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■ 【更新情報】 【2025/05/29】 6月1日(日)に予定されていた春山バスの大雪渓延長開始は、5月31日(土)に前倒しされました→詳細・予約はアルピコ交通HPへ 【2025/05/15】 乗鞍スカイラインは5月15日(木)に全線開通しました(5月開通は3年振り) 【2025/04/11】 県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝間は4月11日(金)11時に開通しました(三本滝〜県境間は7/1、乗鞍スカイラインは5/15予定) 【2025/03/31】 2025年乗鞍岳春山バスは4月27日(日)より運行開始されます(1日3便・予約制)。詳細・予約はアルピコ交通HPへ 【2024/12/30】 2024年グリーンシーズン 各種データーまとめ を掲載しました 【2024/10/31】 乗鞍スカイライン、県道乗鞍岳線は11月1日より冬季閉鎖に入りました(山頂方面への交通手段はありません) 【2024/10/23】 2024紅葉情報を掲載しました → 10月26日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.8)
【2024/10/23】 2024紅葉情報を掲載しました → 10月19日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.7)
【2024/10/19】 Mt.乗鞍の現状を聞く〜スキー場運営協議会 代表 山口謙さん(支援金・今後の運営など)
【2024/10/17】 2024紅葉情報を掲載しました → 10月12〜13日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.6)
【2024/10/07】 2024紅葉情報を掲載しました → 10月5日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.5)
【2024/10/01】 2024紅葉情報を掲載しました → 9月28日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.4)
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梅雨の中休みは、青空に絵筆をふるう雲が美しい |
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@ 2025/06/13 08:55 新緑が一段とくっきりし、緑が眩しい季節 (県道乗鞍岳線 − 摩利支天) |
A 2025/06/13 19:15 穏やかな晴天 (春山バス始発便 − 大雪渓到着) |
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B 2025/06/13 13:20 |
C 2025/06/13 14:50 青空に絵筆をふるう雲が美しい (県道乗鞍岳線− 大雪渓下4号カーブ) |
【目次】
<観光センター、春山バス> |
<観光センター、春山バス> 早朝6時の観光センター前駐車場の天候は、青空に筋状の雲が流れる朝を迎えます。気温10℃、やや肌寒さを感じる状況です。まるで秋空を感じさせるような高い空が広がり、梅雨の中休みにしては上出来の天気です。 春山バス始発便は大雨と道路陥没で三日振りの運行再開となりました。今日は平日ですが、始発便は
今週は梅雨前線が北上し、東海地方は6月9日(月)、関東甲信地方は6月10日(火)に梅雨入りし、6月11日(水)には大雨の影響で周辺道路が雨量規制通行止めとなるなど、梅雨入り直後から梅雨末期のような降り方をを見せてくれました。この1週間の天候変化を末尾に掲載しておりますので、参考になさってください。(→【この1週間の天候状況
6月8日(日)〜6月13日(金)】)
沿道で最も積雪が多いのは。大雪渓下4号カーブですが、外壁で9.5メートル、内壁で6.8メートルで先週よりもわずかに減少しています。
<大雪渓・山頂方面)> 大雪渓は先週より30センチ程度の雪解けにとどまっています。大雪渓入口付近は昨年よりも1週間遅い雪解け、石碑の岩は昨年より1週間遅い雪解け、モーグル岩は昨年より3週間遅い雪解けとなっています。場所によって大きく異なっていますが、傾向は先週までの状況と変わりありません。 また、道路沿いの雪渓下部ではモーグルコースが2本作られています。平日でもこの一角だけは賑わいを見せていました。、
春山バス始発日が到着した9時15分の大雪渓は、晴天・気温8℃で微風が流れています。6月中旬ともなると、稜線からロングコースを滑走するバックカントリースキーヤーの姿は片手程度。大半が大雪渓を滑走するモーグラーの方々でした。
前述のとおり、大雪渓付近は昨年よりも遅い雪解け状況ですが、稜線方面は昨年より若干早い雪解けを示しています。
肩の小屋から山頂に向かう登山道では、朝日岳直下付近で積雪が残っていて、積雪区間は70メートルほど。今日は雪が柔らかいため、下りでも苦労せずに降りる人もいれば、恐る恐る慎重に一歩一歩を確かめながら下山される方もいらっしゃいます。多くの観光客はアイゼンなど持たずにお越しになり、途中でスリップして転倒する様子が何度も見られました。まだ、積雪があるうちは必ずアイゼンを持参していただくようお願いいたします。 13時の稜線の気温は15℃。そよ風が心地よく、穏やかな晴天に恵まれ、まだ、梅雨が続いているということを忘れさせるような雰囲気です。そろそろ、稜線からの滑走はタイムリミットが近づいています。朝日岳から大雪渓に降りるルートは、画像のように一部かなり狭くなってきました。あと数日程度で途切れると思われます。 大雪渓から肩の小屋に向かう登山道は、一部で登山道が見え始めていますが、ほぼ全面積雪状態となっていますので、入山される方はアイゼンなどの携行をお願いいたします。
山頂方面積雪状況
積雪区間は70m −
前歯のあるアイゼンが必要です
@山頂方面全景
A積雪個所(朝日岳付近)積雪区間70m
また、蚕玉岳からの滑走エリアでも途中に岩の頭が見られ、最上部は稜線からやや下ったあたりまで降りる必要があり、中間部分も狭まってきて、こちらもタイムリミットが近づきつつある状態です。
次回速報は6月21日(土)の予定です。(2025/06/13 23:00更新)
●6月8日(日)曇(乗鞍高原:最低10℃・最高:23℃)
午前中に一時青空がみえたものの終日曇。雲は上層の高い雲で山頂まで視界良好だった。九州北部と四国で梅雨入り。沖縄で梅雨明けを迎え、沖縄の梅雨明けは2015年と並んで最も早い梅雨明け。
(春山バス始発便3台−予約分)
(畳平:6時:曇5℃◯・9時:晴9.0℃◯・12時:曇11.0℃◯・15時:曇10.4℃◯)
●6月9日(月)曇(乗鞍高原:最低10℃・最高:22.5℃)
日本の南にある梅雨前線が徐々に北上し、朝まで晴天だったものの、9時頃から曇りとなり、17時頃から雨となった。中国地方・近畿地方・東海地方で梅雨入りで、東海地方の梅雨入りは平年より3日遅く、昨年より12日早い記録。
九州では激しい雨となり線状降水帯が発生。降水量の全国ランキングでは10位まですべて鹿児島県が入り、指宿では359.0mm/24hの大雨が続いた。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:晴5℃◯・9時:曇8.2℃◯・12時:晴8.7℃◯・15時:曇9.1℃◯)
●6月10日(火)雨(乗鞍高原:最低14.5℃・最高:18℃)
九州北部から本州南岸を経て日本の東に停滞する梅雨前線の影響で昨晩より雨が続き、午後から雨量が多くなる。関東甲信地方、北陸地方で梅雨入り。関東甲信地方の梅雨入りは平年より3日遅く、昨年より11日早い
梅雨入り直後から梅雨末期のような大雨となり、上高地で66.0mm/24h、御嶽山で157.0mm/24hに達し県南部で雨量が多くなった。また、乗鞍スカイラインでは17時に累積雨量が71.5mmに達し、17時に雨量規制による通行止となった。全国的には九州南部、四国、近畿で線状化したエコーが見られ、鹿児島県と宮崎県で土砂災害警戒情報が発表された。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:小雨9℃◯・9時:雨9.8℃◯・12時:雨10.6℃◯・15時:雨9.0℃◯)
●6月11日(水)雨(乗鞍高原:最低11.5℃・最高:18℃)
梅雨前線の停滞により、夜明け前あたりから雨が強まり終日雨。朝5時の時点で中の湯では83mmの連続雨量を観測し、17時には118mmに達した。乗鞍スカイラインは昨日17時より雨量規制通行止ととなりましたが、雨量は昨日よりも増加して100〜150mmの累積雨量が続き終日通行止。また、県道乗鞍岳線も休暇村〜県境間が朝5時から通行止。上高地公園線も雨量規制のため8時より通行止となった。
雨は夕方には収まり、上高地公園線は17時15分に通行止解除されたものの、乗鞍岳線は三本滝上で道路陥没が発生したため、引き続き通行止が継続された。
また、南シナ海の熱帯性低気圧が発達して9時に台風1号が発生。例年、台風1号は3月上旬〜中旬に発生し、6月までずれ込むことは統計史上5番目に遅い記録。
(春山バス運休)
(畳平:6時:雨8℃×・11時:雨9℃×・17時:曇6℃×)
●6月12日(木)晴(乗鞍高原:最低7.5℃・最高:21.5℃)
停滞する梅雨前線がやや南下し、日本海側から高気圧が張り出して、天候は回復へ。朝一番は晴れていたものの、、8時ごろには雲が多くなり、次第に曇り空に。乗鞍スカイラインは、7時に通常開門するものの、県道乗鞍岳線は、昨日の大雨で三本滝上で道路陥没が発生したため休暇村より通行止となり、春山バスは終日運休となった。この通行止は14時45分に解除された。
日中の日差しで気温が上昇し、畳平では15時に14.2℃を観測して今シーズン最高気温を更新。
(春山バス運休)
(畳平:6時:晴6℃◯・9時:晴8.1℃◯◦12時:曇10.0℃◯・15時:晴14.2℃◯)
●6月13日(金)晴(乗鞍高原:最低8.5℃・最高:25.5℃)
停滞する梅雨前線が南下し、綺麗に晴れるものの、前線北側のの高気圧が東に移動したため、上層の雲が多い状態。梅雨の中休みの晴れ間となり、高い雲が青空のキャンパスに絵筆をふるい、まるで秋空のような雰囲気すら感じさせる状況。春山バスは3日ぶりの通常通りの運行だった。
朝は気温が低めだったものの、日中の日差しで乗鞍高原では25.5℃まで上がった。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:晴7℃◯・9時:晴11.2℃◯◦12時:曇13.7℃◯・15時:晴12.9℃◯)
※
気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。
また、掲載後、内容を修正する場合があります
【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。3月31日(月)〜4月11日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
スキー場〜三本滝ゲート (標高1600〜1800m) |
三本滝ゲート〜ツアーコース入口 (標高1800〜2000m) |
ツアーコース入口〜位ヶ原 (標高2000〜2500m) |
位ヶ原方面〜大雪渓 (標高2500〜2600m) |
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●3月30日(日)まで (Mt乗鞍営業期間) |
リフト乗車 | リフト乗車 | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) |
●3月31日(月)〜4月11(金)11時 (休暇村ゲート開門前) |
徒歩(休暇村G、スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) |
●4月11日(金)11時〜6月13日(金) (休暇村ゲート開門後) |
マイカー(県道乗鞍岳線) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) |
●6月13日(金)〜5月下旬 (春山バス運行開始後) |
マイカー(県道乗鞍岳線) | 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) | 徒歩(スノーシュー等) | |
●5月下旬〜6月30日(月) (大雪渓延長運行開始後) |
マイカー(県道乗鞍岳線) | 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) |
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【岐阜県】 | 乗鞍スカイライン:6月13日(金)開通予定 |
梅雨入り直前の貴重な晴れ間 =軽アイゼンではなく12本爪など冬山用のアイゼンを= |
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@ 2025/06/07 09:25 梅雨入り直前の晴天 − 予想以上に良い天気 (春山バス始発便−大雪渓到着) |
A 2025/06/07 09:35 山頂目指して出発 (大雪渓) |
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B 2025/06/07 12:45 |
C 2025/06/07 14:40 高さ10mの雪壁を行く春山バス (県道乗鞍岳線 −大雪渓下4号カーブ) |
【目次】
<観光センター、春山バス> |
<観光センター、春山バス> 早朝6時の観光センター前駐車場は快晴の朝を迎えます。気温10℃、やや肌寒さを感じる状況です。6月の乗鞍高原と言えばレンゲツツジ。一の瀬園地にあるつつじ園では一斉に咲きはじめ、明るいオレンジ色で一面包まれています。晴れた日は残雪の乗鞍の峰々をバックに撮影すれば、鮮やかなオレンジが映えること間違いありません。 春山バス始発便の予約は当初2〜3台だったのに、昨日夕方には増車されて5台となり、それもすぐに予約が埋まりました。梅雨入り前の貴重な晴れ間を狙ってお越しの方が多かった模様です。そして、春山バス始発便は最終的に6台が運行されました。予約制に移行してから、予約した号車の看板の前に並んで待つスタイルとなっていて、昨年までのような混雑はなく、また、配車する台数を事前把握できるため、混雑とは無縁の状況となりました。 春山バスは位ヶ原山荘を過ぎると、沿道に雪壁がそびえたつようになります。若干上層の薄い雲が流れることがあっても快晴無風が続き、迫りくる雪壁を楽しむことができます。沿道で最も雪壁が高い4号カーブでは、内側7メートル、外側9.7メートの高さがあって、先週から大きな変化ありません。ただ、6月までは通行が禁止されている自転車が雪壁付近で走行している様子が目撃されました。一人一人のマナーが大切かと思います。
前線が南下して綺麗に晴れ上がった日が多かった1週間でした。この1週間の天候変化を末尾に掲載しておりますので、参考になさってください。(→【この1週間の天候状況
6月1日(日)〜6月7日(土)】)
<大雪渓・山頂方面)>
春山バスが到着した大雪渓・肩の小屋口は気温14℃、爽やかな風が流れています、大半の方が山頂方面を目指してアイゼンなどの装具を取り付け出発します。春山バスから山頂方面を目指す方は大雪渓から直登するルートを取る方が多いため、大半の方が厳冬期用の12爪のアイゼンを装着されています。厳冬期と異なり、春山は雪が柔らかく、ある程度の斜度までであれば、アイゼンは不要かもしれませんが、大雪渓からの直登は必須と考えられます。
また、直登せずに肩の小屋を経由して夏道沿いで登ることも可能ですが、こちらも朝日岳直下に100メートル程度の積雪区間があります。肩の小屋経由で山頂目指す方は観光登山の延長線といった方が多く、アイゼンを持たずにお越しになる方が多く気がかりです。アイゼンなしでも雪が柔らかければ登ることができますが、下山は大半の方が苦労されていました。転んで滑落寸前の状態の様子も何度もあり、観光登山とは言えども、必ずアイゼンを持参のうえ、お越し下さい。
大雪渓は先週よりも50センチ程度雪解けが進みました。大雪渓入口付近は昨年よりも1週間遅い雪解け、石碑の岩は昨年より1週間以上遅い雪解け、モーグル岩は昨年より3週間遅い雪解けで、場所によって大きくばらつきがあります。この快晴も11時を過ぎるころから徐々に雲が多くなり、昼前には日差しが弱くなります。ただ、それ以上の天候の変化はなく、今日は天気予報がよりも良い天候の一日を送ることができました。
山頂方面積雪状況
積雪区間は100m −
前歯のあるアイゼンが必要です
=アイゼンなしで登れても下れない=
@山頂方面全景
A積雪個所(朝日岳付近)積雪区間100m
肩の小屋からの山頂方面の登山道は、朝日岳直下に100mほど積雪区間があります。昨年より1週間ほど雪解けが早い状況です。この積雪区間は踏み跡がついていますが急斜面をトラバースする形になっていて登りと下りが対向すると道を譲らなければならないため、踏み跡からずれるためにアイゼンが必要です。また、登ることができても下ることができませんので、その点からもアイゼンは必要です。
滑走エリアでは、蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリアは積雪がないため、隣の朝日岳からの滑走となります。また、蚕玉岳からの滑走エリアでは稜線から砂利部分をやや降りないと、滑走エリアに到達できない状態となっています。そのため、今後、滑走エリア上端がさらに下がってしまうと、滑走不能となります。また、例年、中間部分で岩場が出ますが、今年はまだ大きくなく、問題ありません。
次回速報は6月7日(土)の予定です。(2025/06/07 23:00更新)
●6月1日(日)晴(乗鞍高原:最低8.5℃・最高:18.5℃)
前線を伴った低気圧は日本の東に遠ざかり、対馬海峡付近に中心を持つ高気圧が張り出して乗鞍は朝から良い天候となる。しかし、低気圧を回るように日本海側から湿った北風が流れ込み、山頂付近や乗鞍スカイライン側(岐阜県側)では午前中を中心に風が強めで濃霧となり、自転車は通行見合わせとなった。また、乗鞍高原でも9時頃に一時雨となった。この天候も午後からは解消傾向となった。
春山バスは大雪渓延伸が昨日開始され、今日は良い天候ということもあって、来場者が多く、当日になって予約枠を1台から3台に対応した。
(春山バス始発便3台−予約分)
(畳平:6時:曇0℃×・9時:雨1.6℃×・12時:曇4.1℃×・15時:晴4.8℃×)
●6月2日(月)晴(乗鞍高原:最低6.5℃・最高:22.5℃)
午前中は関東の東の高気圧に緩やかに覆われて快晴の朝を迎える。高気圧は弱まりながら移動して午前中には薄い雲がかかり始め、午後から夕方にかけて曇り空へ。また、日差しの影響で日中は気温が上昇し、畳平では12時に11.3℃を観測。10℃を超えるのは5月24日以来の9日ぶり。
(春山バス始発便2台ー予約分)
(畳平:6時:晴4℃◯・9時:晴7.2℃◯・12時:晴11.3℃◯・15時:晴9.5℃◯)
●6月3日(火)雨(乗鞍高原:最低11.5℃・最高:13.5℃)
四国付近を東北東進する低気圧の前面に発達した雨雲が広く分布して、低気圧が到達する前から雨が広がり、ほぼ終日雨となった。上高地では14時までの1時間に3.0mmのまとまった降り方を見せ、24時間降水量は21.0mmだった。気温は低めで乗鞍高原での最高気温は10℃程度にとどまり肌寒い一日。乗鞍スカイラインシャトルバスは雨天ダイヤで運行。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:霧雨2.5℃◯・9時:雨8℃◯・12時:雨6℃◯)
●6月4日(水)晴(乗鞍高原:最低11℃・最高:23℃)
前線を伴う低気圧が東海道沖から三陸沖へ移動し前線が日本の南に南下して東日本から西日本は晴天域が広がる(前線が停滞する南西諸島は雨)。前線の北側にある大陸由来の高気圧に覆われたため、乾いた空気に包まれ、乗鞍は朝から清々しい晴天となる。ただし、山頂付近は昼前から雲が広がり畳平は午後から曇となる。日中の日差しで気温は上昇し、乗鞍高原の最高気温は23℃まで上がり、山麓では、松本が27.1℃ 、高山が25.8℃を記録し、7日ぶりの夏日となった。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:晴0℃◯・9時:晴4.8℃◯・12時:曇5.5℃◯・15時:曇5.5℃◯)
●6月5日(木)晴(乗鞍高原:最低5℃・最高:21.5℃)
東シナ海から日本の南に高気圧が移動し、梅雨前線が押し下げられ、今日も良い天気の一日。この梅雨前線が本州に南から東側を迂回するようにサハリンまで続き、サハリンに低気圧があって、日本付近は南高北低の気圧配置となり、暑くなりやすい気圧配置に。朝一番は乗鞍高原でも0℃近くまで冷え込み、最低気温の10位までのランキングに長野県の9つの観測地点が入る。日中は湿度も低く21.5℃程度まで上昇。また、山麓では、松本が27.9℃ 、高山が26.9℃を記録し、昨日を上回った。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:晴0℃◯・9時:晴2.1℃◯・12時:晴4.9℃◯・15時:晴8.5℃◯)
●6月6日(金)晴のち曇(乗鞍高原:最低7.5℃・最高:24℃)
梅雨前線が南に押し下げられ、高気圧圏内となって良い天気の一日
朝から快晴。畳平では0℃が続いていた早朝の気温が8℃に達し、15時の13.6℃は今シーズン一番の気温。乗鞍高原では昼前には20℃近くまで上昇した。全国的には真夏日を観測地点は66ヶ所に上り、松本では県内で最も高い29.9℃と真夏日目前の最高気温を観測した。高気圧の勢力が東へ移動し、西から上空の気圧の谷が接近して10時過ぎから雲が広がり始め、午後は日差しはあるものの全面雲に覆われる状態となった。
(春山バス始発便1台−予約分)
(畳平:6時:晴8℃◯・9時:晴10.6℃◯・12時:曇12.2℃◯・15時:晴13.6℃◯)
●6月7日(土)晴(乗鞍高原:最低10.5℃・最高:26℃)
昨日同様、前線の北側に広がる高気圧・気圧の尾根に覆われて梅雨入り直前の貴重な晴れ間となった。気温も上昇し、乗鞍高原で26℃まで上昇し、夏日となったのは16日ぶり。また、畳平では正午に14.1℃が観測され、昨日、観測した今シーズン最高気温を更新した。
松本で29.7℃、高山で29.9℃で今日も真夏日目前まで上昇し、全国的に暑い一日だった
(春山バス始発便5台−予約分)
(畳平:6時:晴6℃◯・9時:晴11.5℃◯・12時:晴14.1℃◯・15時:曇12.1℃◯)
※
気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。
また、掲載後、内容を修正する場合があります
【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。3月31日(月)〜4月11日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
スキー場〜三本滝ゲート (標高1600〜1800m) |
三本滝ゲート〜ツアーコース入口 (標高1800〜2000m) |
ツアーコース入口〜位ヶ原 (標高2000〜2500m) |
位ヶ原方面〜大雪渓 (標高2500〜2600m) |
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●3月30日(日)まで (Mt乗鞍営業期間) |
リフト乗車 | リフト乗車 | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) |
●3月31日(月)〜4月11(金)11時 (休暇村ゲート開門前) |
徒歩(休暇村G、スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) |
●4月11日(金)11時〜6月7日(土) (休暇村ゲート開門後) |
マイカー(県道乗鞍岳線) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) | 徒歩(スノーシュー等) |
●6月7日(土)〜5月下旬 (春山バス運行開始後) |
マイカー(県道乗鞍岳線) | 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) | 徒歩(スノーシュー等) | |
●5月下旬〜6月30日(月) (大雪渓延長運行開始後) |
マイカー(県道乗鞍岳線) | 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) |
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【岐阜県】 | 乗鞍スカイライン:6月7日(土)開通予定 |
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