乗鞍紅葉情報
(紅葉の歩き方)



 

| CONTENTS | 1.乗鞍の紅葉2.紅葉の歩き方3.見所と時期4.現在の状況5.昨年の状況6.関連情報

■ 1.乗鞍の紅葉

乗鞍岳は、長野県側の乗鞍高原に通じる県道乗鞍岳線(通称:エコーライン)と、岐阜県側の平湯峠に通じる県道乗鞍公園線(通称:乗鞍スカイラインの二つがアクセスルートとなります。高山植物に関しては、四ッ岳から土俵ヶ原・桔梗ヶ原にかけて、乗鞍スカイラインの車道沿いにたくさんの高山植物が見事ですが、紅葉の時期になると、ウラジロナナカマドやダケカンバをはじめ、広葉樹の分布が多い、県道乗鞍岳線がメインとなります。また、乗鞍スカイラインでも平湯峠付近まで標高を下げると見事な紅葉を見られるようになります。ここでは、長野県側の県道乗鞍岳線周辺の紅葉についてご紹介いたします。

乗鞍の紅葉は、例年、9月中旬ごろ 標高2600〜2700メートル付近の大雪渓エリアで始まり、標高1400メートル付近の乗鞍高原でピークを迎える10月末まで、およそ一ヶ月半に及ぶ長期間楽しむことができます。

紅葉シーズンが一ヵ月半にも及ぶのは、山頂近くの大雪渓エリアから乗鞍高原まで、なだらかで連続性をもって標高を下げ、山麓に紅葉前線が到達するまで途切れなく、どこかのエリアで必ず見頃を見せてくれる状況を作り出してくれためです。

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■ 2.紅葉の歩き方

大雪渓エリアから乗鞍高原までは、県道乗鞍岳線で20kmにも及び、シャトルバスの車窓から楽しむのももちろんよいですが、やはり自分自身の足で歩くのがベストです。

■ シャトルバスで登って、歩いて下る ■

 

      

<大雪渓 肩の小屋口バス停付近>

2005シーズン ノリクラ雪渓カレンダーVol.21(2005/10/02)

なんといっても歩くのがベスト。シャトルバスで上部エリアまで上がり、そこから歩きながら山麓に下れば、効率的に紅葉見物を楽しむことができます。紅葉見物を主眼においた場合、下車する停留所は、畳平のひとつ手前の大雪渓入口がある「肩の小屋口バス停」。ここから宝徳霊神・位ヶ原方面へ歩いて下ります。

山麓方面への下りは、シャトルバスで登ってきた車道をそのまま下るのもよいですが、つづら折れの車道を串刺しにするように乗鞍高原まで伸びている登山道を下るのがよいでしょう。車道と登山道の合流地点には、シャトルバスの停留所が各所にあり、[肩の小屋口] → [宝徳霊神] → [位ヶ原山荘前] → [冷泉小屋前] → [魔利支天] → [三本滝] へと続きますので、適当なところまで下ったら、再び、シャトルバスに乗車することが可能です。

  

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■ タクシーを利用する ■

 

      

<タクシーで>

速報(2005/09/25)

歩いて下るには体力に自身のない方や、ご家族などグループで一緒に紅葉を楽しみたいという方々はタクシーという選択もあります。車窓から紅葉を楽しむばかりでなく、紅葉や遠景の山々などに関するさまざまな話題で、運転手さんと盛り上がるのも、旅の楽しみの一つとなるはずです。道路状況によっては一旦停止して、紅葉した木々に身近に触れることができ、運転手さんの解説を聞きながら紅葉を楽しむことができます。タクシーならでは楽しみ方といえるでしょう。

歩くのは無理だけど、途中の車窓からの記念撮影や、身近に紅葉した木々や葉に触れながら楽しみたいという方々は、一度検討されてはいかがですか?

  

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■ 3.見所と時期

段階的に紅葉前線が訪れるノリクラは、上部から順番に、@大雪渓付近(標高2700〜2600メートル)、A宝徳霊神(ほうとくれいじん)〜位ヶ原付近(標高2500〜2300メートル)、B冷泉小屋〜魔利支天(まりしてん)付近(標高2300〜2000メートル)、C三本滝付近(標高1800メートル付近)、D乗鞍高原(標高1600〜1400メートル) のエリアに分けられます。

見頃の時期を下記のそれぞれのコーナーでお伝えしますが、そのシーズンによって大きくばらつきがありますので、あくまでも参考程度と捕らえていただき、詳細について、直近の速報 ・ 紅葉情報をご参照ください。

 

■ @ 大雪渓付近(標高2700〜2600m)   見頃:9月20日前後〜9月下旬 ■

 〜 ノリクラの紅葉はここから始まります 〜

      

<大雪渓付近>

2005シーズン ノリクラ雪渓カレンダーVol20(2005/09/24).

毎年、このあたりから紅葉が始まり、剣ヶ峰や大雪渓をバックにウラジロナナカマドの紅葉を楽しむことができます。なだらかな山肌に絨毯を敷き詰めたようなハイマツのビロードはノリクラを代表する光景で、そのハイマツのビロードに、所々流れる沢筋をウラジロナナカマドが点在しています。夏の間はハイマツもウラジロナナカマドも緑一色ですが、紅葉が始まると、緑のハイマツの絨毯をウラジロナナカマドが橙〜黄色に縁取り始めます。
ただ、大雪渓付近のウラジロナナカマドは、霜などで枯れてしまうケースもあり、紅葉は期間が非常に短く、一週間持たない年もあります。

【時期】 見頃は9月20日前後から9月末まで。ピークは9月下旬ごろ。
【最寄のバス停】 肩の小屋口

  

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■ A 宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2600〜2400m)   見頃:9月下旬〜10月上旬 ■

 〜ノリクラ一番の絶景、位ヶ原の大パノラマ〜

  

<位ヶ原>

2004 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.20(2004/09/25) E


<位ヶ原登山道>
2004 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2004/09/18) E

 
  

ノリクラの紅葉エリアの代表格のひとつが位ヶ原。この付近は、ウラジロナナカマドよりも、黄色のダケカンバの分布が多く、緑のハイマツと黄色のダケカンバに、赤〜橙のウラジロナナカマドが点在する光景を大パノラマで楽しむことができ、まさに「錦」の一言に尽きるものです。

さらにお勧めなのは、宝徳霊神(ほうとくれいじん)バス停から位ヶ原山荘前バス停までの区間を結ぶ登山道。特に宝徳霊神バス停から沢筋をしばらく降りて突然広がる大パノラマは誰しも感動するもので、シャトルバスの車内に流れるアナウンスでも「この登山道の人気は高く、9月下旬の紅葉は絶景です」と謳うほどです。

【時期】 見頃は9月下旬から10月上旬まで。ピークは9月下旬。
【最寄のバス停】 宝徳霊神、位ヶ原山荘前

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■ B 冷泉小屋〜魔利支天 (標高2300〜2000m)   見頃:9月下旬〜10月上旬 ■

 〜広葉樹の種類が豊富、彩り鮮やか〜

  

<冷泉小屋前>

2004 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2004/10/03) E


<冷泉小屋−魔利支天バス停間>
速報(2005/10/02)

 
  

標高2300メートルの冷泉小屋付近まで降りてくると、カエデ類やムシカリなどの紅葉が加わり、色彩豊かになってきます。先ほどの位ヶ原と比べて、どちらかというと登山道よりも車道沿いの方がよく、所々、紅葉の回廊を作り上げています。ナナカマド類はタカネナナカマドなどが加わり、彩りが大雪渓付近よりも赤み強いものが多く、それが色彩の豊かさに一躍かっているようです。

魔利支天の先は三本滝へ続きますが、少し距離があって、しかも登山道は土砂崩れのため通行できないため、魔利支天バス停で乗車して下山されることをお勧めします。

【時期】 見頃は9月下旬から10月上旬まで。ピークは冷泉小屋付近は10月上旬。魔利支天バス停付近は10月上〜中旬。
【最寄のバス停】 冷泉小屋前、魔利支天

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■ C 三本滝 (標高1800m)   見頃:10月上・中旬〜10月下旬 ■

 〜カラマツの紅葉が見事〜

  


<三本滝ゲート前 − 広葉樹>
速報(2005/10/02)

<三本滝かもしか平 − カラマツ>

2004 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.25(2004/10/31) B

 
  

三本滝ゲート付近になると、広葉樹に加えて、カラマツ林が目立つようになります。特に三本滝ゲートから国民休暇村までは全面カラマツ林といってもよいほどで、落葉したカラマツの葉が車道を覆い尽くすことも珍しくありません。広葉樹の紅葉とカラマツの紅葉は時期が少しずれているため、二度紅葉を楽しむことができます。また、ゲート横にあるレストハウスの裏手から伸びる遊歩道を1kmほど歩くと三本滝に到着します。こちらも滝をバックに紅葉を楽しむことができるスポットです。

【時期】 見頃は広葉樹が10月10日前後から中旬、カラマツは10月下旬。ピークは広葉樹が10月15日前後。カラマツは10月下旬。
【最寄のバス停】 三本滝、東大ヒュッテ口

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■ D 乗鞍高原 (標高1600〜1400m)   見頃:10月中旬〜10月下旬 ■

 〜ビューポイントが多く 手軽に楽しめ、散策が楽しい〜

  


<三段紅葉 − 鈴蘭橋>
速報(2005/10/30)

<遊歩道 − オルガン橋入口付近>

速報(2005/10/29)

 
  

国民休暇村付近から乗鞍高原にはたくさんのスポットがあります。@善五郎の滝と周辺の遊歩道、B善五郎の滝駐車場から見る乗鞍岳、C鈴蘭橋から見る乗鞍岳 D鈴蘭・一之瀬付近の遊歩道 E観光センター駐車場付近 などが手軽に訪れることができます。

特に、10月下旬になると、乗鞍岳には初冠雪が見られ、鈴蘭橋から見上げる乗鞍岳には、絵に描いたような三段紅葉が見られます。ただ、この時期の冠雪は根雪にならないこともありますので、必ず、三段紅葉が見られるというものではありません。

乗鞍高原にはたくさんの遊歩道があり、10月下旬ごろは黄色く色づいたミズナラの紅葉から零れる陽の光が、まばゆいばかりに輝きます。ミズナラの落葉をカサカサと踏みしめながら、遊歩道をゆっくり歩くのが、一番楽しいかもしれません。

【時期】 見頃は10月中旬から下旬。ピークは10月下旬。
【最寄のバス停】 休暇村、すずらん橋、スキー場前、鈴蘭、観光センター前

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■  4.現在の状況

トップページの速報 をご覧ください。

  

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■  5.昨年の状況

紅葉の開始は、前年より1週間程度遅めで9月20日前後に始まりだしました。ただ、その後、急激に進み、10月1日の段階では前年とほぼ同じような進行状況です。
しかし、10月初旬から落葉が始まり、10月7日(土)〜8日(日)の荒天で、紅葉していた木々の大半が落葉し、エリアによっては前年より早く紅葉を終えてしまった箇所もあります。
紅葉の開始は、前年より遅かったものの、10月15日前後の魔利支天・三本滝ゲート付近の状況は、ほぼ、昨年と同じ状況となり、10月22日前後の三本滝ゲート付近のカラマツ・乗鞍高原の紅葉は、前年よりも1週間ほど早い状況でした。

■ 2006シーズンの推移 ■

 

  9月24日 10月1日 10月9日 10月15日 10月22日 10月29日  
@大雪渓 × × ×    
A宝徳霊神〜位ヶ原 × × ×     
B冷泉小屋〜魔利支天 ×    
C三本滝(広葉樹)       ×    
D三本滝(カラマツ)            
E乗鞍高原          始    
※日付は取材日
【凡例】
:紅葉の始まり  ○: 全体的に紅葉が進む( 見頃   ★:ピーク   △:紅葉が残っている   ×: 完全に終わり
  

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■  6.関連情報

乗鞍岳へのアクセス(乗鞍大雪渓WebSiteの歩き方)

はじめてノリクラにお越しになる方。そして、当WebSiteの歩き方を紹介いたします。

 

長野県側シャトルバス乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報

長野県側シャトルバスの各バス停発着時刻を掲載しています。紅葉散策で途中のバス停で乗降される際に必要となります。また、バス停付近のトイレの有無なども掲載しています。

 

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【更新】 

● 2006/09/13   掲載開始
2006/09/27   「4.現在の状況」 「6.関連情報」 を追記

● 2007/09/27   「4.現在の状況」 「5.昨年の状況」  「6.関連情報」 を2007年版に変更

  


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