ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.20(2003/10/04)
〜あとがき〜
【大雪渓のゴミ】
ゴミ拾い |
最近はかなりマナーが良いため、大雪渓でゴミを見かけることはあまりありません。しかし、それは雪渓の上の話であって、雪融けの終わった岩場はこの限りではありません。
ご覧のように岩と岩の間にはたくさんの空き缶やビニールゴミが挟まっています。しかもかなり古いもので、中にはさびて形がわからなくなりかけた缶もあります。どのゴミもかなり古いもので、最近のものではありません。その点からみて最近はマナーが良くなってきている証拠と言えると思います。
このノリクラ雪渓カレンダーのシーズン中は何度かゴミ拾いをすることがありますが、スキーを担いで雪渓にやってきているものですからたくさんのゴミを持ってかえることはできません。今回は少し本腰を入れてゴミ拾いをしてみたところ、ほんとにたくさん出てきます。画像のような光景は別に探す必要もないほどなんです。
今回の成果 |
雪渓上部左側の上端から下端へ移動するおよそ100メートルくらいの間なんですが、ご覧のようにたくさんのゴミを集めることができます。この画像ではどれほどの量かわかりづらいですが、この緑の袋はスーパーの買い物袋ではなく50センチ四方ほどの家庭ごみを出す時に使用するもので、それに半分程度入っています。重さにして2〜3キロはあるのではと思います。そして手前の折れた鍬も岩場に落ちていたものです。
毎週毎週ゴミ拾いすることはなかなかできませんが、折を見て少しずつ続けていけたらよいのかなぁと思っています。(みなさんもぜひどうぞ!)
【登山道巡り】
「ノリクラのは登山する山じゃない」と登山をする方々からよく聞きます。確かに他の山と比べるとハイキングといった感じでしょう。しかし、そのなだらかな地形からゆっくり足を進めるも、また楽しいものです。ですので、いつもの大雪渓から少し下って別の角度からノリクラを見てみたいと思います。
只今編集を行っておりますが、登山道を登り下りする方なら誰でもご存知のことばかりとは思います。掲載時には速報にてご案内いたしますので、お暇があればまたご覧下さい。
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