ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.1(2003/05/17) B
【畳平周辺】
お花畑は昨年よりもやや雪の量が多いように見えます。鶴ヶ池も中洲の雪や池の周りは部分的多いようです。ただ、それ以外の場所においてはそれほど多くはないように感じます。
【雪渓下部】
県道に近い付近は昨年よりやや多いようです。しかし、場所によってかなりバラツキがあるようです。
既に大雪渓の一部では下の岩が見え始めています。いつもはもう少したってから頭を出し始めるはずの岩です。
この岩は雪渓下部のなかでも中央付近に位置していますので、全体的にはいつもの年よりも雪融けが進んでいるようです。
左の画像でガードレールが写っているのがご覧になれるでしょうか?ここが大雪渓への入り口の付近です。この写真ではわかりにくいのですが、この入り口付近は、昨年よりはやや多めに見えます。
右側の画像では通行止めの看板があります。例年この時期に完全に除雪が終わっているのはここまでです。トイレ付近にたくさん雪があるように見えますが、除雪された雪が大きな山になっているだけで、その周辺にはあまり雪はありません。
トイレ前の通行止めのところを畳平側にすこし進んだところです。いつも高い雪の壁が見られますが、今年はその高さがかなりなものです。この付近は例年より雪がかなり残っているのでしょう。10メートルは優に超える高さで、聳え立っています。
昨年と比べて積雪の多いところ・少ないところの差が結構あるようです。
【雪渓上部】
このあたりに関してはあまり昨年と変化がないように感じます。訪れる人たちはここよりさらに上部の稜線まで担ぎ上げます。
雪渓下部からこの上部付近到達するとルートをやや左より変えます。
まだそれほど大きくありませんが、クラックができ始めています。それでも人が入ってしまうほどですので、上部から滑走してきた時は十分注意が必要です。
時々雲が怪しげに漂いますが、まずまずの天気。多くのスキーヤー・ボーダーが稜線を目指して歩いていきます。
この付近は秋まで雪が残る、雪渓上部左側の左端付近です。ここまで来ると稜線は間近に見えてきます。しかし、ここからさらに斜度が増してきますので、稜線が見えているのになかなか到達することができません。一番つらいところですね。
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