ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.24(2017/10/21) C

 

 

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(Update:2017/10/26)

 

【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】
★見頃(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

観光センター周辺

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

 

今回の観光センター前駐車場
2015年年の観光センター前駐車場
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.25(2015/10/24〜25) F
2016年の観光センター前駐車場
2016リクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2016/10/22〜23) D

乗鞍高原周辺の紅葉は先週あたりから色づきがはっきりしてきて、今週は見頃に近い状態になってきました。昨年とほぼ同じ状態で、色づきは例年より一週間程度遅れています。

 

見頃の箇所が多い

例年だと終りに近い状態になることも多い時期ですが、今年は遅れているため、見頃の箇所も比較的多い状況です。

 

2016年の鈴蘭橋
2016リクラ 雪渓カレンダー 
Vol.24(2016/10/22〜23) D
今回の鈴蘭橋
昨年より若干遅い

例年だと落葉が始まっている鈴蘭橋周辺。色づきが遅かった昨年と比べても、今年はそれよりもさらに遅い状況です。

 

2016年の善五郎の滝遊歩道
2016リクラ 雪渓カレンダー 
Vol.24(2016/10/22〜23) D
今回の善五郎の滝遊歩道
色づきが遅れ、なお、落葉も進む

善五郎の滝遊歩道も、色づきが遅れていますが、落葉は逆に進んでいます。その様子は比較すると一目瞭然です。

 

昨年の一の瀬大カエデ
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2016/10/22〜23) @
今回の一の瀬大カエデ

一の瀬大カエデも同じ傾向が見られ、真紅に色づく前に落葉が始まっています。

 

多くのカメラマンがお越しになる 足元は紅葉の絨毯

それでも多くのカメラマンがお越しになり、状態の良い面を撮影されていました。そして、大カエデの足元は紅葉の絨毯が広がっていて、それを撮影のモチーフにするのも絵になるもの...

 

真紅にはならずオレンジ状態

葉の状態をよく見ると、真紅になっているものが少なく、オレンジ状態がほとんどです。

 

昨年のカラマツ(休暇村〜三本滝)
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2016/10/22〜23) @
今回のカラマツ(休暇村〜三本滝)

また、カラマツも色づきがはっきりしてきました。

 

次週末には見頃に

おそらく、次週末にはきれいなゴールデンオレンジにカラマツにであるはずです。晴れたらきっと必見だと思います。

 

<編集後記>

「10月のヒルクライム入山数」

乗鞍岳の入山数は年々減少傾向を示す中、唯一伸びているのは自転車入山数です。国内自動車道最高標高地点を自らの脚力で登り切る醍醐味は、他の3000メートル級の高山では絶対にできないこと...ですから、ノリクラは日本一周を志すチャリダーたちが必ず押さえるべきチェックポイントでもあります。

それでも、夏が終わるとヒルクライムシーズンは終盤となり、入山者数が減少する傾向が見られるのがちょっと残念なところです。

 

10月のヒルクライム入山数
2016年10月 2017年10月
入山数 天候 気温 入山数 天候 気温
10/1(土) 14 10℃ 10/1(日) 213
10/2(日) 86 10/7(土) 10
10/8(土) 16 9℃ 10/8(日) 208
10/9(日) 43 雨→晴 3℃ 10/9(月) 92
10/10(月) 107 10℃ 10/14(土) 14
10/15(土) 68 8℃ 10/15(日)
10/16(日) 68 7℃ 10/21(土)
10/22(土) 31 9℃ 10/22(日)
10/23(日) 14 晴(曇) 6℃
10/29(土) 14 1℃
10/30(日) 28 0℃
合計 489     合計 544    

(表の無断転載禁止)

こちらは昨年と今年のヒルクライマーの土日祝日の入山数。

今年は週末があと二日間残っているものの、すでに昨年を上回る状態が見られます(489→544、111%)。特に10月上旬までは気温も高めで天候もよかったことが影響し、10月1日(日)と10月8日(日)の二日間は200名越えで、真夏のハイシーズン並の記録となりました。10月1日は上部エリアの紅葉がピークを迎えた時期で、10月8日は三連休中日で、前日の7日が天候不良のために8日に集中したたためで、シャトルバスもこの日は今シーズン最高の状逆数をカウントしました。

10月中旬以降は、天候が悪い日が続き、ゼロという日が二日もある中で、昨年より11%も増加していて、10月といえども、天候さえよければ、まだまだ。ヒルクライムシーズンであることがわかるデータです。

この時期にお越しの方の多くは夏の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場する選手の大会対策ではなく、純粋にヒルクライムを楽しむ・ノリクラの景色を楽しむというスタイルが多く、シーズンに複数回お越しの方も多くいらっしゃいます。

何度も足しげくノリクラに通ってくださるヒルクライマーが、より快適にヒルクライムできる環境をもっと整えることが必要とも言えます。

※ 入山数 − 県道乗鞍岳線上り入山数     ※ 気温 − 概ね、正午の大雪渓付近の気温


 


 

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