ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2003/10/19) C
【雪渓上部 T】
雪渓上部 |
雪渓上部左側 |
先週から比べると、雪渓の端で所々、岩が出てきているようですので、まだまだ雪融けは進んでいるようです。
確かに大きな変化はないのですが、近づいてみてみると...
先週から比べるとずいぶん岩が頭を出している様子がわかります。画像の中ほどから少し上に二つ並んだ岩があります。先週はこの岩と岩の間のコブラインを滑っている常連の方の画像を掲載いたしましたが、今週はこのコブラインは下の半分は滑走できない状態になっています。高さにして、20〜30センチほど雪融けしていると思います。
先週もお伝えしたように、雪渓の下端は足を架けることもできないほど凍っているとお伝えしました。その状態は今週になってさらにひどくなり、テカテカに光り輝くほど凍っています。
新雪 | クラスト状態 |
もう既にお気づきと思いますが、画像の雪がかなり白いことにお気づきになったでしょうか?実際にはもっと真っ白です。数日前の新雪が雪渓全体を覆っています。数日経過していますので、きれいな結晶状態ではなく、右の画像のようにクラスト状態になっているところがほとんどです。
ですから先週はブーツで登るのも苦労したほどでしたが、表面にやわらかい新雪が積もっているため、ご覧のようにしっかりと足跡をつけて歩くことができるほど容易に登っていくことができます。
コブラインの溝にもしっかり積雪 |
もちろん先週までのコブラインの溝にもしっかり積雪が残っており、幾分コブが浅くなっています。
積雪は10センチほど |
どれくらいの積雪があったか少し掘ってみると、雪渓自身の硬い雪ところまで約10センチほどで、結構積もったのが良くわかります。このコブラインですが、滑り始めは少し足をとられるものの、そのうち慣れてきて、新雪のやわらかい感触から、結構滑りやすくなってくるものです。
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