ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2004/09/04) B

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(Update:2004/09/09)

 

【雪渓上部】

雪渓上部は先週と比べて一回り小さくなっているのがこの位置からでも確認できます。

 

雪渓上部左側

右側部分の雪融けが激しい

雪渓下部左側は先週と比べ、更に雪融けが進み、傾向としては先週と同じで特に右側部分の変化が目立っています。右の画像の部分は20メートルくらいしか滑走距離が取れない状態になっていますので、この部分での滑走はできません。したがって、右の画像の左部分で一段上がっている箇所から左側が滑走エリアとなりますので、左側に移動してみます。

 

下端部分はアイスバーンを通り越して完全に氷

左に移動したところです。右の画像の下端部分はアイスバーン状態です。まだ4日(土)はそれほどではありませんでしたが、5日(日)は豪雨で表面の柔らかい部分が洗い流され、完全に氷になっています。とてもスキーブーツでは登れません。また、スキーを装着して登って行くのにもエッジが氷に食い込まず、かなり危険な思いをします。

このような状態ですので氷部分は滑走できず、実際の滑走は左の画像で雪渓の中央上部部分に丸く白くなった部分だけとなります。ここだけは硬いながらも滑走できます。

 

板は下の岩場で装着 「カニさん歩行」で登ります

しかしスキーを履こうとするにも雪渓の上に板を置こうとすると板が滑り落ちてしまうため、左の画像のように岩場で板をはかなければなりません。そして先ほど申し上げたように板を装着した状態で「カニさん歩行」で登っていきます。

このような状態のため、ボードの方は登る手段がなく滑走はムリでしょう。

 

先ほど申し上げた「丸く白く」なっている部分のやや右よりの箇所です。先週と比べ、高さで1メートル以上の雪融けがあります。とてもコブラインをつくろうとは思いもしない程の硬いバーンですが、どーやら、常連の管理人はラインを作ろうとしているようですよ。

 

長さはたったの5ターン

長さはたったの5ターンですが、それでもラインであることがわかる程度まで掘れてきました。

 

5ターン目以降は完全に氷 登り返します

5ターン以降も雪渓はありますが、完全に氷ですので滑走できません。そこから再び「カニさん歩行」で登り返します。

 

向きをかえて、再び滑り出します。

一番上に到着したら向きを変えて、再び滑り出します。登っている途中でキックターンするのも危険なほどなのです。

 

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