ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.7(2002/07/06) B

Page: 1  2  3  IndexTop-page 

(Update:2002/07/11)

 

【雪渓上部】

雪渓上部は先週と比較してご覧になるとわかりますがかなり大きく変化しています。上部から左下に向かい、そして、前のページでご覧いただいたちょうど石碑のある岩の隣の付近はかなり雪融けが進んでいます。それでも昨年はこの部分がほとんどなくなり、翌週には上部と下部が完全に切れてしまっていましたから、まだまだ多いようです。

 

肩の小屋付近

今回一番変化が大きいのは肩の小屋付近です。もうほとんど雪がありません。右の映像付近は先週まではたっぷりと雪があったところです。その代わり、肩の小屋へ向かう登山道はしっかりと現れています。

雪渓下部よりも雪渓上部の方が大きく変化しているようです。

 

今回は1日の大半が濃霧でしたが夕方になり天候が回復し、日没までの短い時間の中で何とかフィルムに収めることができました。したがって詳しくお伝えすることができずに残念です。まぁ〜この時期の天候はかなり不順ですので仕方ないことですが...

雪渓の雪や高山植物も確実に夏モードに移行しています。雪渓のすぐ脇に高山植物が見られるようになるまでもう少しです。梅雨明けと同時にそんな高山植物たちがカラッとした青空の下、一斉に開花するのだと思います。

 

【昨年の今ごろは?】

date:2001/07/07

昨年よりはまだまだ雪の量が多いですが、台風などの降雨で雪融けが一気に進みます。そして画像のように鉄砲水で雪渓表面が土に覆われるとその一帯はいつまでたっても土砂が洗い流されることなく、滑走することはできません。今後の台風などの影響が少し懸念されます。

 

<<Back | IndexTop-page 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会