【Mt.乗鞍スノーリゾートの現状を聞く】
 スキー場運営協議会 代表 山口謙さん
(2024/10/19)

 

 

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(Update:2024/10/19)

 

Mt.乗鞍スノーリゾートは、10月16日、現在の運営会社が今シーズンのスキー場営業が困難であることを、HP上で公表しました。

新聞では「Mt.乗鞍スノーリゾート、今季営業断念(中日新聞、2024/10/18)」と報じられ、今年は営業しないことが決定されたような状況になっていますが、地元では運営体制を整え、資金を急ピッチで集めて、営業継続の道を模索しています。

今回は、新しく設立された「スキー場運営協議会」の代表に就任された山口 謙 さんに、現状などをお聞きしました。

 

スキー場運営協議会 代表 山口 謙 氏

 


 

 

【これまでの経緯、今後の計画など】

今年に入って、現運営会社は数社と売買の交渉をしていたようですがうまくいかず、10月上旬の地元説明会で初めて現状が公表されました。「寝耳に水」の状態でしたが、地元にとって、スキー場はなくてならない存在であり、今期の営業支援に向けて、有志の会やスキー場運営協議会を急遽立ち上げた次第でした。

支援金ですが、わずか2週間足らずで、目標額まであと一歩のところまで達しています。ここまでご支援が頂けるとは予想もしていなかったところで、地元の方はもちろんのこと、地域外や関係企業様には本当に感謝しております。

また、資金とは別の問題として、まずは現運営会社が無償譲渡に応じていただく必要があり、まだまだ、実現可能か不透明なところはあります。

 

【スキー場営協議会について】

スキー場があって当たり前という考えではいけない
地元もスキー場と一緒に運営していく意識が必要

乗鞍高原のスキー場は、経営不振などにより運営会社が変わるケースが過去にもありました。その反省も含めて、スキー場の運営に地元が関与する体制を取ることが必要と考えて設立しました。
当面はスキー場が無事に運営できることが目標ですが、現体制のままでは再び窮地に陥ることが予測されるため、早急に事業計画の見直しに着手したいと考えています。

これまで地元では「スキー場はあって当たり前の存在」という感覚があり、スキー場から恩恵を受けてまいりました。でも、今後は地元側でも来場者を増やす取り組みが必要と考えています。例えば、旅館民宿でのインバウンド受け入れの推進など、より幅広い来場者に対応できる体制を整えることで、スキー場来場者増加に寄与できたらうれしいと思っています。

 

【さらなるお願い−支援金について(目標の約9割に到達、目標金額まであとわずか〜皆様のご協力お願いします)】

目標額まであと僅かですが、
時間的余裕がありませんので、ご協力お願いいたします

10月25日までに3500万円を目標にお願いしている所ですが、現在、目標額の約9割まで達しました。目標金額まであとわずかですが、タイムリミットまで時間的余裕がありません。ぜひとも、皆様のご協力をいただきたいところです。また、運営継続決定後も、クラウドファンディングでのご協力もお願いさせていただく予定でいます。

乗鞍を愛する各地の方々からの、幅広いご協力をお願いいたします。(下記に申し込みサイトのURLがあります)

 

【関連サイト】

今シーズンの営業に関して (Mt.乗鞍スノーリゾート、2024/10/16)
Mt.乗鞍スノーリゾートの営業継続に関して (のりくら観光協会、 2024/10/16)
支援金の申し込みフォーム(ご注意−必ず上記の のりくら観光協会のページを一読された上でお申し込み下さい。クラウドファンディングではありません)

 


 


 

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