ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2005/10/22) E
【めまぐるしく変わる天候】
山頂付近はすっぽりと雲の中 | そして雨降り |
雲ひとつない快晴は10時まで。それ以降はまるで、別の日じゃないかと思わせるほどの激変ぶりを見せます。山頂付近にくもがかかりはじめたとおもうと、次第に雨が降り...
強風 | 風に飛ばされ、一面、落葉 |
そして、お昼過ぎからは強風にみまわれます。周りの樹木からはまだ青い状態の葉まで飛ばされています。
嵐のような風。 |
風はさらに強くなり、晴れてはいますがほとんど嵐といってもいいくらい。観光センターのバス停のあったテントも飛ばされてしまうほどでした。
高い樹木は折れてしまうのではないかと思うほど |
なかなか、この強風の様子を画像でお伝えすることができませんが、高い木はご覧のように折れてしまうのではと思うほどの状態になっています。今日は、お日様がさんさんと輝いているのに、地面をぬらすほど、まとまった雨が降り続いたり、ご覧のような突風が吹き荒れたりと、朝の快晴は一体どこに行ったのかと思ってしまうほどめまぐるしく、天候が変化した一日でした。
初雪・初冠雪に見舞われるほど、不安定な気象条件でしたので、このようなことがあっても不思議ではないのかもしれません。
嵐の後はきれいな虹が... |
そして、嵐の後は、ご覧のような虹がかかりました。七色がくっきりと現れたきれいなアーチをした虹です。まるで、映画にでも出てくるような虹。本日は、大雪渓まで訪れることができませんでしたが、乗鞍高原だけで、一日、いろいろな出来事に遭遇でき、楽しい時を過ごすことができたように感じます。
ノリクラシーズンも残りあと数日となりました。今週に入って比較的暖かい日が続いていますが、それでも、大雪渓エリアなど上部では路面が氷結状態になっているようで、26日には岐阜県側の乗鞍スカイラインは冬季閉鎖に入ってしまいました。長野県側も大雪渓付近の路面の凍結のため、通行止めが23日(日)より、続いていますが、この分だと、県道乗鞍岳線もそのまま冬季閉鎖に突入する可能性がかなり高い状況です。
さて、今回の二日間はめまぐるしい変化を見せました。何年もノリクラを見ていますが、こんなめまぐるしい変化を見せるのは、初めての経験です。
次の土日でノリクラ雪渓カレンダーは今シーズンの掲載を終了いたします。ただし、大雪渓付近の様子をお伝えすることはできない可能性が高いと思います。その際は、乗鞍高原などの情報をお伝えすることになるかと思いますが、ご了承ください。
【昨年の今ごろは?】
2004年10月14日(木)の晩に降った初雪により、県道乗鞍岳線は通行止めが続いていましたが、22日(金)の午後から再び通行できるようになり、ご覧のような穏やかな状態です。岐阜県側の乗鞍スカイラインは20日(水)に冬季閉鎖に入っています。
このあと、県道乗鞍岳線も26日(火)には再び積雪通行止めとなり、そのまま冬季閉鎖へ入っていきました。
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