【速報バックナンバー 2017年9月分】

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◎ 9月

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■2017年9月30日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.21    紅葉情報は4ページ目から)

@ 2017/09/30 09:20
紅葉の回廊を行く
(県道乗鞍岳線 − 荒田沢橋〜摩利支天間)
A 2017/09/30 10:35
屋根板はダケカンバの黄色に染まる − ほぼピーク状態
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原15号カーブ)

B 2017/09/30 11:00
真紅の輝き − カメラマンを惹きつける
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)

C 2017/09/30 12:55
このロケーションを堪能−賞味期限はあと数日〜1週間
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上3号カーブ)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ ノリクラが一年で最も輝く日。ようやくやってきました。厳密に言えばピークを少し過ぎた感じもありますが、きれいな輝きに訪れた方々を魅了した一日となりました。

<乗鞍高原、観光センター駐車場、シャトルバス>
早朝6時の乗鞍高原は、曇・気温5℃、もちろん、この気温ですから、厚手のアウターが必要な状況です。山頂方面ははっきりと確認でき、その山裾の位ヶ原付近はダケカンバの色付きがはっきりと確認できる状態です。観光センター前駐車場は6時の時点で170台ものマイカーがお越しになり、駐車場の係員が慌てて満車の表示を入口に設置します。もちろん、シャトルバス始発便には紅葉撮影に訪れたカメラマンなどが押し寄せ、6時前の段階で準備してあるバスの台数を超える乗客が訪れたたため、次便の7時便への案内にせざるを得ない状況となり、また、7時便についても同様に、乗車できない方には8時便を案内する様子がみられたほどでした。

<大雪渓への沿道の様子>
大雪渓方面に向かう前の、一の瀬の大カエデの色付き状況を確認します。先週とほとんど変わらない状況で、色づきの変化はありません。一の瀬大カエデの見頃は10月中頃から下旬で、昨年は10月23日前後でしたので、もうしばらく様子を見ます。

再び大雪渓に向かう道路に戻ります。先週あたりから乗鞍高原内でも色づきを感じるようになってきましたが、先ほどの一の瀬大カエデと同様に、先週からの大きな変化はありません。8時の三本滝ゲートの気温は2℃、日差しがなく、秋を通り越して冬といってもよいほど。その後、少しずつ日差しが差すようになってくるものの、暖かさはほとんどなく、ヒルクライムの方々も半数以上はウインドブレーカーを着用して登る様子があります。もっとも、ヒルクライマーの多くは紅葉撮影のためにストップ&ゴーの繰り返さざるを得ない状況ですから、体が温まらないのも致し方ない所...中にはスタートしてから4時間経過してもまだ畳平に到着できないという紅葉散策に専念するヒルクライマーもいらっしゃいました。

10時の位ヶ原山荘の気温は8℃、午前中は肌寒い気候が続いていたこともあって、まだ時間が早いにも関わらず、位ヶ原山荘からのシャトルバス下り便を待つ列ができ始めていました。紅葉シーズンを迎えると大雪渓から位ヶ原山荘まで歩いて散策しながら撮影して、位ヶ原山荘からシャトルバス下り便に乗車して帰路に就くというパターンが多いかと思います。

そして、位ヶ原山荘から上部は、沿道を歩く方々が一気に増え、11号カーブや7号カーブといった紅葉の撮影ポイントには、数多くのカメラマンが絶えず訪れていて、ウラジロナナカマドの赤やダケカンバの黄色に染まる風景を撮影する様子があちこちで見られました。また、正午の大雪渓駐車場の気温は7℃、ちょうどお昼前あたりから日差しと青空がしっかり差し込むようになり、絶好の紅葉撮影日和となりました。

<大雪渓>
雪渓下部・雪渓中段・雪渓上部右側は完全に積雪はなくなり、現在滑走できるのは雪渓上部左側のみです。今日もモーグルコースが2本あって、下から見て左側は12コブ×53メートル、右側が17コブ×60メートルです。午前中は夏場と変わらないバーン状況のようでしたが、お昼すぎて14時頃から日が陰るようになると一気にバーンが硬くなり、この時期らしい、冷え込みとなり、15時の時点で2℃まで低下しました。このところ、雪解けが遅くなってきましたので、おそらく、雪渓上部左側の右寄り部分にあるモーグルコースは、過去の状況推移を見る限りは、何とか残るのではないかと思われます。

<紅葉>
9月から紅葉情報をお伝えします。今回の状況は厳密にいえば、大雪渓・位ヶ原の上部エリアも、冷泉から摩利支天までの中腹エリアも、ピークを若干過ぎた雰囲気がありますが、色合い的にはほぼピークの状態を維持しているといってよいでしょう。屋根板のダケカンバの黄色はもう少し濃い色合いまで進行すると思いますので、あと、2〜3日程度は色合いの深まりを楽しむことができます。

また、摩利支天より下部の三本滝上部からかもしかゲレンデ付近も色づきがはっきりしてきましたので、来週は摩利支天付近から三本滝ゲート付近が見頃になるかと思われます。なお、大雪渓・位ヶ原の上部エリアの賞味期限はあと数日から長くても1週間です。次週末まで上部エリアの見頃が続くかどうか微妙なところですので、ぜひとも、お早目にお越しください。

今日のシャトルバスは、始発便5台、7時便4台、8時便5台、9時便5台でした。また、自転車入山台数は午前107台、午後31台、合計138台でした。

なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.21 は、次週末掲載予定です。 (2017/09/30 21:00更新)

 

【9月30日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2017年9月23日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20    紅葉情報は4ページ目から)
 

@ 2017/09/23 08:55
紅葉 − 全山で一番きれいなのは中腹エリア
(県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋前)
A 2017/09/23 10:45
大雪渓・位ヶ原の見頃・ピークはあと3〜7日程度
(宝徳霊神〜大雪渓登山道)

B 2017/09/23 11:20
今年の紅葉は遅れ気味
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓前)

C 2017/09/23 14:05
午後からきれいな青空へ
(大雪渓)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 本日は秋分の日、例年ならそろそろ紅葉の見頃・ピークに差し掛かるところですが、今年はようやく色づきがはっきりとなくなり、紅葉シーズンが到来しました。

<乗鞍高原、観光センター駐車場、シャトルバス>
早朝6時の乗鞍高原は、昨日から降り続く雨がようやく収まってきました。気温は12℃、寒さはありません。日の出の時刻が遅くなり、観光センター周辺は5時30分をすぎないと明るくなりません。6時時点の観光センター前駐車場のマイカーは60台。いつもの週末と同程度の台数で、その大半は山頂登山に向かう登山客の模様で、6時10分のシャトルバス始発便は、3台が運行されました。

そして、この始発便の出発準備が行われる中、乗鞍高原一帯は濃霧に包まれてしまいます。ただ、この霧は山麓だけにかかる低いもので、大雪渓・位ヶ原方面はきれいな青空尾とのことでした。

<大雪渓への沿道の様子>
大雪渓方面に向かう前の、一の瀬の大カエデの色付き状況を確認します。こちらは一部でようやく色づきが確認できる状況で、例年よりもやや遅れています。一の瀬大カエデの見頃は10月中頃から下旬で、昨年は10月23日前後でしたので、もうしばらく様子を見ます。

その後、再び大雪渓に向かう道路に戻ります。今週は乗鞍高原内でもちらほらと色づきを感じるものの、まだ、本格的なはっきりとした色合いのものはありません。そして、標高2000メートルの摩利支天バス停を超えると、周囲は一機に赤と黄色に輝きます。

現在、最も見頃のエリアは摩利支天から冷泉小屋付近までの中腹エリア。上部の大雪渓・位ヶ原よりも先に紅葉が進展するケースは結構あります。乗鞍高原から周囲にかかっている濃霧はなかなか消滅せず、位ヶ原山荘からさらに先まで登るとようやく青空が見られるようになってきました。9位の位ヶ原の気温は12℃で、早朝の乗鞍高原とほぼ同じコンディションです。

<大雪渓>
12時の大雪渓の気温は10℃、山麓から湧き上がる雲が山頂から吹き降ろす風で追いやられ、位ヶ原の少し下あたりでとどまっています。
雪渓下部・雪渓中段・雪渓上部右側は完全に積雪はなくなり、現在滑走できるのは雪渓上部左側のみです。今日はモーグルコースが2本あって、下から見て左側は13コブ×60メートル、右側が20コブ×63メートルです。バーンはまだ夏と変わらない柔らかいコンディション。お越しになった方も、次の連休(10月体育の日)まで、モーグルコースは残るだろうかと少し心配されていました。おそらく、雪渓上部左側の右寄り部分にあるモーグルコースは、過去の状況推移を見る限りは、何とか残るのではないかと思われます。

<紅葉>
9月から紅葉情報をお伝えします。すぐ上のコーナーでもお伝えしているように、全山にわたって色づきが始まりました。例年と比べると1週間程度遅い状況。上部の大雪渓・位ヶ原エリアよりも、中腹にある冷泉小屋〜摩利支天はほぼ見頃に近い状態に発色してます。なお、大雪渓・位ヶ原エリアのウラジロナナカマドの葉の状態は決して良くなく、現在、ピークまであと一息といった状態のものでも葉が荒れている様子がみられ、今後の状況が心配です。

また、地元の方々なども確認しながら紅葉の推移を考えると、大雪渓・位ヶ原エリアの紅葉はあと3〜4日で見頃・ピークが訪れるのではないかとおもいます。なお、ピークが訪れると一気に枯れ落ちてしまう可能性がありますので、できれば次週の半ばに、また、翌週末にはお越しになったほうが良いかと思います。


今日のシャトルバスは、始発便3台、7時便2台、8時便2台、9時便3台でした。また、自転車入山台数は午前70台、午後29台、合計99台でした。

なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.20 は、次週末掲載予定です。 (2017/09/23 20:00更新)

 

【9月23日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2017年9月16日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.19    紅葉情報は4ページ目から)

@ 2017/09/16 09:10
三連休初日 − 天候は午前中だけ持ちこたえてくれた
(県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋22号カーブ)
A 2017/09/16 09:30
親子そろってヒルクライム!
(位ヶ原山荘前)

B 2017/09/16 10:20
今年の紅葉は例年よりも進み方が遅い
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原10号カーブ付近)

C 2017/09/16 13:00
午後からしっかりした雨降りに...
(雪渓上部左側、モーグルコース)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 月曜日に敬老の日を控え、今日は三連休初日。午後からは弱い雨降りとなったものの、台風18号の直接的な影響はほとんどなく、それほどひどい状況ではありませんでした。

<乗鞍高原、観光センター駐車場、シャトルバス>
夜明け前まで星空が広がっていたものの、空が白み始めた頃から上空に雲が掛かり始めます。早朝6時の乗鞍高原は、曇・気温は8℃で、ブルっと来る寒い朝を迎えます。観光センター前駐車場には約70台ほどのマイカーがお越しになっています。もし、天候に問題がなかったら、ほぼ満車に近い状態になっていたはずですが、この三連休は台風18号が通過するとの天気予報が発表されていることから、70台にとどまったと考えられます。

次第に山頂方面は雲に飲み込まれて行くものの、ほぼ無風で雲の動きもほとんどありません。今日よりも明日・明後日のほうが天候がさらに悪いとのことから、本日に前倒ししてくるヒルクライマーも多く、観光センター前駐車場のあちこちで自転車の整備をする様子がみられます。7時を過ぎても気温はまだ8℃と低く、出発したヒルクライマーはウインドブレーカーを着用して行く様子がみられました。

今日のシャトルバスはAダイヤで、ご来光バスも通常通り運行されました。ご来光は雲海が綺麗だった模様ですが、日の出は残念ながら見られなかった模様。今シーズンのご来光バスは敬老の日の9月18日(月)まで運行予定ですが、明日は雨天時用のBダイヤが適用されるため、ご来光バスは運休となり、おそらく、明後日も台風の影響から運休の可能性が高いのではないかと思われ、今日の運行が実質今シーズン最後になるかもしれません。

<大雪渓への沿道の様子>
三連休初日の割には人出が少なく、静かにのんびりと過ごしたい人には最適な状況。少しずつ色付きに変化が見られるようになってきた木々が多く、来る紅葉シーズンが楽しみです。午後から雨降りという予報が出ているため、「午前中が勝負です〜」と、おっしゃるヒルクライマーの方が何人かいらっしゃいました。山頂方面は周期的に雲に覆われる状況でしたが、それでも、午前中は視界に問題はありませんでした。

紅葉情報は後ほどまとめてお伝えしますが、今年は例年よりも進み方が遅れていて、紅葉の回廊となる28号カーブ付近は、ほとんど変化がなく、ここまで遅い年は近年にはなかったはずです。


<大雪渓>
10時の大雪渓の気温は11℃。山頂方面は周期的に雲が流れていて、11時頃になると山麓から湧き上がる雲に全体が覆われて、濃霧に近い状態へと変化します。
雪渓下部・雪渓中段の積雪はなくなり、雪渓上部右側にはごく一部残っている状況で、雪渓上部左側はまだ十分滑走可能で、モーグルラインが三本ありました。三本あるうちの二本は16コブ×60メートル、23コブ×78メートルです。ただし、急傾斜で、これから気温が低下してバーンが硬くなることから上級者専用のバーンです。

そして、雨は11時頃からパラパラと降り始めます。そして、山麓から湧き上がる雲に覆われて、視界不良となってきます。また、バーンは表面はそれほど固くないものの、下地は冷え込んでやや硬い状態です。11時の大雪渓の気温は10℃まで冷え来んで来ます。

13時からはしっかりとした雨降りになってしまい、常連スキーヤーは全員撤退されて行きました。

<紅葉>
9月から紅葉情報をお伝えします。先週と比べると幾分色合いに変化が見られれうようになり、中腹エリアでも色合いの変化が見られるようになってきました。ただ、残念なことに紅葉が進んだウラジロナナカマドは、枯れてしまう傾向が見られます。また、それ以外の大半のウラジロナナカマドはまだ青い状態のものが目立っていて、少なくとも1〜2週間は遅れているといえるでしょう。

お、大雪渓・位ヶ原の紅葉は9月中旬頃から始まり、ピークは9月下旬です。期間は1週間程度しか持ちませんので、当WebSiteにて情報をチェックしてお越しください。


今日のシャトルバスは、ご来光バス2台、始発便1台、7時便1台、8時便2台、9時便2台でした。また、自転車入山台数は午前41台、午後2台、合計43台でした。

なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.19 は、次週末掲載予定です。 (2017/09/16 19:15更新)

 

【9月16日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2017年9月9日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.18  紅葉情報は4ページ目から) 

@ 2017/09/09 10:50
夏休みの想い出に − みんなで自転車旅行
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 6号カーブ)
A 2017/09/09 10:05
おぉ〜!天気良くなってきたぞ!
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上 3号カーブ)

B 2017/09/09 11:05
今年の紅葉はちょっと遅めかも
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)

C 2017/09/09 13:10
気温13℃ − もう秋スキーです
(雪渓上部左側 − モーグルコース)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 夏が終わって秋の始まりを十分感じさせる気候になりました。紅葉シーズンが始まるまでの一時の静けさがあり、ノリクラを静かに落ち着いて楽しむことができる一日でもあります。

<乗鞍高原、観光センター駐車場、シャトルバス>
早朝6時の乗鞍高原は、夜明け前まで薄い雲がかかっていたものの、山頂方面から次第に抜けて行き、青空の朝を迎えます。気温は11℃、半袖ではとても寒くていられません。観光センター前駐車場は6時の段階ですでに90台ものマイカーがお越しになっています。今日はご来光バスが運休だったため、夜明け前から停留所に人影ができていて、始発便を待つ姿がありました。それでも、シャトルバス始発便は3台とほぼ通常に近い乗客数で、その後も、さほど多い状態ではありませんでした。

例年、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が終わると、ヒルクライマーの方々が激減してしまいますが、今日は天気予報が良かったこともあって、駐車場のあちこちで出発の準備をされるヒルクライマーの姿が見られます。その多くはカメラを携えて出発されます。秋の空気感をカメラに収めようとお越しになった方々が多い模様で、中には「すごく景色がいい所と聞いたので来ました」という初めてノリクラにお越しのグループもいて、ヒルクライムは夏の専売特許ではなく、秋もなかなか良いものであることが浸透しつつあるようです。

<大雪渓への沿道の様子>
晴れたり曇ったりを繰り返す状況ですが、次第に晴れている時間帯のほうがなくなってきます。8時の三本滝ゲートの気温は15℃、日差しがあっても、暑さはほとんど感じられなくなってきました。寒くもなく暑くもなく、今が一番過ごしやすい時期かもしれません。今日の青空は少し淡い雰囲気のもので、秋というよりも春先に近いような状態。それでも、しっかりと晴れ渡れば、ノリクラの景色をきれいに映し出してくれます。

上部エリアに近づくと、山麓からどんどん雲が湧き上がり、その空気の流れはひんやりとした感覚があって、火照ったヒルクライマーをクールダウンしてくれます。そのため、位ヶ原山荘より先の森林限界では、全体的に薄い雲がかかった青空といった状態で、それもなかなか風情があるもの。しかし、10時30分を回るころから山麓からの雲の湧き上がりもなくなって、山頂まで何一つ遮るもののない晴天となります。初めてお越しになったヒルクライマーのグループも大雪渓上の3号カーブで足を止めて、眼下には自分たちが登って来た道が一望でき、そして、山頂が真正面に聳え立つ様子に感動しきっています。この風景があるからノリクラに何度も来たくなってしまうわけです。秋のヒルクライムは紅葉シーズンが終わる10月中ごろまでは防寒対策を整えれば十分可能ですので、ぜひとも、お越しください。

<大雪渓>
11時の大雪渓の気温は13℃、先ほど申し上げたように日差しがあっても暑くありません。
雪渓下部・雪渓中段は完全に積雪はなくなり、雪渓上部右側もほとんど積雪が残っていない状態で、現在滑走できるのは雪渓上部左側のみです。今日はモーグルコースが3本あって、そのうちに左側と中央で滑走されている方が多かった模様です。雪解けは進んでいるものの、コース長は先週と変わらず、左が21コブ×89メートル、右が25コブ×88メートルです。バーンの硬さは8月と変わらず、表面は柔らかい状態が続いています。

<紅葉>
9月から紅葉情報をお伝えします。先週と同様、ほとんど進んでなく、例年よりもやや遅れていて、おそらく、ここ数年の中で最も遅い状況です。ただ、先週と比べると、大雪渓付近のウラジロナナカマドの葉の色合いがだいぶ薄くなってきていますので、紅葉への準備は進みつつあるようです。おそらく、次週末あたりから変化が感じられるようになると思います。なお、大雪渓・位ヶ原の紅葉は9月中旬頃から始まり、ピークは9月下旬です。期間は1週間程度しか持ちませんので、当WebSiteにて情報をチェックしてお越しください。


今日のシャトルバスは、始発便3台、7時便2台、8時便3台、9時便3台でした。また、自転車入山台数は午前92台、午後24台、合計116台でした。

なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.18 は、次週末掲載予定です。 (2017/09/09 19:00更新)

 

【9月9日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2017年9月2日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.17

@ 2017/09/02 08:00
爽やかな秋の空
(県道乗鞍岳線 − かもしかゲレンデ)
A 2017/09/02 09:05
気の早い紅葉
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)

B 2017/09/02 10:10
湧き上がる雲がひんやりとした空気を運ぶ
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上3号カーブ付近)

C 2017/09/02 13:45
滑走可能は雪渓上部左側のみ
(雪渓上部左側)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 9月最初の週末。完全に夏が終わって秋の雰囲気に突入してしまいました。何も変わっていないのに、ひんやりとした空気が流れているだけで、見え方が一変してしまうんですから、空気感というのは本当に大切ですね。

<乗鞍高原、観光センター駐車場、シャトルバス>
早朝6時の乗鞍高原は、夜明けと同時に山頂方面の雲が抜け始めて、曇から晴天へと天気が変化を始めます。気温は12℃、薄着では肌寒さを覚える気候です。夏休みが終わったばかりということもあって、観光センター前駐車場は30台ほどしかマイカーがお越しになっていません。雲間から望む山頂方面もしっかりと晴れていて、天候に全く問題ないものの、シャトルバスは雨天用のBダイヤ。2時間に1便の減便運行です。このため、6時10分の始発便の次は8時便となり、Bダイヤとは知らずにお越しになった方は、タクシーに切り替えて山頂方面に向かう様子がみられました。

<大雪渓への沿道の様子>
晴れたかと思うとすぐに雲が流れ込んで、しっかりと晴れている時間帯はさほど長くありません。三本滝ゲートを超えて、摩利支天付近から位ヶ原山荘までは低く垂れこめる雲に覆われた状況。ただ、雲に覆われている時はひんやりとした空気が流れ、晴れるとやや暑さを感じて、秋と夏とが同居しています。それでも、位ヶ原山荘を超えて、位ヶ原の宝徳霊神バス停付近までやってくると、青空がしっかりと広がり、山麓から湧き上がってくる雲の上に出てきます。周囲を見渡すと、ホシガラスが勢いよく飛び回って、ハイマツのマツボックリをもぎ取っては中の実を頬にため込む様子がみられます。来る冬への準備がもう始まっています。

<大雪渓>
10時の大雪渓の気温は15℃、基本的に晴ているものの、山麓から湧き上がる雲の流れに入ると、視界が妨げられる状況で、静かなノリクラが広がり、夏が終わって次の季節へと移っているんだなぁ〜と実感します。道路沿いの雪渓下部は今週に入って完全に消滅、その上の雪渓中段もほぼ消滅。さらにその上の雪渓上部右側は積雪があるものの、岩がかなり出てきてしまい、滑走できる状態ではありません。そのため、滑走できるのは雪渓上部左側のみで、今日はモーグルジュニアのキャンプが使用するラインと、その隣にモーグルラインが2本あって、それ以外にも中央部分や、一番奥の左側にもアルペンボーダーの方々がコース整備されていました。バーンはまだ固くなく、先週までとほとんど同じバーン状態です。

正午の気温は13℃で半袖では確実に寒さを覚える気候になってきました。今日は日差しがなかったため、午後になってもバーンコンディションの変化はほとんどなかった模様ですが、日差しがある時は、午後になって陰ったときに急激にバーンが硬くなってきますので、雪渓上部左側は上級者のみ滑走できる状況です。

<紅葉>
9月から紅葉情報をお伝えします。ただ、今週はほとんど変化はなく、画像でも示した位ヶ原11号カーブのウラジロナナカマドが、例年通りに色づきを見せてくれました。ノリクラの中でも最も早く色づくウラジロナナカマドで、決して今年の紅葉が早いということを示しているものではありません。その他に部分的に色づきが始まっているものが散見されますが、まだ、ほとんど真夏と変わらない状況ですのでご安心ください。
なお、大雪渓・位ヶ原の紅葉は9月中旬頃から始まり、ピークは9月下旬です。期間は1週間程度しか持ちませんので、当WebSiteにて情報をチェックしてお越しください。

<ヒルクライマーの方々へ − 安全な下山走行をお願いいたします>
本日、位ヶ原山荘上の直線区間でヒルクライマーが(おそらく下山走行で)転倒し、救急搬送される事案は発生しております。単独の転倒の模様ですが詳細な状況は不明です。今日もかなりのスピードで下山走行するヒルクライマーがいらっしゃいましたが、単独事故はもとより、バス・タクシーなどの他の車両と接触した場合、大きな事故につながります。また、バス・タクシーを追い越して下山走行するヒルクライマーがいますが、絶対に行わない様お願いいたします。

今日のシャトルバスは、始発便1台、8時便3台、10時便4台でした。また、自転車入山台数は午前113台、午後22台、合計135台でした。
なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.17 は、次週末掲載予定です。 (2017/09/02 19:45更新)

 

【9月2日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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