【速報バックナンバー 2026年5月15日(金)】

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◎ 5月  

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■2026年5月15日(金)     

乗鞍スカイライン本日開通
快晴無風 − 絶好のヒルクライム日和 
@ 2026/05/15 07:00
乗鞍スカイライン開通 − ヒルクライムシーズンが始まる
(平湯ゲート)
A 2026/05/15 09:35
雪壁が残る四ツ岳カーブを行くシャトルバス
(乗鞍スカイライン − 四ツ岳カーブ)

B 2026/05/15 10:50
シーズン開幕を告げる樽開き
(乗鞍岳山開き祭)

C 2026/05/15 11:05
今年も初日ヒルクライムを達成!
(畳平)

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【目次】

■開門前の平湯ゲート、シャトルバス運行開始、乗鞍登山バス出発式   

■バスの車窓からの乗鞍スカイライン   

■畳平に到着、乗鞍岳山開き祭   

■その他の画像

■その他の画像<ヒルクライム>

▼ 今日は乗鞍スカイラン開通日。この時期は天候の良くないことが多いのですが、今日はノリクラブルーの申し分ない一日となりました。

■開門前の平湯ゲート、シャトルバス運行開始、乗鞍登山バス出発式

早朝6時の平湯ゲートは快晴・5℃。気温は5℃ですが、日差しが強く寒さを全く感じない状況。おそらく、これほどまで天候と気温に恵まれた開通日は近年ではありません。開門時刻の7時にはすでに5〜6名のヒルクライマーが待ち構えていて、7時の開門と同時に畳平に向けて出発しました。

なお、平湯峠付近は、トンネル工事の関係用地になっているため、駐車できるスペースがほとんどありません。したがって、ほおのき平駐車場より、国道158号から劇坂の旧道部分を経て平湯峠にお越しいただく形おなりますのでご注意下さい。(平湯峠にはトイレ・給水等の施設はありません)

そして、ほおのき平駐車場からは、シャトルバスの運行も始まりました。今朝の始発は7時55分発で乗客は50名ほど。観光や登山の方々に加えて、山頂方面での山スキーに出かけるスキーヤーやボーダーの方々の姿も見られました。今年の山頂方面の積雪は例年よりも少ない状態となっています。そのため、例年6月中旬ごろまで山頂からの滑走が可能ですが、今年は早めに滑走できなくなる可能性があります。

シャトルバス始発便を見送った後、8時40分より、登山バス出発式が開催されました。多くの来賓のもと、乗鞍岳の風景をラッピングした濃飛バスの車両をバックにテープカットが執り行われました。乗鞍スカイラインのシャトルバスは、例年、濃飛バス(高山市)とアルピコ交通(松本市)による共同運行でしたが、昨年より濃飛バス1社のみでの運行となっています。

登山バス出発式のあとは、来賓の方々などを乗せて、安全祈願神事が行われる畳平へと向かいます。

 

■バスの車窓からの乗鞍スカイライン

平湯ゲートを過ぎて1kmほど進むと、崩落現場周辺が片側交互通行区間となっています。バス・タクシーだけではなく自転車の方も現地の指示に従って通行してください。崩落現場の手前には大きなトンネルの工事個所に差し掛かります。2027年に完了を予定されていて、トンネル内の掘削が進められているとのこと。それに伴い、ダンプカーなどの工事車両が頻繁に往来するため、自転車の方は十分にご注意ください。

崩落から現在に至るまでの状況は以下の通りです。
●2020年7月8日(水)<1回目の崩落>
大雨が続き、乗鞍スカイライン本線だけでなく、旧道部分でも土砂崩れが発生し、この年は10月31日のシーズン終了まで通行止めとなりました。(畳平へは長野側からの通行のみ)
●2021年7月22日(木)<1回目の仮復旧>
片側交互通行による仮復旧。開通後も現場では崩落場所の本復旧工事が継続され、2022年9月10日(土)本復旧完了予定。
●2022年9月9日(金)<2回目の崩落>
本復旧工事が完了し、明日9月10日に片側交互通行が解除される見込みだったものの、前日に再崩落して再び通行止め。
●2023年1月<トンネル掘削による本復旧を計画>
現場は軟弱地盤のため、本復旧が困難と判断され、「2024年に仮復旧、2027年に現場をを迂回する新たなトンネル掘削による本復旧」の計画発表
●2024年8月20日(火)<2回目の仮復旧>
片側交互通行による仮復旧。乗鞍トンネルの工事が継続され、現在に至る。

乗鞍スカイラインを登り進めると、沿道の積雪が徐々に増え、森林限界を超えた四ッ岳カーブから土俵ヶ原では雪の回廊が断続的に続きます。本日測定の土俵ヶ原の雪壁は5.5メートルで、概ね4〜5メートル。多い年だと10メートル近くに達していて全体的に積雪が少ない状況で、畳平のお花畑ではすでに木道の一部が見え始めています。

なお、バスの車内では、乗鞍の自然観察指導員の会長でいらっしゃる上平尚(かみひらたかし)さんによる乗鞍の生い立ちや自然に関するお話をお聞かせいただきました。「特急ひだで初めて乗鞍に来たという観光客になった気分で私の話を聞いてください」という件から今日の話が始まりました。標高1500メートルぐらいまではシラカバ、それよりも高くなるとダケカンバ、標高2500メートルを超えると高山帯となって木々少なくなるといった特徴があり、植生の違いを知ることで、もし遭難した時にどのエリアにいるのかを知る手掛かりになるなど、山岳遭難救助におけるノウハウや、長年の経験に基づいた貴重なお話でした。また、「丹生川町には32の集落がありますが神社が34ほどあります。これはいかに丹生川の人々が朝な夕なに乗鞍を拝んで信仰していてのか良くわかります。」など、生活の中で乗鞍が根付いている様子も語ってくださいました。

 

■畳平に到着、乗鞍岳山開き祭

畳平に到着した10時の気温は11℃、雲一つない快晴の青空が広がっています。そして、畳平にある乗鞍本宮での安全祈願神事の後、畳平バスターミナル前で、乗鞍岳山開き祭が始まります。

乗鞍岳山開き祭の主催者である、乗鞍エンジョイプロジェクト協議会長の長沼 伸彦氏は、
●トンネルの降雪が精力的に取り組んでいただいているが、トンネル工事は予定している区間よりも先に進んでいて、このまま進めば、2027年内には開通するものと思われる。
●国道158号の通行止めで大型車は大幅な迂回のため、観光バスが全く来なくなったところもあり、乗鞍岳でも旅行会社は国道が通れるようになるまではバスツアーを中止するなどの話があり、来る夏山シーズンで懸念がある。
●乗鞍は屈指の山岳観光地でありつつも手軽に訪れることができるのが一番の特徴だが、外来植物が大変増えて来ていて、景観が全く異なってしまった所もあり、雷鳥の生息数が減っているようで、各機関がメンバーとなって、乗鞍の自然を守りながら、活性化適正化を進めていきたい。
といった内容をおっしゃっていました。

昨年(2025年)の来場者数は11万人で、一昨年(2024年)の6万人を大きく上回り、来場者の回復が見られました。これはシーズン半ばの8月になって仮復旧した2024年に対し、2025年は全期間開通したことの効果が大きかったことがわかります。しかし、今年は2月に発生した高山市内における国道158号線の土砂崩れの影響で、高山方面から乗鞍へは観光バスなど大型車両は広域迂回する必要があり、バスツアーの大幅な減少が予測されていることから、早期の復旧の声が多くの関係者より聞こえています。

 


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