ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2017/09/09) C

 

 

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(Update:2017/09/14)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

 

2014年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2014ノリクラ雪渓カレンダー Vol.19(2014/09/13〜14) E
2015年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2015/09/12〜13) E
2016年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 今回の年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)

こちらは大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。色付きの遅かった昨年よりもさらに遅い状況です。

 

大雪渓入口のウラジロナナカマド − 今年はまだ紅葉していない

こちらは大雪渓入口のウラジロナナカマド。例年なら、一部で色づきが始まっているものの、今年は紅葉している部分が全く見られません。

 

紅葉が始まる前に見られる緑が薄くなって行く現象もやや遅い状況です。

 

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原 −宝徳霊神バス停付近

標高2500メートル付近の位ヶ原エリア、例年であれば部分的に色の変化があるものの、まだ見られません。

 

富士見沢

富士見沢も同様にまだこれから。一部で変化が見られるところは、すでに枯れている状況の模様。

 

ここからは位ヶ原の車道沿いの様子をお伝えします。

 

2014年のウラジロナナカマド(位ヶ原)
2014ノリクラ雪渓カレンダー 
Vol.19(2014/09/13〜14) E
2015年の位ヶ原のウラジロナナカマド
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2015/09/12〜13) E
2016年の位ヶ原のウラジロナナカマド
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2016/09/10〜11) D
今回の位ヶ原のウラジロナナカマド

位ヶ原6号カーブ付近のウラジロナナカマド。過去3年と比べて色づきが遅いことがわかります。

 

位ヶ原お花畑

7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。こちらも昨年と比べて色づきが遅い状態です。

昨年の位ヶ原お花畑
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) D

色付きが悪かったものの見事な紅葉となった2014年や紅葉が芳しくなかった2013年もよりも遅い状況です。

 

2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2014ノリクラ雪渓カレンダー 
Vol.19(2014/09/13〜14) E
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2015/09/12〜13) E
2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) D
今回の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口

ツアーコース入口付近の11号カーブのウラジロナナカマド。全山にわたってこの黄色は他のエリアを先んじて発色するのが例年の傾向ですが、紅葉なり始めの今の状態が最もきれいかもしれません。

 

2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2014ノリクラ雪渓カレンダー 
Vol.19(2014/09/13〜14) E
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2015/09/12〜13) E
2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) D
今回の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口

 先ほどの画像の手前のウラジロナナカマド。おそらく、これ以上に紅葉が進むと枯れはじめるものと思われます。

 

大雪渓エリアと同様に、発色している場所はほとんどない状態です。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

2014年の冷泉
2014ノリクラ雪渓カレンダー Vol.19(2014/09/13〜14) F
2015年の冷泉
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2015/09/12〜13) F
2016年の冷泉
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) E
今回の冷泉

こちらの標高2230メートル冷泉(冷泉小屋)から標高2000メートルの摩利支天付近までは、紅葉する木々の種類が多くなり、ボリューム感や色取りは、上部エリアよりも多彩であるといえます。まだ紅葉の気配はありません。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。ごく一部で色付きが見られます。

 

紅葉はごく一部

紅葉している部分を探す方が苦労するほどです。

 

摩利支天バス停上の29号カーブ先

摩利支天バス停上の29号カーブ先の直線部分。例年なら若干の色づきがあるものの、今年はその気配すらまだない状態です。

 

<編集後記>

「今年の紅葉の良しあしは...」

紅葉は一般的に最低気温が8℃以下になると進み始めるといわれています。色付きがある程度進むと、あと何日程度で見頃・ピークを迎えるかという推測は立ちますが、その状態(発色等)まではわかりません。

こちらは2009年から2016年の8月から10月までのアメダス奈川の累積雨量を表示したもの。この中で、当たり年は2009年・2012年・2014年で、はずれ年は2011年・2013年・2015年でした。

昨年はどうかというと、紅葉が進むにつれて落葉が目立つようになり、近年の中で最もコンディションの良くない状態が全山にわたって見られました。累計降水量は9月上旬は少な目だったものの、9月10日以降は急激に降水量が多くなり、平年値を大きく上回って、はずれ年と似たような水準になりました。

さて、今年はどうかというと、8月の降水量少なく、9月も今のところ降水量は平年値以下です。ただ、今年は8月の気温が高い状態が続いていましたので、まだ、どのように推移するか不透明です。


 


 

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