ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.3(2002/06/09) A

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(Update:2002/06/13)

 

【雪渓上部】

今回もよいお天気につられ、前回同様、山頂まで向かってみます。

剣ヶ峰直下、剣ヶ峰〜蚕玉岳(こだまだけ)の稜線、朝日岳直下からは滑走可能ですが、蚕玉岳〜朝日岳の稜線からの滑走は雪はつながっているもののちょっとムリでしょう。しかし、この上部の積雪量は昨年よりも明らかに多く、まだ稜線からのスキー・ボードが楽しめそうです。

左の画像はは肩ノ小屋。前回は建物のまんなか付近まで雪がありましたが、随分少なくなりました。右の画像は肩ノ小屋から山頂方面をみたところで、ちょうど肩ノ小屋からのスタート地点です。前回まではスタート地点から雪がありました。画像の山は朝日岳です。

肩ノ小屋周辺の雪融けは他のエリアから比べるとスピードが速いようです。

 

ほぼ夏道に沿って登っていきます。肩ノ小屋→朝日岳の行程の半分から3分の2程度進んだあたりから雪渓を歩くことになります。道中、魔支利天岳(ましりてんだけ)を拝むことができます。魔支利天岳の雪渓には大きな変化はありません。

雪渓を歩くルートはご覧のようにかなりしっかりと踏み跡ができていて、通常の登山靴だけでも登って行けます。しかし、これは日中の日照りで雪渓表面が緩んでいるから問題なく歩いていけるだけで、梅雨入り後は日照が少なくなり、降雨で雪渓がかなり固くなるため、踏み跡がついていてもかなり滑りやすくなります。(アイゼンなどの装着をお勧めします)

 

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