 台風は9時の時点で、和歌山県田辺市の南南西50kmを時速15kmで東南東に進み、現段階の台風進路予報では、当地域への最接近は2日(月)9時ごろの模様ですが、今後、台風から熱帯低気圧に変わっても、暖湿気の流れ込みが続くため、大気の不安定な状態は継続し、北陸から北日本にかかる前線の影響も活発になる可能性がありますので、入山される方はご注意ください。 次回速報は9月7日(土)の予定です。(2024/08/31
16:15更新) 。
■2024年8月24日(土)
B 2024/08/24 09:15
▼ 終日晴天で、天気予報が良いほうに外れ、過ごしやすい一日となりました
▼
早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は17℃、暑くも寒くもないコンディションです。今日と明日は、自転車ヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム」が、県道乗鞍岳線(乗鞍高原〜県境)で開催されるため、大会会場となる観光センター周辺は、駐車規制が実施され、始発のシャトルバスも車道沿いのバス停での発着となります。
こちらは、本日、観光センターの警備員が一般観光客への案内に使用していたものです。元々、選手向けに作成されていたもののようです。いくつか駐車できる場所があるものの、シャトルバスに乗車することを考えると、第三駐車場(やまぼうし駐車場)か、三本滝駐車場となります。なお、明日は競技が実施されるため、観光センターより上部の駐車場はできません。また、シャトルバスも午前中の便は運休になりますので、岐阜県側の乗鞍スカイラインへ回っていただいたほうが賢明です。
8時ごろになると、山頂付近に雲が流れるようになり、周期的に山麓から沸き上がるようになるものの、晴天は相変わらず続きます。9時の大雪渓の気温は18℃で、これまでと大きく変わらないものの、気温以上に少しばかり
ひや〜っとした感じがあり、お盆が終わって、秋へと季節が進みつつあります。ただ、日が高くなるとやや蒸しっとした感じが見られるタイミングもありました。
▼
※
乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております
→ @norikura_org
台風10号接近に備え、シャトルバスは計画運休
@ 2024/08/31 05:55
朝一番は一部青空が広がる
(観光センター前駐車場)
A 2024/08/31 09:00
通行止ではないが、台風に備えてシャトルバスは計画運休
(県道乗鞍岳線 − 三本滝ゲート)
今年もいち早く紅葉の色づきが始まる
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)
C 2024/08/31 11:55
激しい雨で道路は川のようになる
(大雪渓駐車場)
※
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終日晴天、乗鞍スカイラインは2年ぶりの開通から最初の週末を迎える
@ 2024/08/24 05:55
自転車大会開催のため、今日は道路沿いのバス停で
(観光センター前)
A 2024/08/24 12:10
まだまだ滑走できます
(大雪渓上部左側、幅135m×長さ57m)
開通後、最初の週末
− 2年ぶりの絶景と再会
(乗鞍スカイライン − 四ッ岳カーブ)
C 2024/08/24 09:30
この開放的な世界観がまた味わえるようになった
(乗鞍スカイライン
− 桔梗ヶ原)
▼現在、積雪が残っているのは、雪渓上部左側のみで、急斜面のため、上級者のみ滑走可能です。大きさは横幅135メートル×長さ57メートルで、2週間前より、大きな変化はなく、昨年より3週間遅い雪解け状況です。滑走できる部分は、左寄り部分で、長さ40メートル・11コブのモーグルコースが1レーンあります。フリーの滑走スペースは確保できるものの、横幅はあまりとれないかもしれません。
正午の大雪渓の気温は18℃、ひんやりとした空気が流れて、クールダウンさせられる感覚があり、まだまだ暑い夏が続いていることを感じます。
▼ 10時の畳平の天候は快晴無風。気温は16.7℃。暑くもなく寒くもない状態。この1週間で空の雰囲気が秋らしくなってきました。畳平バスターミナルは、これまで長野県側の乗鞍高原に下山するシャトルバスのみでしたが、8月20日(火)に乗鞍スカイラインが開通したことにより、ほおのき平へ下山するシャトルバスの運行も開始されました。そのため、バスターミナルには二つのバス停が存在し、係員の方々は、下山するシャトバスを間違えない案内する様子が見られました。
熊の目撃情報は、8月上旬までは連日のようにあったものの、今週は2件のみで、減少しています。
<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時便は2台で、7時便3台、8時便2台、9時便2台、9時30分便2台、10時便は2台でした。自転車は午前102台、午後29台で、合計131台はでした。明日は、大会当日のため、12時30分まで
通行止めになるため、シャトルバスは12時便まで運休となります。また、周辺駐車場も利用できないため、岐阜県側の乗鞍スカイラインから入山されることをお勧めします。
次回速報は年8月31日(土)の予定です。明日の大会取材・速報掲載はありません。(2024/08/24
20:30更新)
■2024年8月20日(火)
※
乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております
→ @norikura_org
災害通行止めだった乗鞍スカイラインは2年振りに本日開通 | |
@ 2024/08/20 12:40 乗鞍スカイライン開通式 (ほおのき平駐車場 − テープカット) |
A 2024/08/20 13:20 工事個所は片側交互通行−トンネル本工事が正面に (平湯ゲートから1.3km地点、自転車一時待機所あり ) |
B 2024/08/20 13:20 |
C 2024/08/20 13:55 乗鞍スカイライン開通セレモニー (畳平 − 地元保育園の子供たちの合唱) |
▼ 本日は、2022年9月より災害通行止めとなっていた乗鞍スカイラインの仮復旧が完了し、2年振りに全線開通を迎えることができました。
<開通前の平湯峠付近の様子(マイカーの駐車ができません)> 以前は平湯ゲート周辺に20〜30台程度のクルマが止められるスペースがありましたが、乗鞍スカイラインの工事関係用地に転用されていて、一般車両は駐車することができません。したがって、ほおのき駐車場を利用することになりますが、ほおのきから平湯峠までの区間は乗鞍スカイライン以上に劇坂となっていますので、ヒルクライムにお越しの方はご注意ください。 <乗鞍スカイライン開通式(ほおのき平駐車場)> 乗鞍エンジョイプロジェクト協議会
会長 宮前
勝氏は、「この二年間は岐阜県の観光地として案内することが困難でございました。今日からは平日には8本、土日祝日には11本のシャトルバスが運行され、高山市から日帰りで乗鞍はもちろん剣ヶ峰まで行っていただくプランをご紹介でき、積極的に山岳観光をアピールして行きたい。観光と環境がうまく融合した乗鞍は地元市民に愛される乗鞍であるよう努力をして行きます」とおっしゃっていました。 また、高山市長
田中明氏は、「奥飛騨の新穂高ロープウェイも開通し、丹生川側の乗鞍スカイラインも今日開通したということで、この両輪がうまく回っていく中で、多くの方にご来場いただいて、飛騨高山の象徴である乗鞍を満喫していただけることを非常にうれしく思っております。観光客の方はもちろん、地元市民の方にも乗鞍にまた登っていただいて、郷土愛を深めていただきたいと思います。」とおっしゃっていました。 <シャトルバスで乗鞍スカイラインへ(トンネル本工事箇所・仮復旧箇所)> トンネルは「仮称:乗鞍トンネル」と命名され、本日も工事が実施されていました。現場の片側交互通行区間はカーブがきつく、道幅も狭いため、シャトルバスは前輪部分を大きく振りながら回らないと困難な状況。そして、仮復旧箇所は道路がウエーブしている上に狭隘クランクとなっています。クランク箇所には警備員が待機し、
バス運転手に大きく首を右に降るよう大ぶりのジェスチャーで指示します。また、クランクを抜けた先も狭く、仮復旧区間を通り抜けたときには、バス車内から拍手が沸き上がり、運選手さんも安堵の表情を浮かべていました。 <乗鞍スカイライン開通セレモニー(畳平)> 乗鞍スカイラインは、明日8月21日(水)から9月30日(月)までは6時00分〜18時00分、10月1日(火)から10月31日(木)は7時00分〜18時00分の間、通行可能で、シャトルバスは平日8便・土日祝11便運行されます。 <乗鞍スカイラインの仮復旧までの道のり(2020年7月〜2024年8月>
【2020年7月に最初の道路崩落、2021年7月に片側交互通行による仮復旧】 そのため、畳平の車両進入ができなくなり、長野県側の県道乗鞍岳線(エコーライン)は2020年7月10日(金)より雨量規制が解除されたものの長野県側のシャトルバスも運休が継続され、山頂方面への交通手段が絶たれてしまいましたが、海の日の2020年7月23日(木)より畳平の営業が開始され、長野県側のシャトルバスの運行が開始されました。(参照
: ツイート2020年7月22日(畳平営業再開)、速報2020年7月25日)
■2024年8月17日(土) 朝一番は天候が良かったものの、終日曇天の一日 A 2024/08/17 06:35 B 2024/08/17 08:35
▼ 本日は諸事情により、速報取材を取りやめましたが、頂いた画像をもとに、本日の概要をお伝えします。 早朝6時の観光センター前駐車場の天候は、山頂が見え隠れする曇〜晴の天気で気温は17℃。先週の週末は山の日を含む三連休とあって、夜明け前から満車となる混雑を見せましたが、今朝は半分程度の空きがあり、シャトルバス始発便は4台で大きな混雑はありませんでした。 朝一番の乗鞍高原内は曇り空で、その上層は雲海となっていて、標高2500m前後の位ヶ原より上部は綺麗に晴れ上がる天候を見せていました。ただ、こちらも雲が沸き上がって、9時ごろには上部エリアも曇り空となった模様で、標高2702mの畳平の天候は朝一番は晴れたものの、その後は、晴れたり曇ったりとなり、午後は一時的に雨が降る状況でしたが、天候の急変はありませんでした。また、正午の畳平の気温は17.4℃で、下山で寒そうにしている自転車の方の姿はあまりなかったとのことでした。 次の週末には国内有数のヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム」が開催され、最後の追い込みにお越しになった先週の姿もありましたが、自転車入山数は午前225台・午後25台で合計250台でした。また、観光センター駐車場は7時に満車となり、シャトルバスは始発6時便から9時便まで各4台で、通常の週末に戻った状況でした。(2024/08/17
20:00更新)
【来週8月24日(土)〜25日(日)、自転車大会実施のため、通行規制・駐車場規制があります(乗鞍ヒルクライム2024)】 8月24日(土)から25日(日)にかけて、国内有数の自転車ヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム2024」が、県道乗鞍岳線(乗鞍高原〜県境)を閉鎖して実施されます。大会期間中、乗鞍高原一帯は通行規制・駐車規制が実施されますのでご注意下さい。 なお、岐阜県側の乗鞍スカイラインは災害通行止めが続いていましたが8月20日(火)より通行可能となり、大会期間中も通行規制はありませんので、山頂方面にお越しの方は、乗鞍スカイラインのシャトルバスをご利用ください。
<大会前日、8月24日(土)>
■2024年8月11日(日)
B 2024/08/11 09:15
▼ 本日は速報掲載日ではありませんが、繁忙期に付き、臨時で掲載いたします。山の日を含む三連休の中日の今日。昨日とは打って変わって朝一番から混雑となり、先週8月3日(土)を上回って今シーズン一番の混雑状況を更新しました。10月末までの今シーズンはまだ2ヶ月半ありますが、おそらく今シーズン1番の混雑状況になったのではないかと思われます。
▼
観光センター前駐車場は、夜明け前から来場者が多く、4時30分の段階で満車となりました。過去にもお盆期間中には夜明け前から満車になることは多々あり、完全にコロナの影響はなくなったものと見られます。そして5時過ぎには、シャトルバスの乗車券を買い求める列が、トイレの建物付近まで長く伸びる状況で、シャトルバスを待つ列もどんどん長くなり、こちらもトイレ建物付近まで長く伸びています。6時の始発便は最終的に10台運行されました。10台運行のケースは近年では稀なことです。
6時を回ったあたりから、上空の雲が一気に抜けて綺麗な青空が広がります。6時の気温は17℃、早朝は少し肌寒さを感じる状況でした。朝一番から自転車の方々は続々とヒルクライムを始め、開門1時間ほどの三本滝ゲートではすでに70台近くが入山する状況。途切れなく、三本滝ゲートを通過して行きます。
この天候も7時を回るころになると、山頂付近に雲が沸きはじめ、山麓からの雲の沸き上がりが見られるようになってきました。上空に雲沸き上がるは変幻自在に形を変えて、乗鞍の斜面を駆け上がります。今日は風はほとんどなく、沸き上がってきた雲はゆっくりり上昇しながら、しばらくすると消滅する様子を繰り返し、一時的に霧が発生する状況であったものの、今日は穏やかという言葉以外が見当たらない天候が終日にわたって続きました。ただ、強い日差しに暑さを覚え、位ヶ原山荘では冷たい湧き水をおいしそうに飲み干す様子が、乗鞍の短い夏を感じさせてくれました。
7月まではゆっくりのんびり登る方が多かったものの、今日は完全にトレーニングモードで登る方が目立ちます。2週間後に開催される乗鞍ヒルクライムに合わせて試走を繰り返す選手の方々が、多くいらっしゃいました模様です。
▼ シャトルバスで畳平に訪れた方のほとんどが、山頂登山を目指します。畳平から肩の小屋までは宇宙線観測所の専用道路を歩きますが、肩の小屋から先は完全に登山道です。ある程度の道幅があるものの、登りと下りが交差する状況の中、終日にわたって、登山道は混雑が見られました。
正午の肩の小屋の気温は20℃、日差しが強いため、思ったほどの涼しさはないものの、それでも、そよ吹く風に涼しさがあり、猛暑が続く平地とは別世界となっています。
そして、シャトルバスのターミナルがある畳平は、午後になると混雑が見られるようになってきます。12時の畳平の気温は19.9℃で今シーズン2番目に高い気温でした。シャトルバスを待つ方々の列が今日も長くつながり、各便とも畳平入口にある料金所付近まで伸びています。各便とも8〜9台での運行で、時間ギリギリの来場でなければ、乗り切れる状況で、若干のダイヤの乱れはあったものの、大きな遅れなどはありませんでした。
■2024年8月10日(土)
B 2024/08/10 09:40
▼ 山の日を含む三連休の初日の今日、大きな天候の崩れもなく、綺麗な晴天の一日をとなりました。眼下には重厚な雲海が午後になっても続き、雲海の下の乗鞍高原では曇天が続きました。
▼
早朝6時の乗鞍高原は、雲間に山頂方面が見え隠れする天候の朝を迎えます。気温は16℃でやや肌寒さを覚える状況。山の日を含む三連休の初日を迎え、観光センター前駐車場は6時30分に満車、シャトルバス始発便は5台運行されました。三連休の場合、概ね中日(二日目)が最も混雑するため、連休初日の人出としてはまずまずの状況だったと思います。
乗鞍高原では曇天となっていますが、三本帯あたりから晴天へと切り替わり、かもしかゲレンデから望む乗鞍高原方面は、重厚な雲海が広がっています。この雲海の影響で乗鞍高原は曇空となっています。この先、位ヶ原・大雪渓方面では雲一つない快晴が続き、強い日差しで気温以上に暑さを感じます。その強い日差しの影響により、山麓から山頂方向に向かって雲が沸き上がり、9時前あたりから位ヶ原や大雪渓付近は沸き上がる雲に覆われるようになってきました。
ただ、それ以上の天候の変化はなく、沸き上がる雲は変幻自在に変化して、雲と青空と山並みが織りなす光景が位ヶ原周辺では広がり、また、いつもなら、日差しが高くなると消滅する雲海が今日は午後まで楽しめ、曇天の乗鞍高原から歯を食いしばってペダルをこいで登った先に、森林限界での見事な快晴と雲海が広がり、訪れた方を魅了するのに十分すぎる光景でした。
▼10時の大雪渓の気温は21℃、9時ごろまで日差しがあり暑さを感じる状況でしたが、山麓から沸き上がる雲で日差しがさえぎられると暑さが和らぎ、正午の気温は18℃まで低下します。現在滑走できるのは雪渓上部左側のみです。こちらは急斜面となっていて、今年はさらに下半分が急激に落ち込んでいるため、滑走には十分注意が必要です。
【雪渓下部】
【雪渓中段】 【雪渓上部右側】 【雪渓上部左側】
▼ 13時の畳平の気温は16.8℃、周期的に青空と曇天を繰り返します。ひんやりとした空気が流れ、少し肌寒さすら感じる状況です。午後の下りシャトルバスは、下山される方で混雑しますが、今日はシャトルバスを待つ乗客の列も短めで、本格的な混雑は明日以降と思われます。
今朝は畳平お花畑にクマが出没し、お花畑は周回コースから先で、立ち入り禁止となりました。7月下旬から8月中下旬まで、高山植物を捕食するため、大雪渓・位ヶ原周辺に頻繁に訪れるようになります。
畳平お花畑の花は、モミジカラマツが優勢となり、そのほかハクサンボウフウ・ウサギギク・ミヤマアキノキリンソウ等も咲いています。
<シャトルバス・自転車台数>
■2024年8月3日(土)
B 2024/08/03 09:15
▼ ここ乗鞍は、東海地方と関東甲信地方になりますが、8月1日の北陸地方
▼
早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は19℃、日差しの強さが相まって、気温以上の暑さを感じます。そして、青空の明るさが先週よりも一段とくっきりとし、そんな状況からも真夏の日差しをに切り替わったことを感じます。
観光センター前駐車場は夜明け前からほぼ満車に近い状態で、早朝5時30分に満車。そして、始発のシャトルバスを待つ乗客の列は、観光センターの外へとつながる状況が見られて始発便は7台運行となり、お盆並みの混雑ぶりを見せました。
観光センター前駐車場が5時30分に満車となったあとは、警備員によりやまぼうし駐車場(すずらん橋駐車場・Mt.乗鞍第三駐車場)への誘導が始まりますが、こちらも8時30分頃には満車に近い状態となりました。
朝一番から続く雲一つない晴天が10時頃まで見られましたが、お越しになったヒルクライムの方々もくっきりと晴れ上がるロケーションに足を止めてカメラを構えないわけにはいきません。8時の位ヶ原山荘の気温はすでに19℃まで上昇し、山荘の支配人も今週に入って急激に気温が上昇し、体がついていかないとおっしゃっていました。
先月はぐずついた日が多く、なかなか、訪れることができなかったヒルクライムの方々が一気に集結したような感じ。ただ、日差しの暑さには若干堪えた感じが見受けられました。9時の大雪渓駐車場付近の気温は24℃。大雪渓で20℃を超えるのは、梅雨明けからお盆頃までで、この時期だけは下山に防寒着が必要でない状況です。ただし、天候が悪ければ、一気に気温が急降下しますので、天候の急変に備えて、防寒着・雨具はどんな時も必要です。
▼10時の大雪渓の気温は24℃。雪渓の上で20℃を超えることは珍しく、ほとんど風もない中、雪渓をハイクアップするスキーヤーも暑さにバテ気味の状況でした。この天候もこの時間帯になると、山麓から雲が沸き上がるようになり、大雪渓周辺は濃霧に包まれます。日差しがさえぎられ、12時の大雪渓の気温は18℃まで低下します。天候の変化によって、温度は大きくかわります。
【雪渓下部】
【雪渓中段】 【雪渓上部右側】 【雪渓上部左側】
▼ 13時の畳平の気温は19.2℃。今日は気温が高めで10時には20.1℃を観測。畳平で20℃を超えることはめったになく、今シーズン一番の記録となりました。
午後になってシャトルバス下り便を待つ列が長くなり、営林署の三角屋根の建物を超えるほどの状況で、13時便は7台も運行されました。今朝、畳平お花畑で、クマが出没したため、10時10分より、お花畑の入山規制が行われました(規制は14時に解除)。規制は周回コースに入る部分で、入口部分までは入場できるため、高山植物を楽しむことは十分できます。現在咲いているのは、ハクサンボウフウ・モミジカラマツ・ネバリノギラン・ヨツバシオガマ・ミヤマキンポウゲ・イワギキョウなどが咲いていて、コウメバチソウが咲き始めました。
なお、ハクサンボウフウはクマの好物と言われていて、ハクサンボウフウの季節はもうしばらく続きますので、お花畑へのクマ出没に注意が必要です。
先ほど、お伝えしたように、観光センター前駐車場は5時30分に満車となり、やまぼうし駐車場(すずらん橋駐車場・Mt.乗鞍
第三駐車場)は8時30分頃満車となり、8時便以降の乗車は、鈴蘭橋バス停からが大半となりました。
また、今日は混雑に伴って事故も発生し、冷泉小屋の下でシャトルバスと自転車の接触事故、そして、夜泣峠付近で乗用車との接触事故がありました。また、山頂方面の登山者からの救助要請もあった模様です。さらに、今日もシャトルバス最終便への乗り遅れが発生しております。体力不足による行程の遅れと思われ、遅れそうな場合は、途中で登山を中断して早めに下山するようお願いいたします。(シャトルバス最終便は畳平16時30分です)
次回速報は年8月10日(土)の予定です。(2024/08/03 22:20更新)
12時の平湯峠付近の天候は生憎の曇り空、気温は20℃で少しひんやりする空気が流れ、長野方面に通り抜けようとするチャリダーが何人も集まっています。
12時20分より、ほおのき平駐車場にて乗鞍スカイライン開通式が始まります。地元の子どもたち「乗鞍連峰太鼓ジュニア」による太鼓の演奏から始まり、来賓の祝辞が続きます。
この後、シャトルバスにて乗鞍スカイラインを通り畳平へと向かいます。トンネル本工事・仮復旧箇所は、平湯ゲートから1.3km程入った所で、現場は片側交互通行区間となっています。区間内には警備員が配備され、また、片側交互通行区間内に自転車が一時待機できる場所も設けてありますので、自転車の方も安心して走行できると思われます。
シャトルバスが到着した14時ごろの気温は14.6℃で少し小雨が降る状況。ここでは地元の保育園の子どもたちによるお祝いの歌が披露され、かわいい歌声に心が和みます。そして、その後、子どもたちから来賓・一般観光客の方々へ地元特産のトマトのプレゼントがありました。
2020年7月上旬は2週にわたって大雨が続き、乗鞍スカイラインは崩落が発生する2日前から雨量規制による通行止めが続いていました。そして、崩落の発生した2020年7月8日(水)も雨が続き、乗鞍スカイラインだけでなく、乗鞍スカイライン入口の旧国道付近や丹生川町内でも土砂崩れ通行止。このほか長野県側でも県道乗鞍岳線や国道158号線前川渡や上高地入口付近でも土砂崩れ発生し、3時10分に乗鞍高原に避難勧告、6時30分に高山市に大雨特別警報発令、6時43分に乗鞍上高地地域に大雨特別警報発令される事態となりました。
2020年7月8日(水)に発生した乗鞍スカイラインの崩落は、今回問題となっている山麓側の平湯ゲートから1.3km付近の道路崩落ほか、3.5km付近も土砂に埋まり、復旧のめどが立たない状態となりました。(参照
: 速報2020年7月11日
速報2020年7月18日)
災害現場付近では、約1年の仮復旧工事が完了し、2021年7月22日(木)6時30分に片側交互通行により約1年振りの開通が実現できました。(参照
: 速報2021年7月22日、ツイート2021年7月22日(平湯ゲート開門を待つ自転車))
【2021年7月の仮復旧から2022年9月の本復旧前日の再崩落まで】
2021年7月の仮復旧後、現場(平湯峠から1.3km)では、交互通行実現への本復旧工事が完了し、2022年9月10日(土)に全面復旧・開通を予定していましたが、その前日の2022年9月9日(金)に再崩落したため、乗鞍スカイラインは再び全面通行止めとなりました。(参照
: 速報2022年9月9日、
ツイート2022年9月9日(乗鞍スカイライン情報、土砂流出通行止))
【2022年9月の再崩落から本日まで】
現場は軟弱な地盤のため、本復旧が困難と判断され、「2024年:現場付近での仮復旧、2027年:現場を迂回する新たなトンネルを掘削した本復旧」とした計画が2023年1月に発表され、現場付近での仮復旧完了により、本日2024年8月20日(火)13時に乗鞍スカイラインは全面通行止めが解除されました(片側交互通行)。また、2027年完成の本復旧に向けた工事にも着手されています。
※
乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております
→ @norikura_org
@ 2024/08/17 05:45
お盆が終わり
通常の週末並みの混雑に落ち着く
(観光センター前駐車場)
自転車入山数250台でまずまずの賑わい
(三本滝ゲート)
朝一番は良く晴れたが、その後は上部エリアも曇り空
(位ヶ原山荘)
乗鞍ヒルクライム開催中の通行規制・駐車場規制
県道乗鞍岳線通行止め(乗鞍高原〜県境)
8月25日(日)6時〜12時30分観光センター駐車場規制
8月23日(金)16時〜25日(日)17時
●観光センター周辺駐車場閉鎖(23日(金)16時〜25日(日)17時) → 第三駐車場・三本滝駐車場をご利用ください
●観光センターでのシャトルバス発着は、路上にある路線バス用のバス停にて実施
<大会当日、8月25日(日)>
●駐車場は全面閉鎖
●観光センター 〜 県境通行止(6時〜12時30分)
●シャトルバス運休(始発便〜12時便、山頂方面へは岐阜県側乗鞍スカイラインのシャトルバスをご利用ください)
※
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山の日を含む三連休中日
先週をはるかに上回る混雑で、シャトルバス・自転車入山台数は今シーズン最高がほぼ確定
@ 2024/08/11 07:05
くっきりと晴れ渡る青空がヒルクライマーをいざなう
(県道乗鞍岳線 −
鈴蘭橋)
A 2024/08/11 08:05
冷たい湧き水を飲み干して乗鞍の夏を癒す
(位ヶ原山荘)
山麓から沸き上がる雲に乗って...
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上 3号カーブ)
C 2024/08/11 09:50
自転車入山数462台
− 今期最高を更新
(県道乗鞍岳線 − 県境付近)
<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発b6時便は10台、7時便5台、8時便8台、9時便6台、9時30分便3台、10時便3台で、今シーズン一番の混雑状況を更新しました。
各駐車場は、観光センター前駐車場は4時30分で満車。やまぼうし駐車場は9時で満車。三本滝駐車場は満車に近い状況でした。
自転車は、午前414台、午後48台で、合計462台で、こちらも今シーズン一番を更新しました。
次回速報は8月16日(金)の予定です。(2024/08/11 21:50更新)
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→ @norikura_org
重厚な雲海を眼下に眺め、青空と雲のコンビネーションが訪れた人を魅了する
@ 2024/08/10 09:05
森林限界より上はくっきりと晴れ渡る
(県道乗鞍岳線 −
大雪渓上 3号カーブ)
A 2024/08/10 10:00
雲と青空と山並みの織りなす絶景
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)
重厚で見事な雲海を眼下に眺めて
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上 3号カーブ)
C 2024/08/10 10:15
一時的に曇天となるものの、ほぼ終日晴天の一日
(県道乗鞍岳線
− 大雪渓下4号カーブ)
先週、積雪がなくなりました。
先週、積雪がなくなりました。
幅45メートル×長さ25メートルで、昨年より1週間程度遅い雪解けです。この大きさだと滑走不能な状態です。
長さ77メートルのモーグルコースがあります。雪渓の長さの大きさは幅165メートル×高さ88メートルで、昨年より2週間程度遅い雪解けです。この雪渓で滑走できるのは、右側部分と左側部分で、中央部分は斜度の急速な落ち込みのため、滑走できない状況です。
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本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時便は5台で、7時便5台、8時便4台、9時便は5台、9時30分便は1台、10時便は2台でした。また、自転車は午前228台、午後39台で、合計167台はでした。
次回速報は年8月16日(金)の予定です。(2024/08/10
22:00更新)
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=本当の梅雨明けを迎えて夏本番の一日
〜 全てが今期一番の記録=
畳平 最高気温20.1℃、自転車入山台数379台、シャトルバスの混雑ぶりも今期一番
@ 2024/08/03 07:15
自転車入山台数379台
− 今期一番を更新
(県道乗鞍岳線 −
かもしかゲレンデ)
A 2024/08/03 08:30
澄んだ空気に包まれ、水墨画のような遠景が美しい
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
くっきりとした青空と穂高をバックに
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)
C 2024/08/03 09:40
畳平で最高気温20.1℃
− 今期一番の暑さ
(県境付近
− 畳平)
積雪がなくなりました。昨年と同じで、2016年に次いで早い記録。
雪渓下部の積雪が完全に消滅したのは、2023年は8月第1週、2022年は8月第4週、2021年は8月第4週、2020年は8月第1週、2019年は8月第3週、2018年と2017年は9月第1週、2016年は7月第4週、2015年は9月第3週、2014年は9月第2週、2013年10月第1週、2012年・2011年・2010年は9月第2週、2009年は9月第1週でした。
積雪がなくなりました。昨年と同じで、2016年に次いで早い記録。
雪渓中段の積雪が消滅したのは、2023年は8月第1週、2022年は8月第4週、2021年は8月第4週、2020年は8月第1週、2019年は8月第3週、2018年は9月第1週、2017年は9月第2週、2016年は7月第4週、2015年は9月第2週、2014年8月第4週、2013年は9月第2週、2012年は9月第2週でした。
幅60メートル×長さ120メートルで、昨年より1週間遅い雪解けですが、実質的に滑走できるエリアだけで比較すると、昨年と同じ状況。モーグルコースは19コブ・68メートルで、その隣にフリーエリアがあります。積雪深は少なくモーグルコース上に岩の頭が出始めてきたため、今後は急速に滑走面積が減少し、来週は滑走困難な状況が予測されます。なお、昨年は翌週には完全に積雪がなくなりました。
約17コブ・70メートルのモーグルコースが1レーンあります。雪渓の長さは105メートルで、昨年より1〜2週間程度遅い雪解けです。
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<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時便は7台、7時便は4台で、8時便5台、9時便は4台、9時30分便は3台、10時便は2台で、今日は全便アルピコ単独での運行でしたが、今シーズン一番の混雑となりました。自転車は午前313台、午後66台で、合計379台で、こちらも今シーズン一番を更新しました。
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