ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.14(2002/08/25) B
【雪渓上部】
まだまだ、雪融けは進んでいます。もう右側の雪渓は滑走できないほど小さくなってしまいました。
雪渓上部 右側 |
こちらは右側の雪渓。先週は何とか滑ることができたのですが、この1週間でホントに様変わりしてしまいました。もう滑走はできません。以前からここで滑っていたグループも左側の雪渓に移動してきました。
雪渓上部 左側 |
左側の雪渓も一回り小さくなっています。このエリア全体を見たとき右側部分(ちょうどご覧になっている付近)の雪融けが進んでいるようです。
下から見ると... |
上から見ると... |
バーンそのものに大きな変化はありません。真ん中の階段を挟んで下から見て右側がフラットバーン、左側がコブのラインです。この日の午前中は県道乗鞍岳線が通行止めということもあって人出はかなり少ないものでした。
右側のフラットバーン |
人出が少ないせいか、先週よりもウエーブが少し少ないように感じます。しかし、下から見て右側(画面左側)の雪融けにより、横幅はだいぶ小さくなっています。この画像より、一つ上の画像のほうが良くわかるのですが、バーン途中に岩が出てしまい、それも少し気になるところです。
左側のコブライン |
コブのラインは2本あります。白いシャツを着ている人が立っている付近に1本、そして、黒のシャツを着ている人が滑っているラインが1本です。この日は上から見て右側のラインしか滑っていないようでしたが、左側のラインも先週から比べて雪融けによりコブが浅くなっており少し整備すれば滑走できると思います。
今回は自転車大会の影響からかなり人出が少なく、山麓の賑わいとは裏腹に少し寂しいものでした。先ほども申し上げましたがまだまだ日差しの強い日が続きます。夏の終わりの最後の日照りでしょう。9月になれば台風シーズンとなり、ひどい時には台風の訪れる周期が常に週末と重なってしまう年などもあり、日差しが恋しいなんてこともあります。
9月中〜下旬には紅葉のシーズンを迎えます。紅葉のキレイな年とそうでない年がありますが、それを大きく左右するものに霜があります。紅葉を迎える時期、夜中になって急激に気温が下がり、一旦、霜が降りたりするともうそれでダメになってしまうことも多く見かけます。
マイカー登山最後の年、今年こそ、きれいな紅葉が見られることを期待したいですね。
【昨年の今ごろは?】
秋のようなキレイな空ですね。比較的お盆の次の週は天候が安定しているようです。(だから大会が開催されるのでしょうか?)
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |