ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.2(2023/09/09) @
乗鞍の紅葉は、標高2700m付近の大雪渓(見頃:9月下旬〜10月上旬)から、標高1500m付近の乗鞍高原(見頃10月上旬〜中旬)まで、約1ヶ月にわたり楽しむことができます。当WebSiteでは9月〜10月の2ヶ月間、週末ごとの紅葉状況をお伝えします。今シーズンから、代表的な撮影ポイントでの紅葉状況を、GoogleMapを利用してお伝えしております。代表的な撮影ポイントはお勧めのビューポイントでもありますので、地図をご確認の上、現地にお越しいただければと思います。
現段階では、まだ、紅葉が始まったといえるレベルではありませんが、先週と比べると、色づいている箇所がやや増えてきました(11号カーブ(カーブミラー付近) ・ 宝徳霊神〜大雪渓登山道)。見頃は9月下旬か10月上旬のどちらかで、期間は1週間程度と短いのでご注意ください。
GoogleMap上に今回の撮影ポイントを表示してあります。また、県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)
【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★
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大雪渓付近 |
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。
<紅葉関連情報> |
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大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) |
こちらは標高2600メートルの大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。まだ始まったレベルには達していません。
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2017年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2017/09/09) C |
2018年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2018/09/08) B |
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2019年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2019ノリクラ雪渓カレンダー Vol.19(2019/09/14) C |
2020年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @ |
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2021年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2021ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2紅葉情報(2021/09/11) |
2022年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
過去6年間と比べても、ほぼ同じ状態。
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2022年の大雪渓付近 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
今回の大雪渓付近 |
こちらは大雪渓エリアの中でも早めに紅葉が進む箇所で、昨年より進み具合がやや遅めです。そして、遠方に写る大雪渓の積雪が今週に入って完全になくなりました。これは2020年以来3年振りのことですが、2020年の消滅時期は10月上旬で、今年は史上最速の雪解けでした。
【過去7年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア)】 |
毎週土曜日の取材日をもとに判断しておりますので、真のピークは前後数日のズレがあると考えてください。 【2022年】 ■2022年10月8日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.6) 【2021年】 ■2021年9月25日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉情報) 【2020年】 ■2020年10月3日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.5紅葉情報) 【2019年】 ■2019年10月4日(金) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.22紅葉情報) 【2018年】 ■2018年9月22日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報) 【2017年】 ■2017年9月30日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.21紅葉情報 ) 【2016年】 ■2016年9月24日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報) →見頃は9月下旬 または 10月上旬のどちらかの1週間程度(注:9月下旬〜10月上旬ではありません) ただし、昨年・今年は推移が異なっています(下記参照↓)
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こちらは過去7年間の見頃の時期を示したもの。早い年で9月22日、遅い年で10月8日と開きがあります。上記に表示した時期でも、大雪渓は終了・位ヶ原はピークという年もあります。また、どの年も見頃の時期は長くて1週間しかありませんので、1週間ずれるとほぼ全て枯れ落ちて見所が全くない状態となります。そのため、当WebSiteでは見頃の時期を逃さないように情報提供しております。なお、リンク部分をクリックするとその時の速報と雪渓カレンダーを確認することができます。
ただ、昨年と今年のウラジロナナカマドは、最初に紅葉になった部分は紅葉が始まる前に枯れ始めたものの、次に紅葉が始めた部分は奇麗に発色し、2週にわたって紅葉を楽しませてくれました。例年とは少し状況が異なっております。
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
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位ヶ原−宝徳霊神バス停付近 |
標高2500メートル付近の位ヶ原エリアもまだ紅葉は始まっていません。
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2022年の位ヶ原−宝徳霊神バス停付近 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
こちらは昨年の様子。
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2022年の富士見沢 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
今回の富士見沢 |
富士見沢もまだ始まっていませんが、部分的にみると、昨年より若干遅い様子も見られます。
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今回の位ヶ原お花畑 |
7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。こちらも大きな変化はありません。
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2022年の位ヶ原お花畑 |
こちらは昨年の7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。
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今回のツアーコース入口(11号カーブ) |
ツアーコース入口付近の11号カーブ。手前のウラジロナナカマドは、乗鞍の中で最も早く色づきが始まっていますが、それ以外は大きな変化はありません。
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2017年のツアーコース入口(11号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2017/09/09) C |
2018年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2018/09/08) B |
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2019年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2019/09/14) C |
2020年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @ |
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2021年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2021ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2紅葉情報(2021/09/11) |
2022年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
過去6年間も同様の傾向で、手前のウラジロナナカマド以外は色づきは見られません。
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今回の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 |
こちらが手前にあるウラジロナナカマド。先々週あたりから色づきが始まり、一部で枯れ始めているものも見られますが、おそらく、ピークに近い発色になっています。ウラジロナナカマドはもう少しオレンジやピンクになりますが、こちらのウラジロナナカマドに関しては、この発色状態がほぼピークです。
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2017年のツアーコース入口(11号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2017/09/09) C |
2018年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2018/09/08) B |
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2019年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2019/09/14) C |
2020年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @ |
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2021年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2021ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2紅葉情報(2021/09/11) |
2022年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
過去6年間はほとんどが枯れ始めていますので、今年はやや遅めの進行状況であることがわかります。
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11号カーブ(カーブミラー付近)、こちらは今週になって新たに色づきが始まった箇所 |
こちらも同じ11号カーブですが、先ほどの箇所から少し右寄りのカーブミラー付近です。右側の画像に写る2つのウラジロナナカマドが綺麗に紅葉しますが、奥のウラジロナナカマドの発色が始まりました。昨年よりも1〜2週間も早い発色です。
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宝徳霊神〜大雪渓登山道のウラジロナナカマド |
今週に入って色づきが始まりました |
こちらは宝徳霊神から大雪渓に向かう登山道にあるウラジロナナカマド。こちらも今週に入って新たに色づきが始まりました。(奥)とA(手前)の二か所のウラジロナナカマドが、例年、綺麗に発色します。昨年は@(奥)のウラジロナナカマドのほうから発色が始まりましたが、今年はA(手前)のウラジロナナカマドから発色が始まりました。昨年より若干早めです。
【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
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冷泉 |
今年の冷泉〜摩利支天までの中腹エリアは、上部の大雪渓・位ヶ原よりもやや早めに進んでいます。こちらは標高2230メートルの冷泉。一部で色づきが始まった状態。
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2017年のツアーコース入口(11号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2017/09/09) C |
2018年の冷泉 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2018/09/08) B |
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2019年の冷泉 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2019/09/14) C |
2020年の冷泉 2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @ |
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2021年の冷泉 2021ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2紅葉情報(2021/09/11) |
2022年の冷泉 2022ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2022/09/10) @ |
昨年よりは遅めですが、例年とほぼ同じ状態です。
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冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。
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2019年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2019/09/14) C |
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2020年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
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2021年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) 2021ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2紅葉情報(2021/09/11) |
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2022年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) 2022ノリクラ 雪渓カレンダーVol.2(2022/09/10) @ |
過去4年間を見ると、一部で色づきが始まっている年もありますが、今年はまだ目立った変化は見られません。
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29号カーブ上 直線区間 |
先の28号カーブより山麓側では、部分的な色づきもまだ明確に見られません。
現段階では全エリアとも紅葉が始まったと言える段階ではありませんが、紅葉が本格的に始まる9月下旬〜10月上旬にかけて徐々に進んでいきます。ただ、今年は例年よりも気温が高く、朝晩の冷え込みもまだないため、例年よりも進み方が遅くなる可能性があります。今後の状況については、現在の状況と昨年のノリクラ雪渓カレンダー紅葉版を比較して、予測して下さい。
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