ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2002/10/19) A

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(Update:2002/10/25)

 

【高山植物】

ウラジロナナカマド

先週お伝えしたとおり、大半のウラジロナナカマドは実も落とし、丸裸の状態です。残っている実もご覧のようにかなり萎びています。

 

ミヤマアキノキリンソウ

先週までは何とか綿帽子をつけていたミヤマアキノキリンソウもご覧のようにすっかりその綿毛もなくなってしまっています。

 

ミヤマダイコンソウ

こちらも見るも無残なミヤマダイコンソウ。こんな状態になっても、葉の特徴などから見慣れてくるとそれがなんという名前の植物であったか大体見分けがついてきますが、チングルマやミヤマアキノキリンソウなどのように花が終わっても特徴のある容姿を持っている高山植物は別として、それ以外の高山植物では秋の姿の高山植物が紹介されているものが少なく、一般的には花が終わってしまうと何の植物なのかわからなくなってきてしまうものですね。

 

コケモモ

そしてまったく姿の変わらない完全に常緑のコケモモはクロマメノキやクロウスゴなどがほとんど実を落としてしまった中でもしっかりと酸味の効いた赤い実をつけています。

 

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