ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2002/10/19) ④
【雪渓上部 Ⅱ】
こちらは雪渓の上端部分。少し白くはなっていますが、先週とほとんど変わりありません。
全体的に見ても、降ったとはいっても滑走できるエリアが広がるほどは積もっていません。（滑走エリアが広がるほど降ると県道乗鞍岳線の方が完全に通行止めになってしまいます。）
画像でヒトが立っている中央付近にコブのライン、そして、その左側にフラットのバーンです。
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| コブライン | フラットバーン |
実際に滑走する部分には新雪はまったく残っていませんので、滑る分に関しては週とまったく変わりありません。ただ、この日は小雪が舞うものの気温そのものはさほど低くなく、バーンは硬いことには変わりありませんが、しっかりとしたエッジングができれば問題なく滑走できます。
三段紅葉というといろいろな説があるようですが、新雪の白と、ウラジロナナカマドの赤と、空もしくはハイマツの青のがそろうことはこの大雪渓エリアではご覧のようにまずありません。と、言うのも雪が降り出してしまうと一気にウラジロナナカマドの葉は落ちてしまうか色が抜けてしまうからです。もしかすると三段紅葉というのはもう少し山麓付近の紅葉をメインに山頂付近に積もった新雪をバックに眺めた様子なのかもしれませんね。
こんな情景が１日中続いていると、冬の足音が一歩一歩と近づいてくる感じがひしひしと伝わってきます。
一気に秋から冬モードに切り替わってしまった感じです。ノリクラ雪渓カレンダーも残すところあと１回。でも、その最後の１回がお届けできるかどうか微妙なところです。今度の週末にかけて天候が崩れそうで通行止めが続く可能性があるからです。こればかりはなんともいえませんね。
【昨年の今ごろは？】
同じ時期の画像がありませんでしたので、先週と同じものを掲載します。
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