ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.14(2002/08/25) A
【高山植物】
キバナシャクナゲ |
季節的にすっかり忘れ去られているキバナシャクナゲ。実がしっかりついてもう完全に秋モードです。
ジムカデ |
ミネズオウ |
キバナシャクナゲはご存知のように大きな花で有名ですが、こちらは小さな花で有名な2つです。こちらも先端に小さな実をつけています。これら3つが同じツツジ科の仲間だなんて想像がつかないものです。
以前、ご紹介したアオノツガザクラも一緒の仲間ですが、そー言えば実がまっすく上に向かってつくところがキバナシャクナゲに似てますね。
ミヤマアキノキリンソウ | ウサギギク |
大雪渓エリアではこの2つの花がもうそろそろ見ごろを迎える時期に来ていますが、どうも今年は少し遅いようです。一般的にはお盆前に見られる花でスカイラインや県道脇でも数多く咲いていますが、大雪渓ではお盆またはそれ以降と花期が少しずれます。花期が遅れるのはこの2つの花に限らず、大雪渓エリア全体にいえるでしょう。また大雪渓のミヤマアキノキリンソウは少し小ぶりな感じがします。
ウラジロナナカマド(実) |
先週のものとは別のウラジロナナカマドですが、少しだけ実が赤くなり始めています。暑い日差しの中でも「秋へ」と一歩、踏み出しています。
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