ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2009/10/17〜18) �F

【紅葉情報 − 乗鞍高原】
★見頃です（昨年よりやや遅い）★

観光センター付近

上部エリアの紅葉が完全に終わりましたが、山麓の乗鞍高原はこれからが紅葉シーズンです。先週から綺麗に色づき始め、今週はご覧のように見頃の時期を迎えています。

善五郎の滝の遊歩道入口付近

こちらは善五郎の滝へ続く遊歩道入口付近。

紅葉はピークに

先週はまだ青い部分のほうが多かった状況から、ほぼピークに近い色合いを見せています。昨年はすでに晴れ始めていたので、やや遅れています。

善五郎の滝 遊歩道 − ミズナラの色合いがピーク

善五郎の滝への遊歩道はミズナラとシラカバが中心ですが、シラカバは終わりに近づき、現在はミズナラの彩が冴えています。

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先週の善五郎の滝 遊歩道入口付近 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2009/10/10〜11) �F		今週の善五郎の滝 遊歩道入口付近 この一週間で急激に色づく

こちらは周辺の同じ箇所の先週と今週のものを比較しています。この一週間でこれほどの違いがあることが分かります。

鈴蘭橋

善五郎の滝の駐車場の少し上部にある鈴蘭橋

三段紅葉

山頂から山麓までの広がりが一望できるスポットです。山頂付近には冠雪があって、三段紅葉のピークｋを迎えています。

かもしかゲレンデから

こちらは鈴蘭橋からさらに上部の三本滝ゲート上のかもしかゲレンデの様子。

カラマツが本格的な紅葉の時期に − 昨年並み

ご覧のようにカラマツも本格的な紅葉の時期になってきました。ほぼ、昨年並みの状況です。

■ ＜総括＞今週の紅葉は ■ 

先週は上部エリアの紅葉が終わって、乗鞍高原の紅葉がまだ見られず、端境期でしたが、今週は乗鞍高原の紅葉が一気に進んだ様子が見られます。ほぼ、ピークといえる状況です。また、休暇村から三本滝までのカラマツも見頃の時期を迎え、ほぼ、昨年並みの状況です。

■ノリクラの紅葉の見所■

    ●乗鞍岳紅葉情報（紅葉の歩き方）

■昨年・一昨年の同時期の状況■

   ●２００８ノリクラ 雪渓カレンダーVol.23(2008/10/18〜19) �A 【紅葉情報】
   ●２００７ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2007/10/20〜21) �H 【紅葉情報】
   ●２００６ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2006/10/22) �G【紅葉情報】
   ●２００５ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2005/10/22) �D 【紅葉情報】

【昨年の今ごろは？】

２００８ノリクラ雪渓カレンダーVol.23（2008/10/18〜19）

この二日間は、本当に雲ひとつない快晴の青空に恵まれました。朝から夕方まで、深い青空が何時までも続き、水平線から上空に向かって空の青さのグラデーションの美しさは、おそらく真冬でも感じることがめったにできないほど。気温は低めに推移しますが、強い日差しで小春日和の穏やかな週末でした。

＜編集後記＞

１７日（土）の降雪で、乗鞍スカイラインは４日間も通行止めとなり、２１日（水）１１時になってようやく開通いたしました。今回は完全に初冬の雰囲気のノリクラをお伝えいたしました。この時期ならではの光景に、久々に心躍るものを感じ、これからのウインターシーズンが待ち遠しいと思います。

新雪スキーの記事を掲載すると、普段、雪渓での滑走をされていない方が、現地に出向こうと計画されるケースがありますが、岩場の間に降り積もったごく狭い箇所での滑走で、雪渓での滑走に慣れていない方はかなり危険な状態です。

さらに、シャトルバスが積雪凍結で運休となっている状況から、すべて徒歩で現地まで出向き、下山しなければならないということも考慮すれば、お勧めできる状況ではありません。

ＷｅｂＳｉｔｅでは多くの方に愛読していただくよう、記事の内容を検討しておりますが、これからのウインターシーズンの記事は、ある程度、現地の状況に慣れている方を対象としていますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

【今シーズンのノリクラ雪渓カレンダーの連載について】 次週末（１０月２４日（土）〜２５日（日））取材分のノリクラ雪渓カレンダーVol.24 を持って、今シーズンの連載を終了させていただきます。なお、翌々週の１０月３１日（土）は、速報のみの掲載とする予定です。
１１月以降の予定については、追ってお知らせいたします。

■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。