ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2003/09/15) D

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(Update:2003/09/19)

 

【雪渓上部 V】

右端上端部分

こちらはコブライン及びフリーのバーンのスタート地点付近です。先週と比較して位置はあまり変わりありません。

 

こちらの画像は上の2枚の画像の撮影位置から左上部を見たところです。先週もお伝えしたように最上端まで30メートルくらいの距離があります。画像左端に雪渓から岩が出ています。

 

この岩は先週まだありませんでしたので、高さにして1メートル以上は雪融けしたと思われます。

 

こちらが最上端です。積雪量は50センチほど、やはり1メートルは雪融けしています。

 

こちらはコブラインの左側のフリーのバーンです。若干のうねりはあるものの、この時期としてはかなりキレイなフラットバーンです。9月に入りバーンが硬くなると、滑走を繰り返してもなかなかスプーンカットは取れないのですが、今回はスプーンカットは完全になくなり、滑りやすいバーンとなりました。
フラットに仕上げるのにもそれはそれでなかなか大変なものなのです。

 

バーン状態もよく、天気も良かった今回は夕刻遅くまで滑走する姿が見られました。

今年はほんとに雪が多く、大雪渓を練習の場としているスキーヤー、ボーダーにとっては大変ありがたいことです。ただ、雪が多くても大雪渓にたどり着けなければ意味がないわけで、9月も半ばを過ぎると少しずつ気になり始めるのが初雪です。早い年だともうそろそろ、遅くても体育の日くらいまでには1〜2度は降ると思います。この時期は前線通過などによって急激に降りだすケースもあり、朝はまだ曇空程度だったのに、雪渓で滑っている最中、突然、降雪に遭遇することもあります。いきなり道路が凍結したり、積もりだしたりすることはまずないと思いますが、過去にはチェーンをつけて下った経験もあり、決して油断はできません。特にシャトルバスなどは降雪してからではなく、事前に運休してしまう可能性も考えられ、注意が必要となってくると思います。

これからは鉛色の空になったら、降雪に要注意の季節となってきます。

 

【昨年の今ごろは?】

date:2002/09/15

昨年も三連休。渋滞は15時くらいまで続いていたようですが、こんな風景ももう見ることはありませんね。

 

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