ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.21(2010/10/02〜03) C
【紅葉情報
− 大雪渓付近】
★見頃を迎えました(昨年より一週間以上遅い)★
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大雪渓付近 |
昨年よりも一週間遅れで先週あたりから紅葉が始まりだして、ようやく見頃を迎えるようになって来ました。大雪渓付近から始まるノリクラの紅葉の概要を記載した 乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方) は、2010年版に更新いたしましたので、ぜひご覧ください。
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トイレ付近 | 山頂全景 |
先週の霜枯れの影響もあって、少しばかり枯れかけた状態のものも見られますが、それでもその霜枯れの影響が少なかったところは濃い色合いを見せるようになっています。
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雪渓上部左側より | 山頂付近 |
霜枯れなど葉の状況は別として、色合い的にはピークまであと一息といったところです。
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大雪渓入口 | ほぼピークの色合い |
中には枯れてしまった状態のものもありますが、全体的な割合としてはそれほど多くなく、ほぼピークに近い色合いを見せています。
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10月3日(日)にはほぼピークの色合い |
これまでの画像は10月2日(土)のものですが、こちらは翌日の10月3日(日)の大雪渓付近の様子。昨日よりもさらに色合いが濃くなっていることが一目でわかり、完全にピークの状態となりました。
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ハイマツ林に赤や黄色が綺麗に点在 |
ハイマツ林に赤や黄色が点在する光景はノリクラの紅葉風景を代表する一つといえるでしょう。昨年ほど良い状況ではありませんが、とりあえず、今年も大雪渓エリアでは綺麗な紅葉を見せてくれたといっても良いでしょう。
大雪渓エリアは、ようやくピークを迎えました。例年よりも早めに紅葉が始まった2009年より一週間以上遅い状態で、例年よりもやや早かった2008年よりもやや遅い状態で、2007年よりやや遅い推移です。9月26日(日)の霜枯れの影響から、10月2日(土)は枯れているものが若干目立ちました。しかし、3日(日)には霜枯れの影響を受けていなかったウラジロナナカマドが色濃くなり、ハイマツの緑のベルトに赤や黄色が点在する様子が広がりました。
<参考>
● 昨年同時期 → 2009
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2009/10/03〜04) E 【紅葉情報
− 大雪渓付近】★完全に終了(昨年より1週間早い)★
● 昨年同時期の一週間後 → 2009
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2009/10/10〜11) D 【紅葉情報 − 大雪渓付近】★完全に終了★
【紅葉情報
− 宝徳霊神〜位ヶ原付近 T】
★見頃を迎えました(昨年より一週間遅い)★
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宝徳霊神バス停付近 |
位ヶ原エリアでも見頃の時期となってきました。
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ダケカンバ − ピークまであと一歩 |
特にダケカンバの色づきがはっきりとしてきています。ピークまであと一歩というところです。
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富士見沢・鶴ヶ沢 |
こちらは富士見沢・鶴ヶ沢の様子。
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昨年同時期より一週間早い富士見沢・鶴ヶ沢 |
昨年同時期より一週間早い画像と比較しても、特に手前のウラジロナナカマドの状況から、一週間以上遅い状況であることがわかります。
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先週の富士見沢・鶴ヶ沢 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2010/09/25〜26) D |
今週の富士見沢・鶴ヶ沢 この一週間でかなり色づく |
先週から今週にかけて特に変化が目立つのはダケカンバ。ご覧のようにかなり色づきが濃くなっていることがわかります。右の画像は10月2日(土)に撮影したもので、まだ、黄色が薄い状態ですが、翌日の10月3日(日)は、ピーク目前まで進んできました。
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今週の富士見沢のウラジロナナカマド − 先週色づいたものは枯れ始める |
大雪渓エリアでも同様ですが、ウラジロナナカマドは9月26日(日)の霜で影響を受けたものが多く、先週、綺麗に色づき始めたものは、ご覧のような状態になってしまいました。(→ Next)
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
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