ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2004/09/18) E
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近】
★この付近は今がピーク★
2004/09/18 |
畳平手前の屋根板。先週と比べて一段と紅葉が進んでいます。
2004/09/18 |
ウラジロナナカマドは完全にピークをむかえています。ただよく見ると既に葉を落としてしまっているものもあり、ピークを過ぎてしまっているといっても良いと思います。実際にこの画像の手前付近のウラジロナナカマドでも葉がなくなっている箇所がお分かりでしょうか?
ダケカンバに関してはまだ緑の部分が残っており、ピークまでもう一歩といったところですが、このあたりが見頃かもしれません。
2004/09/18 |
こちらは宝徳霊神バス停付近。先週と比べ一段とダケカンバの黄色が鮮やかになっています。
2004/09/19 |
ダケカンバの黄色がみごとです。よく見るとまだ緑色のものがありますが今がピークと言ってもよいでしょう。上記のものと1日のズレがあり細かく見ると進行度合いがわかりますが、画像ではそこまで表現はできていないようです。
こんな風景を目の当たりにしてしまうと『ノリクラに来てよかった〜』と、しみじみ思ってしまうものです。この画像の撮影は19日(日)の11時くらいだったと記憶しています。この日は10:30くらいまで雨・濃霧・強風でとても紅葉見物などといった天候ではありませんでしたが、まるでスイッチをONにしたかのように突然雲があけ、晴天が広がって来ました。ですから、訪れる人も全くいません。こんな絶景を独り占めできた最高のひとときでした。
山麓と大雪渓では天候が全く違うことが多く、山麓からは天候が読めないと思った方が正解でしょう。どんなに天気が悪くても訪れてみれば、きっといいことがあるかもしれません。
2004/09/20 |
そのダケカンバの紅葉の中からの様子です。位ヶ原山荘〜宝徳霊神バス停間の登山道から見下ろしたところ。間近に眺めると心が洗われる想いです。先週の紅葉情報の中でお伝えしたシャトルバスから流れるアナウンスの「...この登山道の人気は高く、9月下旬の紅葉は絶景です。」とは、まさにこの状態のことです。こちらの登山道については取材してありますので、機会がありましたら紹介いたします。
位ヶ原付近 |
こちらは位ヶ原付近。ちょうどスキーのツアーコースの左側のお花畑です。こちらもナナカマドは少し終わりかけの状態で、ダケカンバはまだ緑が残っている感じがありますが、今が一番の見頃と思ったほうがよいかもしれません。(これについては以下で説明します。)
落葉したダケカンバ |
まだ緑が残っているダケカンバもありますが、もう既に葉を落としていたり、枯れかかっているダケカンバが結構あります。そんなことから緑が残っていても「今が一番の見頃」というべきなのかなぁ〜と感じてしまいます。
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