ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.7(2004/06/27) A
【雪渓下部 T(つづき)】
雪渓下部ーモーグルバーン |
こちらはいつもお伝えしているモーグルバーンです。霧がかかって見にくいのですが、雪融けのため右側から登山道の姿が大きくなってきています。したがって先週まであったモーグルコースはその登山道かかりはじめ、またその雪融けでモーグルコースのコブそのものが消失しています。
新たなモーグルコース |
スタート地点はクレパスの中 |
したがって、先週のコースから左に10〜20メートルほど移動したところに新たなコースが新設されています。これまでのコースはバーン中央付近を横たわるクレパスを避けるために雪渓下部の右端に作られていました。しかし雪融けでクレパスが横切っていない雪渓下部の右端部分の積雪が少なくなり、クレパスの下側部分にしかコースを取ることはできず、ご覧のように新設されたコースはクレパスをスタートラインとしています。
ラインの長さは14ターン |
スタート地点が先週と比べると半分程度まで下がってきているため、ラインの長さも14ターンと短めです。
アルペンスキー | テレマークスキー |
やや固めの雪の上にやわらかめの雪が乗っている感じで、コブの形も次のコブに向かってズドンと落ち込むようなこともなく、まずまずです。今日もアルペンスキー、テレマーク、そしてスノーボードと色々な方々がコブにトライされていました。バーンの長さが先週よりも短くなっていますが、それほど短いと感じることはありません。
後ほど申し上げますが、雪融けが進むにつれて雪渓の表面のスプーンカットがひどくなってきています。誰も滑走していないスプーンカットそのままの状態のところより、人の手の入ったコブのラインのほうがバーンの表面がこなれており、コブにある程度なれている方ならこちらのほうが滑りやすいかもしれません。
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