ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.8(2002/07/13) B

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(Update:2002/07/17)

 

【県道乗鞍岳線-7月13日の豪雨のあとは】

7月14日朝、大雪渓駐車場

13日は10:30ごろより激しい雨に見舞われ、特に夜は豪雨でした。県道乗鞍岳線は川のようになり、小雨となった14日朝にはご覧のように路上に小石や大きな岩がゴロゴロと転がっている状態です。

 

雪渓から流れる川の水量もかなり多く、流れも激しいものです。しかし、土砂の流出などは少なく、水そのものはにごっていません。

 

14日午前、一旦ゲートをしめて落石の除去に当たるようです。

 

大雪渓付近から三本滝まで、順次重機で路上の岩を除去されます。山麓からはご覧のように岩が散乱している様子など想像もつかないと思います。この日はお昼に三本滝〜大雪渓までの土砂の除去が完了し、大雪渓までは通行が可能となりましたが、大雪渓から県境までの落石はかなりひどいようで、復旧のめどが立っていないようです。(いつも思いますが、道路を管理されている松本建設事務所の方、ご苦労様です。)

 

こちらは大雪渓駐車場付近に設けられた臨時のゲートです。これより県境は通行止めです。大雪渓駐車場の中で一番上部の駐車場のところに設けられています。

梅雨末期の大雨は毎年、よく遭遇するものですが、今年のように何度も落石で通行止めになるケースはあまりなかったように思います。今回は山麓では時折、薄日のさす天候でしたが大雪渓付近では終始濃霧で、「ホントに大雨のダメージがあったのか?」と思ってしまうほど上と下では天候が異なるものです。ホントに自然災害というものは恐ろしいものだとつくづく感じます。オープン前の道路整備や災害復旧に迅速に対応される関係者の方には感謝いたします。

さて、梅雨明けももう間近です。今度のカレンダーでは青空の映像がお伝えできると良いのですが...

 

【昨年の今ごろは?】

date:2001/07/15

昨年のこの時期はもう梅雨明けし、きれいな青空を見せています。雪そのものは今年のほうが多いですが、まだまだ雨が降り続いていますでちょっと心配です。

 

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