ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.21(2002/10/12) C
【雪渓上部 T】
先週と比べて雪渓の左側のガレ場部分を中心に白く点々となっています。
2〜3日前に降った雪が残っています。今年は冷え込みはあまり厳しくないものの、初雪などは例年とさほど変わりないように思います。
バーンそのものは大きく変わりはありません。左側はフラット。右側はコブのラインです。
このところ暖かい日が続いていますが、雪が降ったりしてやはり10月であることは変わりありません。コブ・フラットとも今までのように日が高くなっても雪面はなかなか緩みません。
したがって、しっかりとしたエッジングができるスキー・ボード操作が必要なことは間違いないんですが、それ以上に苦労するのが雪渓を登ることです。ご覧のようにアルペンボードのハードブーツではスキーのブーツと比べ先端が丸くなっているので、硬い雪面にブーツの先端を食い込ませることはなかなか大変なことです。
かといって、雪融けはもう進んでいないかというとそこがまた不思議なところで、右の画像で所々、点々と雪面に穴が開いているのをご覧になれると思います。この下は空洞になっていて、とうとうと 水が流れている音が聞こえてきます。
そんな危ないバーン状態ですので、工事用のヘルメットを着用して滑るヒトもいます。
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