第8回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2011/07/09〜10) A

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(Update:2011/07/20)

 

【7月10日(日) − レース当日の朝】

レース当日 − 選手の車が続々と...

一夜明けて、7月10日(日)はレース当日。早朝6時の殿下平総合交流ターミナルには選手の方々の車が続々とやって来ます。

 

ほぼ満車 − 余裕を持ってお越しください

駐車場は何箇所かに分かれていますが、大会本部に一番近い駐車場は6時の時点で満車。できるだけ時間に余裕を持って来場されることをお勧めします。

 

駐車場のあちこちでローラー台がうなりをあげる

そして、駐車場のあちこちからローラー台が唸りをあげる音が聞こえてきます。一時間程度はウォームアップするというこちらの方、心拍数をある程度上げておかないとレースが始まっても体がすぐに順応できないからとのこと。

 

強い陽射しがジリジリと − 汗がほとばしります

日焼け防止 − お肌のお手入れも忘れずに...

6時の時点で18℃だった気温は、梅雨明け後の真夏の太陽にジリジリと気温は上昇を始めます。ウォームアップをされる選手の額を流れ落ちる汗が、顎を伝ってボトボトと路面のアスファルトにしみこんで行きます。そして、忘れてならないのは、強烈な日差しに日焼け止めは必須であることです。

ゴールの畳平付近の気圧は平地の3分の2程度しかありません。さらに、空気中のチリも少ないため、大気の層で遮断されるといわれている紫外線がダイレクトに降り注いでいます。そのため、お肌へのダメージは、想像以上と考えたほうが良いでしょう。そして、空気が薄いということは、タイヤ内部の気圧も上部に向かうにつれて上昇するということですので、内圧上昇によるパンクなどの懸念もあり、タイヤの空気圧は許容量以上に高くしないほうが良いかもしれません。

 

実業団の選手 − エントリーシート署名

昨日、大会受付を行いましたが、実業団の選手は、当日のエントリーシートへの署名が必要です。

 

署名と同時にゼッケンのチェックも...

そして、署名の順番を待つ間に、ゼッケンやフレームプレートが規定どおり装着されているかチェックされます。

 

大会会場 − 選手の方々が集まり始める

会場には準備の整った選手の方々徐々に集まり始めます。「(乗鞍スカイライン3kmポスト付近にある)夫婦松付近までがきついかな〜。それから先は前の選手について走っていけばなんとかなりますよ。」

最後の2km程度は桔梗ヶ原の台地を進み、ほぼ平坦なコースになります。全体的なコースレイアウトは、序盤はきつく、終盤にかけてスピードを乗せることができるようになり、ゴール直前の数百メートルはスプリントレースを思わせるような選手同士の戦いも見られるものです。

 

手荷物受付 − 下山用の防寒着などを預けます

ザックを背負っている選手の向かう先は、ゴールエリアでこのザックを受け取るための手荷物預かりの受付。各選手から預かった手荷物は、後方のバスに乗せられ、レースが始まる直前に畳平へ出発します。そのため、6時から7時40分までの間に預けてください。

ゴールエリアの畳平は10度前後の気温のため、下山時刻までの待ち時間、及び、下山時の防寒着が必要となります。そのため、防寒着(ウインドブレーカー・合羽)やグローブをザックに忍ばせ、手荷物として預けてください。

 

そして、7時過ぎから開会式が始まります。

 

来賓の祝辞

招待選手の紹介 − 成瀬 野生選手

来賓の方の祝辞、招待選手の成瀬 野生さんの紹介。そして、競技に関する注意点などの説明が行われました。今回のレースでは、スタート前後の時間帯に片側交互通行などの通行規制は実施されるものの、平湯峠から先の乗鞍スカイラインの通行規制は実施されません。

そのため、シャトルバス・観光バスやタクシーなどが通常通り往来する中でのレースとなり、レース中にそれらの車両と並走したり、対向したりすることもあります。そのため、センターラインを絶対に超えないように再三のお願いが申し渡されました。

 

Vitesseイチカワレーシングの皆さん

昨年の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍でお会いして以来、久しぶりの再会のVitesseイチカワレーシングの皆さん。

 

すぐに選手の輪が広がる

さらに来賓の方も興味津々に質問...

会場に到着するとすぐに他のチームの方が駆け寄って来られ、レース前のちょっとした緊張した雰囲気が和んで行きます。そんな中、開会式で祝辞をいただいた来賓の方も会話に加わわります。

「皆さん遠方から転戦しているんですねぇ〜」。と、ねぎらったり、「トラック競技の自転車とはどこが違うんですか?」と、興味津々です。

 

Vitesseイチカワレーシングのママ

今日はサポート役 − メンバーにペットボトルを

こちらのママも全日本マウンテンサイクリングin乗鞍でお会いして以来の再会です。今回は選手としての参加ではなく、サポート役に徹します。チームの皆さんにペットボトルをまわします。

 

村山 利男選手

さらにここにお越しになったのは、村山 利男選手。長野県側の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍を始め、長年に渡ってこれらのレースを牽引してきた功績は大きなものがあります。今シーズンは、この大会が初のレースとのことです。そして、自転車を良く見るとボトルがありません。「いや〜ボトルは必要ないでしょう...」と、おっしゃります。「ボトルないんだから、少しでも水分補給する?」と、ママが差し出すペットボトルを口にします。

ちなみに、長野県側で開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍では、7km地点の三本滝(CP−1)と、15km地点の位ヶ原山荘(CP−2)の二箇所に給水ポイントがあります。しかし、乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムでは、給水ポイントは一箇所もありません。また、コースは国立公園内であることから、他の大会では認められている競技中のゴミなどの破棄は一切禁止されていますので、飲み終わったゼリー飲料などもサイクルジャージのポケットに戻すようにしてください。

 

こんな風にメンバー同士が支えあって、レース参戦ができるのかもしれませんね。 Next

 

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