ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.3(2003/06/01) A

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(Update:2003/06/05)

 

【稜線へ】

雪の全くない登山道を歩いてやっと雪渓が見え始めてきます。今日はほとんど視界がききませんので周りが良くわかりませんが、このあたりは朝日岳の直下付近です。晴れた日ならここから朝日岳〜蚕玉岳の稜線が見えるはずです。

 

濃い霧のほんの一瞬ですが、雪渓の様子を伺うことができます。右の画像は朝日岳直下の雪渓を下に見下ろしたところ、大雪渓へつながっています。

 

ここから稜線までは完全に雪渓です。雨で踏み跡がなくなっています。斜め上に向かっていけば稜線にたどり着きますが、どこを歩いているのか全くわからない状態ですので、初めての方は必ず、経験者と一緒に行動されるようお願いいたします。

 

【蚕玉岳〜剣ヶ峰稜線】

朝日岳〜蚕玉岳の稜線はひどい濃霧のため全容を把握することができませんでしたが、かなり雪融けが進んでいて、上部ではかなり狭くなっているところがあります。従って、朝日岳直下からすこし下ったあたりが滑走スタート地点になるかと思います。

そして、こちらの画像は蚕玉岳〜剣ヶ峰の稜線です。先週からこの稜線の雪渓を2分するように雪融けが進んでいましたが、剣ヶ峰側はかなり雪融けが進み、滑走スタート地点はちょうどこの画像の蚕玉岳寄りの稜線からとなります。

 

先ほどの朝日岳〜蚕玉岳稜線と同様、かなり雪融けが進み、横幅が30メートルほどになってしまった箇所もあります。また、ご覧の画像のように先週まではなかった落石がかなり多く発生しておりますので、落石の直撃にあわないように注意が必要です。

 

こちらは終点の県道脇です。まだまだ積雪があることがわかります。こちらの高さは先週とあまり変わらないようです。

 

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