ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2001/08/18) @

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(Update:2001/08/23)

 

【大雪渓】

お盆も後半に入り、心なしか、秋の気配を感じるようになってきました。朝夕の冷え込みはもちろん、日中もさほど暑さを感じません。しかし、天候だけは午後から下り坂になり夕立がふる、夏山特有の気候がお盆前よりも顕著に表れるようになってきています。不思議ですね。

さて、雪渓の方ですが、もう一般の人が滑走に訪れるのはよした方がよい感じになってきました。今から夏スキーをはじめる人はいないと思いますが、観光目的でお盆に訪れたとき「あそこで滑っている人がいるぞ!」と翌週、板を担いでお越しになる人が毎年何人かいらっしゃいます。

しかし、このHPで雪渓や夏スキーの様子をお伝えしているものの、お盆以降の滑走はよほど慣れていない限り、お勧めしません。

 

【雪渓下部】

下部の雪渓はご覧の通り、ほとんどなくなってしまいました。左の画像にポツンと見えますがわかりますか?

ホントにこれだけです。1メートル四方です。

 

雪がある時期は小川が流れていましたが、雪がなくなり、完全に干上がってしまいました。

イワギキョウ(青色) ミヤマアキノキリンソウ

まだまだ、がんばっています。肩の小屋に向かう登山道脇ではたくさん見かけるものの、大雪渓では少し前まであまり見かけなかったイワギキョウがちらほら見かけるようになってきました。イワギキョウの脇にはチングルマ(実)と黄色のミヤマアキノキリンソウが見られます。

ミヤマキンバイはすでに終わってしまい、今、黄色の花といえばこのミヤマアキノキリンソウとウサギギクが咲き誇っています。もちろん上部の岩場ではまだ、ミヤマダイコンソウががんばっています。

 

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