ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2004/07/19) D

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6

(Update:2004/07/22)

 

【雪渓上部 T】

先週と比較して左右に分ける尾根がかなり大きくなり、また雪渓下端もやや上昇している感じです。昨年と比べると5週間以上、一昨年と比べても3週間以上早い雪融けのペースで、この1週間の間で大きく変化しています。

 

雪渓上部右側

こちらは雪渓上部右側。画像の左上に写っている尾根は先週まで途中で一旦細くなっていましたが、今週は上から下まで全く同じ太さになり、だいぶ太くなってきています。尾根の幅は30〜50メートルほどになっています。

雪渓の右端もだいぶ左方向に移動していますが、それでも4レーンほどのポール設置はできると思います。

 

リフト土台 雪渓下部への連絡部分

先週はリフト土台のすぐ際まで雪がありましたが、今週は雪渓の端はリフト土台から10メートルほど離れています。リフト土台の下方の雪渓下部への連絡部分は先週の段階で雪融けが完了しています。

 

雪渓上部右側上端

雪渓上部右側上端部分の雪融けも激しく、先週と比べ上端は10メートル以上 下方へ移動し、積雪も高さで2メートル以上の雪融けが見受けられます。

 

土砂の噴出し

先ほどの上端部分から50メートルほど滑り降りたところに先週からできている土砂の噴出し箇所があります。先週はまだ5メートル四方ほどでしたが、今週に入ってもかなりの土砂の吹き出しがあったと考えられます。

 

強風の中のジュニアキャンプ

土砂の噴出し箇所から少し下のあたりでジュニアレーシングのキャンプが行われていました。ご覧のようにかなりの強風に濃霧が追い討ちをかける悪天候ですが、それにも耐えながら一生懸命練習に取り組み、ガタガタの固いバーンでもしっかりとしたエッジングで滑走されていました。

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会