ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.21(2018/09/29) �C

【紅葉情報−大雪渓付近（標高２６００〜２７００ｍ付近）】
★ピークは過ぎましたが見頃が続きます（例年の見頃：９月２０日前後〜９月下旬）★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は９月中下旬から始まりますが、それに先立ち、９月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めております。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

大雪渓駐車場下（トイレ・避難小屋周辺） ピークが過ぎても意外と残っている

こちらは標高２６００メートルの大雪渓駐車場下（トイレ・避難小屋周辺）の様子。先週見頃を迎え、週の半ばあたりにピークとなり、今週は落葉が始まるかと思いましたが、意外と残っていて、見頃が続いています。

２０１４年の大雪渓駐車場下（トイレ・避難小屋周辺） ２０１４ノリクラ雪渓カレンダー Vol.22(2014/10/04〜05) �D	２０１５年の大雪渓駐車場下（トイレ・避難小屋周辺） ２０１５ノリクラ雪渓カレンダーVol.22(2015/10/03〜04) �E
２０１６年の大雪渓駐車場下（トイレ・避難小屋周辺） ２０１６ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2016/10/01〜02) �D	２０１７年の大雪渓駐車場下（トイレ・避難小屋周辺） ２０１７ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2017/09/30) �C

過去４年間と比べると、すでに落葉している年もあり、今年の紅葉が例年よりも遅れていることがわかります。

冷え込みが弱く、紅葉の進み具合が遅い

今年は例年よりも冷え込みが弱く、ピークが過ぎても見頃が続いているのは、紅葉の進み具合が遅いことが原因と思われます。

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先週の宝徳霊神〜大雪渓登山道（ウラジロナナカマド） 手前はピーク、奥は一歩手前の状態 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.20(2018/09/22) �C		今回の宝徳霊神〜大雪渓登山道（ウラジロナナカマド） 手前は枯れて、奥がピークに

左は先週の様子ですが、手前のウラジロナナカマドはピークに近い状態で、奥のウラジロナナカマドはまだ青い部分が残っている状態でした。例年だとこの状態ならば、翌週には手前のものは完全に落葉してしまいますが、ご覧のようにまだ残っています。奥のウラジロナナカマドはちょうどピークを迎えた状態です。

今年は真紅のものはなく、オレンジ系がほとんど

大雪渓付近のウラジロナナカマドは猛暑の影響により発色がやや悪い状態で、真紅に色づくものは全くありませんでした。ほとんどのウラジロナナカマドはオレンジ系で、きれいに発色したものは少なかったものの、探せば見つけることは可能でした。

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近（標高２５００ｍ付近）】
★ピークは過ぎましたが見頃が続きます（例年の見頃：９月下旬〜１０月上旬）★

　標高２５００メートル付近の位ヶ原の様子です。

今回の位ヶ原お花畑

昨年の位ヶ原お花畑 ２０１７ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2017/09/30) �C

７号カーブ付近の位ヶ原お花畑。これまでは、昨年よりもやや早めの進捗を示していましたが、見頃のレベルに入ってからの進捗が遅く、今週はちょうどピークを迎えた状態になっています。昨年のように落葉が始まったところはまだありません。

ツアーコース入口（１１号カーブ）

こちらはツアーコース入口１１号カーブ付近。手前のウラジロナナカマドは完全に落葉していますが、尾根部分のウラジロナナカマドはきれいに発色しています。

２０１４年のツアーコース入口（１１号カーブ） ２０１４ノリクラ雪渓カレンダー  Vol.22(2014/10/04〜05) �D	２０１５年のツアーコース入口（１１号カーブ） ２０１５ノリクラ雪渓カレンダー  Vol.22(2015/10/03〜04) �E
２０１６年のツアーコース入口（１１号カーブ） ２０１６ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2016/10/01〜02) �D	２０１７年のツアーコース入口（１１号カーブ) ２０１７ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2017/09/30) �C

過去４年間と比べると、今年はやや早い状態ですが、それほど大きな違いはないかと思われます。

位ヶ原エリア − ピークは過ぎてもまだ見頃が続いています

場所によっては少し落葉が始まっているものの、まだ見頃が続いています。ただ、明日９月３０日から明後日１０月１日かけて到来する台風２４号の影響で、大半のものが落葉すると考えられますので、大雪渓・位ヶ原エリアの紅葉はこれで終了すると考えらえます。