ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.21(2003/10/11) D

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(Update:2003/10/17)

 

【雪渓上部 V】

こちらはスタート地点です。ほとんど先週と変わりありません。

 

同じ地点から左上方を見た部分です。この付近の雪融けはそれほど進んでいなく、先週とほとんど変わりありません。

 

先ほどの箇所から左上に移動した所です。若干雪融けしていますが、こちらも先週と比べてほとんど変化はありません。

 

氷柱(つらら) ウエーブ

滑走する部分以外の雪渓は、かなり過酷な状態となっています。左の画像はかなり長い氷柱(つらら)です。長さ10〜20センチほどになっています。今まででも短い氷柱はできていましたが、やはり夜間の冷え込みが相当なものであることがわかります。

既に雪渓上部左側右端はコブライン1本となってしまいました。昨年までなら既にこの部分は雪融けでなくなってしまい、9月中〜下旬には右端から左端へ滑走エリアを移していました。しかし、今年は雪融けが遅く、右端で十分滑走できたため、左端へ移動する必要がなかったため、左端で滑走している人がほとんどいませんでした。その影響もあると思いますが、右端の滑走エリア以外はかなりひどいウエーブとなっています。大きいところでは高さにして50センチほどはあると思います。ここまで大きくなってしまうとバーンをフラットに仕上げることは不可能で、今後、右端が滑走できなくなったとしても左端へ移動することは不可能だと思います。

三連休が終わり、いよいよノリクラは本格的な冬へまた一歩近づいていくことになると思います。すでに、速報でお伝えしているよう、三連休明けから、連日、積雪・凍結で通行止めが続いています。例年、毎日のように通行止めが続くのは10月後半になってからで、この時期にしては比較的珍しいことです。少しばかり冬の訪れが早いのかもしれません。

今度の週末あたりから造雪装置のあるスキー場がオープンしはじめ、だんだんスキーシーズンが近くなってまいりました。次週も現地に向かう予定にしておりますが、大雪渓に通じる県道乗鞍岳線は上記のような状況ですので、お伝えすることができないかもしれませんが、あしからずご了承ください。

 

【昨年の今ごろは?】

date:2002/10/12

昨年の三連休は3日間とも良い天候に恵まれていました。渋滞もかなりひどく、県境ゲートが開門直後には車の列が3列になり身動きできない状態となっていました。

 

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