ノリクラ 雪渓カレンダー

番外編(2004/11/06) A

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(Update:2004/11/09)

 

【雪渓下部 続き】

スキーヤー専用道をさらに進みます。先々週はこのあたりは完全に真っ白でひざくらいまで雪がありましたが、ご覧の通り、くるぶし程度までです。ただ、先々週と異なるのは雪質がかなりよいことです。いわゆるクラスト状態ではなく、新雪特有のさらさら感が残っています。

 

石碑の岩

こちらは石碑の岩。先々週よりも白い部分は圧倒的に多くなっています。結構さらさらしていて、融けている様子がありませんのでこのまま根雪になっていくような感じです。

 

【雪渓上部】

雪渓上部 雪渓上部左側

こちらは雪渓上部。右の写真が最後まで残っていた雪渓上部左側ですが、どこに雪渓が残っているのかよくわかりません。画像中央に右上から左下方向に短く伸びる尾根状のものがありますが、その下端付近に残っていました。先々週と同様、今週も完全に埋まっていますのでその形はわかりません。先々週とほとんど同じくらいです。この画像では少しわかりにくいのですが、剣ヶ峰〜蚕玉岳(こだまだけ)稜線は完全に真っ白になっています。

これからノリクラはその白さをいっそう増していくことだと思います。

今回は冬季閉鎖に入ってからのノリクラですが、ホントに大雪渓エリアには誰も・何もありません。天候の悪い日などは軽装備で訪れることのないようご注意ください。一歩間違えば「冬山」の様相を呈することは間違いありません。この時期のノリクラは閉鎖状態ですので、おとずれる人がほとんどありませんが、立山などではアルペンルートや山小屋などは営業しており、1日に1〜2メートル降り積もることは珍しいことではなく、雷鳥沢から室堂まで帰ることができなくなったという話を耳にしたこともあります。

これからのシーズンはバックカントリーと称してスノーシューなどで訪れる方もいらっしゃると思います。ご存知とは思いますが、天候には十分注意してください。

来週は多分現地に出向くことはないと思いますので、これで番外編も最後だと思います。来年、再会できる日までどうかお元気で!!

 

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