ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2003/10/19) B

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5

(Update:2003/10/24)

 

【雪渓下部】

とくに大きな変化のない雪渓下部です。

 

霜柱

しかし、雪渓に向かう登山道の道はセメントでも混ぜたのかと思うように固くなっています。すこし、ハイマツの陰に目を移すと、ご覧のような大きな霜柱が立っています。高さは10センチ以上あるものばかりです。昨晩の冷え込みの厳しさを物語っています。

 

積雪

もう少し周りを見回してみると、日陰の部分には数日前に降った雪がそのまま残っているところがあります。もう本格的な冬がやってきているわけです。

 

ウラジロナナカマド(落葉)

ウラジロナナカマドもすっかり葉をおとし、冬支度が整い始めています。

ウラジロナナカマド(冬芽)

この画像では少しわかりにくいのですが、よく見ると越冬のための冬芽(とうが)が枝の所々に見えます。この画像ですと、4つ実がついた枝の付け根付近に黒い角のようなものが2つ付いているのがご覧になれるでしょうか?春になるとここから若い葉が出始めます。

 

コケモモ

こちらのコケモモはたわわに実が付いていますが、おそらくこのまま深い雪の中で越冬し、来年の6月ごろに再びこの状態で、お目見えすることと思います。

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会